ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




ハモンドオルガンといーます。遥か昔、パイプオルガンの代用品として開発され、教会でゴスペルの伴奏楽器としても大活躍した古~い楽器なんです。これも欲しいんだけどなぁ、程度いいのは、200万以上するんですよ~(T_T)/~、くっ・・。

 

追記------えい、写真拡大っ!

やっぱり大きくしたくなってしまった。うーん、よいねー。

昨夜は、レコーディング後も色々話に花が咲いたり、ピアノを触らせてもらってたり(ここにも素晴らしいスタインウェイがあったのです。またしても出番は無かったのですが。うぅ。)で、結局帰ってきたのは午前3時近かったかな。

ハモンドの音は、皆さん、そこら中で聴いていると思いますよ。ポップスでも欠かせない音ですから。あ、ちなみに「エレクトーン」ってのはヤマハのいち商品名なんですよ。シェアが大きくて、教室もず抜けて沢山あるので、すっかり有名になって、一般的には電子オルガンの代名詞みたいになってますが、同じように見えても、カワイ楽器なら「ドリマトーン」、テクニクスでは「テクニトーン」、とかね、それぞれ会社によって名前が違うんですよ。全て二段鍵盤式の「電子オルガン」の商品名、とだけ覚えておいてくださいね

ハモンドオルガンはその元祖、といっていいんですが(そのさらなる元祖は、そう、ストップ(エアー)式のパイプオルガンです。)、電「気」オルガンなんです。発音方式が「電子」式じゃなくて、「電気」式、ということなんですが、その違いはといーますと、えー、鍵盤それぞれに、一つづつ割り振られたトーンホイールという名前の歯車がグルグル廻ってまして、その回転に応じてピッチが調節されていて、そして、その回転で得られた発振音を拾うっていう、つまり現代主流のPCM方式ではなく、というか一枚のICチップすら使っていない、変わりに沢山の真空管がずらっと並んだ、見た目も古式ゆかしき、実にアナログな発音方式のマシンで・・・、はいー、みなさんのおでこに「?」マークが沢山出てそうですので、もうここらで止めときますが(笑)、つまり、えー、まぁ現代の電気オルガンに比べて、より暖かい、独特の音がする、ということで、今でもレコーディングに、ライブにひっぱりだこで、大活躍してる、というわけです。今では電「子」式のハモンドオルガンも作られていますが、昨夜使った写真のものは古い「B-3」というモデルで、電気式のものです。ちなみにこの一台は、元々はカナダの教会で使われていたものだとのことでした。

さて!今日は今からへきるちゃんの最終リハ。気合入れて、行ってきます!へきるちゃんのライブでも、ピアノ、シンセに並んで、オルガンも大活躍ですよ。こちらでは電「子」式(でも、しっかりトーンホイールの音がシュミレートされてます。)、そして一段鍵盤タイプですが、とってもよく鳴ってくれる、大好きな、相棒です

では。



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