昨夜は、なんだかモノクロの映画が観たくなって、故・黒澤明監督の「羅生門」を鑑賞しました。芥川龍之介の「藪の中」と「羅生門」を元にした、日本映画の傑作中の傑作と言われている一本です。
1950年(なんと、昭和25年)に公開された作品ですが、映像、音楽、演技共に、もはや昨今の作品ではまずお目にかかれない、息を飲むような凄みと不気味さ、そして溜め息の出るような美しさが混在した映画でした。それにしても故・三船敏郎さんのカッコよさには・・・男の僕でもドキッとするくらいでしたよ。人間の業を描いた重たいテーマと共に、観終わった後はまさに、「映画を鑑賞いたしましたー」って感じでした。いや、素晴らしかったです。
・・・ガラッ(笑)。
はい、今日は昨日の雷が嘘のように、良ーく晴れましたね。またしても、なんだか早くに目が覚めてしまいましたので、午前中にちょっとカメラを持って散歩に出ることにしました。えぇ、せっかくなので(笑)。
「晴れたぜぇ。」「おぉ、晴れたなー。」
ペンギン達もゴキゲンでした。
「ねぇねぇ、オレ最近さ、夏に向けて泳ぎの練習してるんだよね。元々俺達ペンギンはさ、水中は大得意なんだよね。歩くのと違って、猛烈に速いんだよ。ね、ちょっと凄~いとこ見せるからさ、しっかり見ててよ。」
「はいはい、どうぞ。」
「ドオリャァ~ァ!バシャバシャバシャ~!」
「あのー、それはひょっとして、・・・バタアシでは?水の中泳ぐんじゃないの?まぁ、それはそれで楽しそうだからいいけど。」
「・・・プカー。クター。」
「あらー、あっという間に力尽きてるじゃんかー。大丈夫かー?」
まぁ、まだまだ夏までには時間があるので、ゆっくり練習して下さいな(笑)。
見てたら、なんだか僕も泳ぎたくなりましたよ。・・・一緒に。
ではー。