先日一眼を買ったときに、「プリントお試しサービス券」というのを頂いておりました。
券には「是非一度、プロの手によるプリントを実感してみて下さい」とありまして、使用期限も迫ってきたこともあり、『無料!』という言葉に弱い僕は「せっかくだから」と、このところブログで使った写真を中心に、何枚かお願いしてみることにしました。
これまで、必要に迫られて何度か自分でプリンターを使ってプリントしたことはあったんですが、お店に出したことは無かったんです。さて、どんなもんだか。
今日、出来上がりを受け取りに行ってきました。
ははぁ・・・なるほど。
よくCM等で、「キレイに撮れたら、プリントましょう。」なんて言葉を見聞きしますが、僕はこれまで「デジカメなんだから、まぁ見たい時にはパソコンを開けば」なんて思っていたふしがありました。しかし今日から、認識を新たにすることにしました。
「写真って、こうしてプリントして初めて、本物の写真になるんだな」、と。
子供の頃をフィルムカメラで過ごしたせいかもしれません。ちょっと忘れかけていた気持ちを思い出したような気がしています。美しくプリントされたそれらは、それまでのパソコンの中の写真とは違って、まるで新たに命が吹き込まれたように鮮やかなものでした。
そういえば、家族が集まった際などに、誰かが昔のアルバムや写真箱を持ち出してきて、「どれどれ見せて」、「あ、この時はねー」なんて言いながら皆で写真を手に手に取りながら、ひと時、遠い昔の思い出を呼び起こしては、それにどっぷりと浸るのも悪くないもんだと思いますしね。
しかし、生まれた時から当然の様にデジカメやホ-ムビデオがある今の子供達は、大人になって実際にはどう思うのでしょうかね。果たしてお金を出してまで、わざわざプリントすることに、何がしか意義を見出すのでしょうか。家族皆でパソコンの画面に向かえば同じこと、なのかもしれませんし。
しかしたとえ古い人間だと言われても、切り取った瞬間を、こうしてカタチあるものとして手にするというのが、こんなにも感慨深いものだとは。まぁ、写真の腕はともかく、こうしてまた楽しみを再発見できて、なんだか今日は、嬉しかったです。とても新鮮な気持ちでこの写真たちをしげしげと眺めてしまいましたよ。
考えてみたら、こうすれば飾ったり、誰かにプレゼントしたりもできますからね、楽しみ方も増えるんですよね。
とゆーわけで、今日はこの写真をですね、今ブログをご覧の皆様にドーンとプレゼント!することにしちゃいます。
「貰ってやってもいいよ」という方はですね、ハガキにクイズの答えと住所、氏名、年齢、ご職業、ご自分の似顔絵を書いて、下記の宛先まで。ふるってご応募下さい。
宛先:『神奈川県東部 川村ケン「2007年ブログ写真プレゼント」係』まで。(先着15名様となります。どの写真が当たるかはお手元に届いてのお楽しみです。消印は4月5日分まで有効です。)
では!
おい・・・届くんかい、それで。
・・・そもそも、クイズって、なんやねん。
はい、お怒りはごもっとも。あはは、冗談。ほんの冗談ですよ。
まぁ、まぁ。いいじゃないですか。
だって今日はホラ、エイプリル・・・
・・・あ。
ではー(逃)。