



こいつぁすげえ。
東名海老名SAで芝大門更科布屋
の蕎麦が食えるなんて。
てか、何頼んでんだよ~。
更科つったら「もり」に決まっ
てんだろよ~。強制はしないが。
しかも、もりなら「二枚もり」が
常識。ざるは駄目よ。海苔で蕎麦
の風味が消されっちまうから。
芝大門の更科布屋は寛政3年
(1791)創業だ。今の東京タワー
の下のほうね。
時は松平定信の寛政の改革の
真っ最中。中学校の時習った
でしょ?
江戸の三大改革は享保、寛政、
天保とあるけど、その真ん中。
田沼意次時代の賄賂政治で経
済は潤って貨幣経済社会が発
達したが、一方で天災の連続
によって国内が飢餓と騒乱状
態になった。
その田沼時代の悪弊を一気に
消滅させて幕藩体制を立て直
そうとしたのが松平定信。
やった事はたぶんどこの高校
入試でも出て来る。
・囲い米(米備蓄による民衆
の打ちこわしの防止)
・寛政異学の禁(朱子学以外
の学問の禁止→学識の階級
的独占と出版統制)
・棄捐令(武士の借金の無効
→武士階級の救済)
・帰農令(都市部江戸へ出て
来た全国農民を出身地の農
村に帰る事の推奨→治安維
持と統制社会確立のため)
・倹約令(武士階級の公的運営
予算の大幅削減、民衆に対し
ての衣食住の倹約強制、朝廷
に対する経費削減命令)
かなり強引で上からの統制令を
強硬に実行した。
特に最後の倹約令などでは目に
余る贅沢禁止措置で江戸市民か
らかなりの反感を買った。
結果、一定程度幕府サイドにと
っては効果をもたらした(借金
チャラなどというひどい策によ
り)が、日本国の社会体制は大
きく揺らいだ。民衆も一切支持
しなかった。
幕閣の派閥争いもあり、松平
定信は1793年に老中を罷免さ
れた。この改革の失敗により、
幕府は倒壊する事に向かう。
結論的には武士の事しか考えて
いない強圧的政策だったからだ。
愚策。
江戸三大改革でやや成功した例
は将軍吉宗が自ら行なった享保
の改革のみだ。幕末の老中水野
殿の天保の改革も失敗している。
吉宗は司法制度の整備や参勤交
代での大名の負担の軽減化(上
げ米の制)、新田開発で経済の
活性化を図り、目安箱設置で
江戸市民の生の声を拾い上げる
事をした。市民の花見も吉宗が
解禁した。
暴れん坊将軍(笑)は結構良政
治を実行した。
司法、経済を立て直す一方、武
芸復権も目指して流鏑馬の復元
実行などもした。馬の育成の研
究やサツマイモ栽培の研究推進
も実行している。
行動する公方様、徳川吉宗。
徳田新之助、なかなかやる(違
てことで、日本蕎麦なら、江戸
蕎麦で決まり、てなこたぁこち
とら合点承知のこんこんちきだ。
これは間違いなく日本一。
ということは、世界一。
「世界一やでぇ」と何かにつけ
言うのは大阪の飴ちゃんくれる
おばちゃんだが。
これ結構大切。
来年2025年から新原付制度が
始まるので、要注意。
無免許運転は、25点加点で
一発取り消し、欠格期間2年。
3年以下の懲役または50万円
以下の罰金の刑事罰となる。
前科もつく。
法改正にはご注意されたし。
ただし、排気量無制限の大型
二輪免許にも法的落とし穴が
既に新設されているので、ご
注意を。
小型二輪免許(旧自動二輪小型)
以上の免許で乗れる現125クラス
二輪。
新原付制度では普通車免許、新
原付免許では現行存在する125
(現原付2種車両)は乗る事ができ
ない。新規枠の規定馬力以下の
新型新設125しか法改正後には
普通四輪と原付免許では乗る事
ができないので注意を要する。
新原付(125)は現行原付1種=
50ccを超えない原付程度の馬力
しか無い車両性能に抑えられて
いる。
車格は現行125と同じ大きさの
車両もあるので、実質的には
新原付の大きな車格の車両は
現行50原付よりも低能力とな
る。大きくて超絶遅い二輪が
登場する事になる。
法改正後も新原付には3車線
以上の交差点での二段階右折
義務と30km/hの速度規制、二
人乗り禁止は適用される。
今の50cc以下の原付1種バイク
が排気量のみ125に変更された
と考えれば分かり易い。
現行の125車両が原付免許、
普通車免許で乗れるようになる
訳ではない。
火事でもラーメン食べ続ける
客が…
「ラーメン二郎」で火事も
「火と煙の中で普通に営業」
アブラに引火か?
