今年は色々な事情で、早起きをすることが本当に多くなりました。
もーね、だいぶ慣れてきておりますし、これはこれで、とってもいいことだと思ってるんですよ。しかし夜寝る時間があまり変わってないのが、アレですが(笑)。そして僕ね、寝起きそのものはそんなに悪くない方だと思うんですよ。起きてすぐ動けるタイプ。何なら起床1分後に、ステーキでも食べられる自信もあります。そんな事したことはありませんけどね、・・・まだ(笑)。
所用二日目の朝も、サックリと7時には起きて、旅の朝の定番でありますヨーグルトでの食事(ってか、「おめざ」ですね、量的に(笑))、シャワーを済ませ、30分後にはバス停に立って、ガンンガンに踊っておりました。・・・ウソですって、踊ってませんって(笑)。
今日は、時間軸に沿って行ってみましょうか。
善光寺さん行きのバスを待っておりました。ふと後ろを見ると「川中島古戦場」行きのバスがあります。「あぁ、地方に来てるんだなぁ」と思えて嬉しくなります。そして、「時間があればなぁ」とも。またいつかね。
駅からバスで5~7分程度でしょうか。時間さえあれば歩きたかったのですけどね。参道では、沢山のお地蔵様、仏様がにこにこと迎えてくださいます。本当に良いお天気でした。写真もね、気をつけないと、すぐにオーバー気味(白っぽく飛んでしまうこと)になってしまいます(←不精して、レンズを一本しかもっていかなかったせいなんですけどね(笑))。
長い参道の木々には、おみくじが沢山結ばれていました。でもこの、キレイな和紙のものは・・・。赤い糸が結ばれてますね。ちょっと素敵なものかもしれませんね。
さてさて、やってまいりました、善光寺さん。ざっくり言ってしまいますが、本田善光さんによって、1400年もの昔に建てられたお寺です(←詳しい歴史は、ご興味があれば各自どうぞー)。もちろん仏教寺院ですが、特定の宗派がないのが特徴的だと思います。宗派に縛られずに、長く、広く親しまれているお寺さんなので、皆、今でも親しみを込めて「善光寺さん」と、「さん」を付けて呼ぶのだそうです。
おばあちゃんも荷物いっぱいで、善光寺さん参り。ってかね、これ見てて思いましたが、お一人だったんだし、一枚写真撮ってあげたらよかった。気が利かなくてすみません。
六地蔵さんね。写真だとちょっとわからないけど、とっても大きくて壮観でした。
お参りの前には、お水で清めてね。鳩も来てました。彼は飲みにきたんだと思いますが(笑)。善光寺さんの入り口にはね、「境内の草木や動物などを可愛がって下さい」っていう立て看板があるんですよ。素敵です。
ちょっといかにも観光っぽい写真で僕としてはちょっとアレなんですが(笑)。
中には「撫仏」といわれる、皆に撫でられてつるつるになってしまっている「びんずる尊者」さんとか閻魔大王がいてね、あと本堂床下の真っ暗闇の中を歩いて、極楽の錠前に触れる、「お戒壇巡り」というものが体験できます(少々のお金は必要ですが)。体験、って言うと、なんかアトラクションみたいですが、でも、昔の人にとってはそういうものだったかもしれませんね。それが信仰心と結びついていた、という点は違うにしても。お祭りなんかも、そうですものね。勿論、僕も体験してきました。ほんと、真っ暗。「真の暗闇」って、なかなか体験できないから貴重ですよ。
これは、本堂のすぐわきにあるのですが、何だかお分かりになりますでしょうか?・・・実はこれ、お百度を踏むときの、数を数えるためのもの、言わばカウンターだそうです。石を積んていくのは映画などで見て知ってましたが、こうして、専用のものがあるとは知りませんでした。石には、「御百度詣敷取」と書いてありました。しかし、玉の数は、80個。・・・何か、正式なやり方がありそうですね。
