1980年代。
撮影の為とはいえ、アイドル
たちの女の子は多くがごく普
通にバイクに乗った。
今でこそ取ってつけたような
「バイク女子」なる造語があ
るが、1980年代は女性がバイ
クに乗ろうとも特別視も特別
扱いもしなかった。
ごく普通に多くの女性たちが
バイクに乗っていた時代だか
らだ。
「最近女性ライダーが増えた
なぁ」とかいう言をよく聞く
が、それは歴史の事実につい
て無知すぎる。
1980年代は実に多くの女性た
ちもオートバイやスクーター
に乗ったのだ。
第一、ミニバイク市場のメイン
ターゲットは主婦、学生たち
の女性層だった。
そして、50cc以上の二輪にも
女性たちの多くが乗っていた
のが1980年代だ。
爆発的バイクブーム時代のバイ
ク乗り総人口比率からみたら女
性ライダーは少数派ではあった
が、現代よりも圧倒的大多数の
女性たちが二輪に乗っていた。
その現実を知らない人たちが
現代において女性ライダーを
特別視するのだろう。
ある時には持ち上げたり、ある
いは執拗に性的対象として観た
り(白基地中古車屋のように)。
結局、掘り下げると、女性差別
の視点で女性ライダーを観よう
としているのが現代の腐れ風潮
だ。
女性の二輪乗りが全く特別扱い
も特別視もされなかった1980
年代は、二輪乗りたちは極めて
健全な精神を有していた。
性別などの垣根は無く「同族
じゃ(on 戦国自衛隊)」として
見ていたのである。
現代のように女性のライダー
と見たら執拗に付け回したり、
全員性的欲求処理対象として
観たり(白基地)という低俗
で下劣な視点を持つ二輪乗り
の男はいなかった。
当然、80年代アイドルたちも
バイクに乗り、プライベート
でもバイク好きで、アメリカ
横断したり(おニャン子国生)、
普段乗りでバイクを使ったり
(小泉今日子)、企画物のレ
ースまでやる人(工藤静香)
もいた。
そして、乗らないアイドルも
バイクと共に撮影したりとか
はごく普通の日常風景だった。
今の腐れ外道のような二輪乗
りの男たちが発生したのは、
それは男たち自身の精神が
健全ではなく屈折した病的
精神性を有しているからだ。
聖子ちゃんも自分で運転して
バイクに乗って撮影に臨んで
いたりした。
とても楽しそうな笑顔で。
松田聖子という蒲池法子さんが
演じる一つの商品があった。
この商品は1979年に登場し、
国民の中で爆発的な人気を得た。
ファンたちは「作り物の虚構」
であると知っていながら松田
聖子に心惹かれた。
それは、商品製作仕掛け人たち
の優れた楽曲やプロモートもあ
るが、何よりも蒲池法子さんの
表現力と演出力に負うところが
多大だったといえるだろう。
まだ、蒲池法子さんの顔の面影
を残していた頃の松田聖子は
私もとてもかわいいと思える。
作ったキャラクターであろうと
も。
一度だけ松田聖子を直に近くで
観た事がある。
意外だった。
スラリとしているのは細身の彼
女ゆえ納得はできたが、結構当
時としては長身だったのだ。
ヒールを履いていたので差し引
いても160センチ程ある。
テレビで見ている限り、150台
半ばか前半くらいかなと思って
いたが、現実の聖子ちゃんは違
った。
松田聖子は蒲池法子さんの信念
と努力と才能で花開いた。
デビュー初期に演歌を歌う(歌わ
された)松田聖子。聖子ちゃんの
歌の上手さだけでなく、身長も
よく判る動画。
松田聖子 演歌 みちづれ
原田伸郎が身長173だ。