これは客も客だが、店側が客
を避難させなあかんやろー。
電流火花が体を走っちゃうぞ。
ジローチェィンジ!で頼むわ。
てな笑いごとでは済まなく
なるだど。こういうのだと。
あ~、これは可愛い色だ。
この空色とレモン色が結構
いい。
イタリアンカラーといったら
レッドとイエローだけど、特
装自動車業界でいうところの
高価色系って退色するんだよ
ね。赤や黄色は。
下地に白を必ず塗らないとい
けないので塗膜は別色よりは
厚くて強いのだけどさ。
特に黄色などはむらになりや
すいので、塗装業界では一番
難しい色とされている。
赤はもう現在存在する塗料で
は耐候性が低く、完全に退色
するのはやがて来る必定。
かみさんが乗っていたベスパ
100なんて、イタリアンレッド
だったのに退色してオレンジ
調が強くなっていたし、色番
によっては赤色は退色でピン
クがかったりもする。
赤色が退色するのは、これは
もう紫外線による影響なので
防げない。赤の顔料は窒素元
素を含有しているので物理的
に光を吸収しやすい。
一切退色色褪せしない赤塗料
を発明したらノーベル賞物だ
と思いますよ。(大げさか)
この私のベスパ LX125ie3Vも、
そのうちどんどん赤みが薄れ
て行く事だろう。
退色を視野に入れてか、ベスパ
の赤色は真紅ではなく、最初
からややオレンジを含む色調
にしてある。退色時の色変化
が真紅より顕著ではないので、
それを狙ったものだと推察する。
ベスパはなぜこのモデルLXie
だけ125ccジャストなの?
他のモデルは124ccなのに。
ベスパはよくわからない。
かつてあった2ストのベスパ
100なんて「100cc」ぴったり
だしさ(笑
ただ、1ccでも違いは出ていて、
このLX125ieは馬力もトルクも
124cc物よりも少しだけ高い。
私個人は全ての2輪にABSなど
は無いほうがよい。人力制御
のほうが私の乗り方と二輪の
科学的解釈においては安心確
実。握りゴケ、踏みゴケ(は
新世代4stベスパには無いが)な
どは私は絶対に二輪でやらない。
後輪踏みすぎて制御不能でマシ
ンごと吹っ飛ぶなどというのは、
それは二輪を運転できない事と
同義だ。
私はやらない。突発的シーンで
あっても。
最近のSS高額モデルはあえて
リアブレーキを利きにくく標
準設定されている(これは
二輪の物理性の原理を的確に
操作で実現させる為のメーカー
側からのセッティング。極めて
重要な意味を持っている)。
そうした装置が無くとも、リア
ブレーキを使う場合にセンシ
ティブに使う方法はあるのよ。
それは、ブレーキペダルでは
なく、ペダルのステーを踏む
のさ。足裏で掴むような感覚
で。さらにそれでの繊細タッチ
の使い方のやり方、技法もある。
これは秘伝だけどさ(笑
本間ちゃんみたいに3億円とは
言わないけれど(笑
【自分で取り付け】日本初!