それにしても、この石は一つ。でも、お百度を踏む人がいつも一人とは限らないと思うのですが、・・・例えば、昔の合戦の前、今ならさしずめ受験シーズン、・・・朝は込み合って困る、なんてことがあるのでしょうか。そういった場合は、やっぱり、待つんでしょうか。・・・なんてことを、石の前でふと、考えてしまいました。
これも本堂のすぐ脇にありました、お守りの自動販売機。・・・初めて見た、ような。でも、そうだよな、いつでも売ってくれるわけじゃないのかもしれないし。例え売店が開いてても、混んでて、急いでるときなんかには、「し、仕方ない。自動販売機で買っちゃおう」なんて事があるのかも。あ、もしや・・・「自動販売機限定発売!特製お守り!」とかがあったりして、意外と人気とか。ちゃんと見てくれば良かった・・・どうかな、ないかな。
僕は最近、こういうお願いごとを見ると、涙が出るようになりました。トシを取ったということでしょうか(笑)。
「はなが いっぱいに さきますように」「家族が元気でいられますように」と、願う子どもの、・・・ゆうくんとわかちゃん、かな・・・、きみたちの笑顔を、僕は心から願います。
「さて、お参りしましたし、おじいさん、帰りましょうか。」
「ああ、そうだな、ばあさん。」
「・・・いやしかし」
「えぇ、しかし、ですねぇ」
「・・・とんでもなく、暑そうだな(笑)」
「ですねぇ(笑)」
なんて言ってたかどうかはわかりませんが、僕もほんの2~3時間ほどで、確実に日焼けしましたよ(笑)。
さあて、歩いた後はご飯ね。信州味噌を塗った、名物の焼きおにぎり。
「召し上がっていかれます?それとも、食べながら歩かれます?」って訊かれたので「あ、食べ歩き、いいんですか。じゃ、是非そっちで。」って。
一人、焼きおにぎりをもぐもぐ食べながら、参道を歩く40歳手前のおじ、・・・おにいさん。
・・・な、なんだよう(・3・)、いいじゃないかよう(笑)。
えー、その直後にお蕎麦屋さんにイラッシャイマセー。
だって、打ってるんですもの。
その前を素通りなんて、出来ますか?食べないわけにはいかないでしょう?
・・・な、なんだよう(・3・)、いいじゃないかよう(笑)。
もうね、さすが本場。すっごく馬ーでしたよー。お茶はそば茶。最後のそば湯も美味しかったー。あの新潟のへぎそばとはね、また全然違うんですよ。んー、どちらかといいますと、あっちが特殊(水分がとっても多い)なんだと思いますけれども。どっちも、たまりませんです(笑)。
ちなみにこれはざるそばね。あと、さらしなそば、ってのもポピュラーだそうです。こちらは、ちょっと高いお粉を使っているのだそう。でも、そば粉の割合はどちらも二対八の、いわゆる「二八そば」なんだそうですよ。
で、これはちょっと時間軸が戻りますが、所用初日の夜に頂いた「おしぼりうどん」です。この石焼ビビンバの器みたいのに、グッツグツの状態で出てくる堅め、太めのうどんを、ピリッと辛めの大根おろし汁(←これを「おしぼり」と言うのだそうです)に信州味噌をお好みで混ぜたお汁に絡めて頂くわけですが・・・、これ、本当にびっくりするくらい美味しかったー。お味は、あの搗き立てのお餅を食べる「カラミ餅」を想像してもらえばだいぶ近いかもです。でも、やはりこの場合のキモは、味噌なんですよね。
というわけで、信州味噌をお買い上げしてきちゃいました。だって、楽屋で頂いたお味噌汁とかも抜群なんですもん。麹の香りがたまらなーい。冷たく冷やしたキュウリに付けるだけで、もうめちゃくちゃ美味しそう。あとは、野沢菜とゆず七味をお買い上げしてまいりました。
さ、これはもう・・・色々とアイデア次第で(笑)。
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本日深夜0:10から、NHK総合で「ヒロシマナガサキ」の放送があります。お時間のある方は是非(先日の僕のブログ)。
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ではー。