ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




一昨日、吉祥寺のライブハウスGBに出演したのですが、待ち時間に、ちょっとご飯を食べたお店がありました。

ここは、6月9日に、ORIENTAL BOUNDSで出演した時に教えてもらったお店で、

GBからも近く、お安い上に雰囲気も良いので、出演者がよく使っている店なのだそうです。

 

一昨日も、ここで、プライドポテトとパスタとピザとステーキとタコライスを食べて(よ、4人でね(笑))、

お店を出まして、ふと横をみましたら。

 

「SILVER ELEPHANT(シルバーエレファント)」

 

……え、え、えーっ!?

でした。

 

僕が大学時代に、多いときでは毎月一回とか、出演していたプログレ専門のライブハウスだったのです。ステージの上が、全面、客席に向かって斜めに鏡張りになっててね、ミュージシャンの頭の上からの絵(キーボーディストが鍵盤を弾いているの手元や、ドラマーの叩いてる姿)が全部見えるんですよ。ここからして、プログレならではの発想です(笑)。

当時は、表通りから少し入った、薄暗い裏路地にあるマニアックなライブハウス、という感じでしたが、やけにおサレなお店に囲まれてるし(隣のレストランなんて、古い事務所かアパートだったような……笑)。

外装も違うし(ネオン管なんてなかったし、こんなに小奇麗じゃなかったですよー。手軽に写真に残せるデジカメが無い時代だったのが残念!記録がまったくないです。)、

6月の時には、全然わかりませんした。

古い友達(しかも親友だったやつ)と、20年ぶりにすれ違ったら、まるで気づかなかった、ような感じですよ(笑)。

 

いやー懐かしいですー

持ちづらくて、重さ70キロもあるレスリースピーカーを、何度ここの、狭く途中で90度曲がる階段を上げ下げしたことか。

初めて運び入れた時は、いきなり壊れて、ウンともスンともいわなくて(笑)、使い物にならなかった。

ただただ、強烈にに重たい思いをしただけだったという(笑)。メンバーにも迷惑をかけました(笑)。

 

出演してた時期に中頃に、ようやく手に入れたMinimoog。

これを、この「シルエレ」で弾けるのが嬉しくてねえ……。

ようやく「はい、本物のプログレ鍵盤を持ってきましたよー」的なね(実際、「プログレでこそ活躍する鍵盤」と本気で思ってたのです(笑))。

嬉しかったなあ

 

で、昨日、新潟で。

「ケン坊、録画しといたの、見る?先生の。」

とギターのJAKEさんが。

JAKEさんは、この番組を、毎週必ず録画して見ているのだそうです。

ブルーレイディスク・レコーダーが壊れたままの僕としては、とってもありがたいー。

早速、リハの合間に見せて頂く。

 

 

冨田勲先生!(ちなみに「富田」ではなく「冨田」先生です。トミの漢字の、上に棒が無いのね。「冨田先生の頭にはテルミンは立ってないよ」、と覚えましょう

 

いやー、最高に面白かったです。

ってか、冨田先生、テレビでもなんでも、まったくお変わりなく。

音楽が大好きで、シンセが大好きで、音に対するこだわりが、まるでそのまんまで。

本当に、最高でした。PSPに向かって拍手しましたよ(片手で持ってたので、心の中でね)。

 

若き日の先生@先生のご自宅のスタジオ。

この要塞のようなモーグの壁(これ全部楽器ですからね!)には、今でも、しびれます。

この写真で、ご飯、5杯、食べられます。

 

 

嗚呼……至福の時間

 

もう、3時間とか、毎週とか、もっとやってくれたらいいのに。

 

 

タモリ倶楽部、最高です。

本当に、めちゃめちゃ嬉しい企画でした。

 

先生、いつまでも、お元気でー!(……80歳を超えられた今でも、二年先位とかまで、CDのリリース・スケジュールが埋まってる方ですからね、全然大丈夫でしょう)

僕も、さすがに「箪笥」ではないですが(笑)、ミニモグは一生使い続けますー。

 

ではー。



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