バイク用ドラレコインカムが
簡単で最強!?高機能すぎる商品
レビュー【配線不要】
この案件の商品、開発の着想
はとても良いが、重大な弱点
がある。
実装しての実走行においては
物理的なかなりの難点がある。
というのは、ライダーの頭部
は走行状況によってかなり前
後上下左右に動くのが正しい
オートバイの乗り方だからだ。
この製品だと、カメラは頭部
固定の固着ガチガチ載り専用
になるだろう。
バイクは通常クルージング時
と加速時、旋回時、ブレーキ
ング時で運転者は頭部の位置
を可変させる。
身体の中で一番の重量部位が
頭部であり、成人で5kg前後
ある。仮に最大で6kgとして
ヘルメットを含むと約7.5kg。
ほんの僅かな位置の変更で
二輪走行のバランスに大きな
影響を及ぼす。
逆にそれを使って走行のバラ
ンスを有利に働かせる操縦を
二輪適正運転においては採る。
しかも、どんな状況でも頭部
が同位置固定というのは適正
走行では絶対にあり得ない。
二輪の運転は加速の際には前
面投影面積を減少させるため
に頭部は前下に沈めるし(高さ
をほんの5センチ沈めるだけで
まるで異なる)、通常巡行走行
でも頭部位置を一番高い所に
持って行く背骨直線伸ばしの
直立姿勢などはあり得ない。
それは不適正姿勢だ。
そのような灯篭や観音石仏の
ような載り方は物理特性がヤ
ジロベエのようになってしま
い、二輪走行に不適正な姿勢
となってしまうからだ。
二輪の走行では運転者は丸く
丸くなるようにするのが適正
乗車フォームなのである。
SHOEIの風洞実験。
通常のクルージング走行でも
この姿勢こそがカウル付きSS
モデルでは正しい姿勢だ。
巡行クルージング時の適正
フォーム。
この女性は実に綺麗な乗車
フォームを採っている。
頭部位置はカウルの空力を
利用して風圧が直撃しない
位置まで下げている。これが
正解。正しいカウル付マシン
の巡行走行の乗り方。
全開走行ではサーキットでは
こうなる。
だが、公道でも加速時には
これに近いフォームになる。
公道でも加速時および高速道
路等での高速度巡行時には前
傾姿勢となるのが正しい。
カウル付前傾モデルの通常走行
時の旋回ではこのような姿勢に
なるのが適正。
ありとあらゆる観点から、そう
したマシンでの乗車姿勢の正解
はこれしかない。
レーシーなポジションのモデル
で灯篭乗りはあり得ない。
ネイキッドであれ物理的要因は
同じなので身体は丸くする。
状況が即変しそうな場所での
停止時の適正フォーム。
上体の作り方、頭部位置と角
度、上半身の肘や肩や手首に
注目。
信号停止でも何が起きるか分
からないので決して気を抜か
ない方がよい。
低速発進直後。
スピードスタートの場合には
上体を低く前傾させるが、一
般道での通常時発進では前に
は伏せない。
顎を引き、ほんの僅かに上体
は丸く前傾させ、Gを頭から
背中方向に抜けさせるような
姿勢を取る。
停止時には上体は起こして、
発進時には走行ポジションに
するためやや前傾し、巡行に
入るとさらに身体を丸く頭部
を沈める。
超低速走行時には上体は起こ
してバランスを取る。これは
ネイキッドでもカウル付でも
同じ。
だが、背骨を直立硬直させて
顎出し腕突っ張りで体重支え
するような姿勢は絶対に取ら
ない。走行が不能になるから
だ。安定のポイントはフット
部でステップを「掴む」よう
にし、カカト内側でマシンを
軽くキュッと締めこむ。ニー
グリップは力を入れずにタン
ク横に沿わせて密着。股間部
がタンク末端に密着する程前
の位置で乗ったらニーグリッ
プはバイクの構造上物理的に
できない。拳半分以上タンク
と股間の間には隙間を作る。
上体直立の唯一の例外として、
教習所等での免許取得の為の
一本橋走行のみは上体を直立
させたほうがバランスが取り
やすい。(私は16才の時のRD
350使用の卒検前で27秒。卒
検時には17秒。解除の時は18
秒。遠くを見ろは嘘。走行する
進路を目視するようにする。
下目で。景色全体は空間把握
で視界に入れるのが正解。進
路を見ないで走れる訳がない。
上体硬直を防ぐ為に口は少し
開き、奥歯は噛みしめない。
呼吸は鼻で吸い口で静かに吐
く。これだけで上体の脱力に
大きく寄与する。剣術と同じ。
遠くを見て顎を出せ、胸を張
れとかの嘘教えに注意。現に
私は30秒近くの時計をマーク
している。ほぼ停止スタンディ
ングに近いが着座でそのタイム
を出している。タイム競技で
はないが、超低速安定性を実
現させるには、物理的な要点
がある。嘘を見抜いてそれを
理解すると容易に超低速直線
走行などは実現できる。物理
的原理は不変なので、16才時
であろうが還暦過ぎであろう
が70才過ぎだろうが操作操縦
に変動は無い。年齢も性別も
身長も関係ない)
「PCX」のレトロ版が公開!
~コレは爆売れ確定!~
これの125バージョンが出た
としたら、原付スクーター
市場はホンダ一色になるよう
に思える。
単純にカッコいい。
シート形状などはベスパ丸
パクりだけど(笑
そもそもここ40年程の日本の
スクーターがベスパを模した
ところから発しているから、
デザインがベスパに似ている
のは仕方ないのだろうが。
当然、そのうちこのデザイン
で125市場にもホンダは新型
モデルをぶち込んで来そうな
気がする。
大型バイクの販売台数は現在
はカワサキが一人勝ちだが、
2種原付戦線はホンダが圧倒
的。
このレトロタイプのスクーター
をホンダが125市場に投入した
ならば、もはやホンダの位置は
絶対不動かと思われる。
なぜならば、ありそうで今は
ほぼ無いのが125クラスのレト
ロシルエットのスクーターだ
からだ。
このホンダstyloが125で出たら、
PCXに続いてこれまた爆発人気
必至だろう。
とか思ってたら、やはり出して
来た。おそるべし、ホンダ。
実に綺麗な乗り方。
適切、適正、的確、正確。
オートバイは特殊な乗り物だ。
それは自転車と同じく、常に
人間がバランスを取らないと
倒れてしまう乗り物だから。
自転車と同じく、推進力を得
たならば、ジャイロ効果で直
立維持しようとする力が働く。
だが、走行中の旋回はハンドル
を切るのではなく、車体を傾
ける事により前輪支持部がタ
イヤの構造により自分で内向
する。
それにより二輪車は旋回を
する物理特性がある。
ハンドルを切るのは極超低速
の場面だけだ。
二輪は自転車もオートバイも
車体を傾ける事により旋回を
始める。
旋回行動は、直立直進状態を
崩して、いわば「転ぶ」のと
同じ動作をさせる事になる。
この車体を傾ける事をバンク
と呼ぶが、二輪に不慣れだっ
たり、二輪車の走行自体が怖
い人にとっては、このバンク
自体が相当な恐怖となるよう
だ。
だが、オートバイは車体を
微弱だろうと傾けないと信号
だろうと曲がり角だろうと
緩いカーブだろうと曲がれな
い。
駐輪場から出る時やUターン
では積極的にハンドルを切る
が、通常走行状態での旋回に
おいては一切ハンドルは切っ
てはいけない。セルフステア
と呼ばれるステムの旋回性を
出すために車体を傾けて曲が
って行くのがオートバイだ。
動作挙動は基本的にオートバ
イは自転車と同じだ。
走行中にハンドルを左に切っ
たら車体は右に急激に傾く。
オートバイでの競技等の走行
ではその挙動特性を使って
瞬時にマシンを倒す技法もあ
るし、後輪が滑り出したら逆
にハンドルに当て舵を与えて
バランスを取る場合もある
(逆ハン)。
すべて二輪の走行はバランス
をどう取るかにかかっており、
その事はとりもなおさず、運
転者がどういう動作をするか
によって決定づけられる。
二輪は四輪以上に、否、遥か
に四輪よりも運転者のわずか
な動作が走行状態に影響を及
ぼす特性を持つ乗り物なので
ある。
ゆえに、運転者の技量如何で
どのような動きもするので、
運転者の技術と裁量が極めて
重要な乗り物となっている。
適切、適正、的確、正確な操
作操縦で、皆様も安全運転を。
なお、「危険」は予知するも
のです。気配り目配りをして
運転して。
特に二輪車ではその「心の位
置」が大切。
音楽をヘルメットの中で聴き
ながらとか、延々としゃべり
ながらとかの「ながら運転」
をやっている人が現代は異様
に多すぎるが、極めて危険で
す。
安全運転を唱える動画配信者
たちのほぼすべてが延々とし
ゃべりながらの動画撮影をし
ている。
本末転倒の危険運転以外の何
ものでもありません。
やめてください。ながら運転。
動画でお金を稼ぎたいのでしょ
うが、とても危ない事を拡散
させている。
動画配信は編集にてテロップ
で製作するのがよいのでは。
危ない事を広めているのは
とてもよろしくない事です。
そして、そうしたくっちゃべり
動画を配信している人で、二輪
の乗り方が巧い人は皆無。
それは最初から安全運転など
には口先と違って本質的には
肉薄していないからです。
大人気ユーチューバーほど、
とんでもない乗り方をして
います。これ現実。
危ない。
ヤマハのオールド2スト原付
マシン。
めちゃくちゃカッコいい。
90や125なのに2気筒。
基本的なスタイルはカフェ
レーサーだ。
そして、これらの1960年代の
車の後にヤマハ2stのフラッグ
シップRDシリーズが登場する。
RD125
RD125の1977年モデル
ハンドルはノーマルでもかな
り低い。ロードレーサーを意
識していた。
ちなみに、私が高1の時に通っ
た教習所の教習車はヤマハの
RD350だった。
まったくこの色、この年式のモ
デル。
まずガソリンコックをONにし、
跨ってキックのみで始動する。
教習生も当然それをやる。
私の前の学年の10月以降から
自動二輪の中に限定付と限定
無が設定され、400ccを越える
二輪は教習所では免許が取れ
なくなった。
限定解除試験は警察での一発
試験のみ。不合格にさせる事
を前提としていたので、受験
回数が数回どころか10回以上
は当たり前だった。私が知っ
ている広島県の同じ齢の人で、
50回近く受験した人がいる。
広島県に異様に限定解除者が
少なかったのは、広島県警の
「限定解除自動二輪免許は取
らせない」という方針があっ
たからだろう。状況証拠とし
て。
東京・神奈川・埼玉でも受験
者の返事が悪いと不合格、白い
ジェットヘルメットでないと
不合格、黒手袋に黒いブーツ
でないと不合格、目つきが悪
いと不合格、後方確認の角度
が試験官が気に入らないと不
合格、試験官の心象が悪いと
即不合格、起立直立の姿勢が
悪いと不合格、e.t.c・・・。
これは嘘偽りなく、本当にそう
いうのが限定解除試験だった。
受験者たちの間では「白ジェ
ットに黒ブーツと手袋。これ
は限定解除法第1条に記載され
ている」とまで揶揄された程
だった。
先日、まだ20代の若い世代の
二輪乗りに限定解除制度時代
の話をしていたら、「そんな
に厳しいのなら、教習所で
大型取ったほうが早いのでは」
と言った。
教習所では免許が取れない珍
制度を日本国家が導入した事
を知らなかったのだ。
そして、不合格基準の歴史的
実態を説明すると信じられな
いという顔をしていた。
だがしかし。
ある面では、今のお手軽簡単
(審査基準も1975年以降1995
年までより水準をかなり下げた
大甘。技術力が高くなくとも
現在は大型二輪が取得できる)
な大型二輪免許は、限定解除
制度があった時代よりも厳し
い。
それは、免許取得初年度のう
ち、3点の交通違反を犯したら、
即卒業した教習所にて講習を
受けて卒検試験官が再度認定
しないとならなくなったから
だ。
また、教習所でなく一発試験
で大型免許を取得した者は警
察センターにての実技講習し
か道は無い。
これは従前の限定解除より困
難で、完全に落とす為に機能
させている。実勢運用として
はそうしている。合格させな
い。制度があるため受講を
するしないは国民の自由だが、
実際には運用としては合格さ
せない。銃所持許可と同類の
扱い。警察の胸先三寸で決定、
権力を行使する。
結果、すべての免許が取り消
しとなる。
現行制度はそうなっている。
教習所で免許を簡単に取得で
きるようにし、また一発試験
でも合格させる。
だが、一発試験合格者が3点
違反したら免許を取り消す方
向で機能させる制度に変更に
なった。アメとムチ。
これはかなり厳しい。
限定解除時代は、仮に暴走族
の集会に参加して検挙された
としても、「停止命令違反」
と「信号無視」だけで4点。免
停にさえならなかった。
また、自動二輪は自動二輪な
ので、限定付免許(中型)で大型
二輪を運転しても「条件違反」
だけの違反だった。
今は免許そのものが「小型二
輪」「普通二輪」「大型二輪」
に分けられていて、適合免許
の車以外の大きな排気量車を
運転したら「無免許運転」と
なる。3年以下の懲役または
50万円以下の罰金の刑事罰に
処され、免許は25点で一発
取り消し、欠格期間2年。
刑事犯なので前科もつく。
総合的に見るに、従前の限定
解除制度が存在した時代より
も現代のほうが締め付けがき
つく厳しい時代となっている。
だが、教習所での公認課程は
異様な程に簡単にしてしまっ
ており、「倒れても自分で二
輪を起こせない」「一本橋を
まともに低速走行できない」
「スラロームもきちんとでき
ない」「後輪ブレーキしか使
わない」「背骨伸ばし上半身
ガチガチ硬直載りしかできな
い」という「二輪にまともに
乗れない国民」を大量産出し
ている。
事故など無くなる訳がない。
また、二輪車普及安全協会な
る警察の外郭組織が危険な大
嘘乗りを指導広報拡散させて
いる。
それは「胸を張って威厳を」
とか「威風堂々と腹を出せ」
とかいうとんでもない乗車
姿勢を戦前教育のように精神
論で注入しようとしている大
きな過ちを犯している。
スポーツなどでも適切な姿勢
がある。テニスでの構え、バ
スケットでのドリブルの時の
姿勢、相撲で見合った時の
姿勢等々。
二輪車普及安全協会の指導は
完全に実技的に誤りを拡散さ
せているし、何よりも精神論
で物理的道理を無視して二輪
運転者を縛り付け洗脳させよ
うとしている旧軍時代の旧態
然とした思潮で活動しており、
極めて社会的に問題がある。
帝国大学卒業者は国家の為に
挺身せよ、という思想と全く
同類だ。
そして、学徒だろうと出陣さ
せて国民の殺生与奪権を国家
が握る。
二輪の事故は無くならないど
ころか増加するだろう。
そうした人の命を軽んじる精
神教育指導を警察とその外郭
団体がしようとしているから
であり、実際にそれを実行し
ているからだ。
実技面において不合理で危険
な方法を拡散させて何が安全
普及か。
国民の命をないがしろにして
いる。
だが、権力というものはした
たかなもので、白バイ隊員た
ちのみは、実利的に実効性の
高い技法を用いている。
それの代表格は、フロントブ
レーキレバーの指2本がけで
あり、競技大会でのハング
フォームの使用だ。
競技大会での加速旋回では
白バイ隊員は内側の膝を開か
ないだけで、完全にハングフ
ォームで誰もが走っている。
リーンウイズなどはしていな
い。
これは物理特性に準じた走行
を実行するのでそうなる。
そこには虚構の精神論などは
導入しない。全開加速では
胸を張って腹を出して背骨を
伸ばしている隊員などは全国
一人もいない。
そうした、本当本物の技術は
警察のみが独占しようとして
いる。
そして、外郭団体である二輪
車普及安全協会などでは危険
な大嘘載りを広報し、国民を
して二輪車の運転を不可能な
らしめんとしている。
また、警察と密接な関係にあ
る教習所においても、本当の
本物の二輪操縦運転技法を教
える教習所は極めて少ない。
ほぼ安全協会と警察の手先と
して機能している。
教習所によっては、「どんな
状況でもリーンウイズで乗れ」
などという危険極まりない事
を指導する教官がいる教習所
もある(実在)。
二輪についての知見が低いど
ころの話ではない。
無責任なものだ。
そうやって、「本当には乗れ
ない人」を多く世に送ろうと
している。
現実問題として、現代日本人
で二輪を運行させている人た
ちでは、世代が若ければ若い
程二輪にまともに乗れない。
乗り方を知らないし、物理的
に厳然と存在する二輪の挙動
特性に対しての知見が著しく
低劣だからだ。
これまた、事故は減りはしない。