台風が来ております。
昼間の東京は、「これで本当に今日、台風来るの?」という位の、素晴らしいお天気だったのですが、
ちゃんと来ましたねえ。
影響のある地域にお住まいの皆様、どうか、くれぐれもお気をつけてお過ごしくださいね。
今日は、Nがっこーの体験入学というのがありまして、これは、前にもお話しさせて頂きましたが、
要するに、……体験入学なんです。
って、おいっ、そのままじゃないか。
でもー、他に言い様が。ねえ。
そうなんですが、今日はちょっと初めての体験がありました。
なんと、
高校一年生のバンドが、まるっと、3バンド、来てくれていたのです。
普通はね、高校三年生か二年生で、「将来、音楽の学校に行ってみたい」って思う学生さんが、お一人(いわば、ソロで、ね(笑))でいらしてくれるものなんですが、
今日は、バンドさん全員で、楽器を抱えてやってきてくれたわけです。
しかも、高校一年生ってのが凄かった。
半年前まで、中学生。
つまり、三年半前までは、なんと、小学生。
三年半前っていいましたら、
えー、2009年でしょ。
もう、ついこの間ですよ。
その頃、ランドセル背負っていた子が、
ギターを背負っている、というのですから。
で、ロックやってるのね。
僕は、2バンド、担当させてもらったんですけれども、
女の子のバンドは曲はポップだけども、シリアスな内容を歌った(子どもの自殺問題を題材にしてました)、勢いのあるメッセージ色の強いもののだったり、
男の子のバンドは、もう相当にラウドな、いわゆるギンギンのだったりして(いわゆるギンギンってのは、いわゆる~、でいいのか)、とっても面白かったです。
「あ!かっこいい!」って思っちゃったんだなー。
「これ、やってみたい!」って、思っちゃったんだなー。
……目覚めちゃったんだなー。
よっさ、これだ!
って。
いやー、わかるなあ。
お〇さん、わかるよ。
うんうん。
あ、お“兄”さん、だよー。
なわけないね。あちらは、15歳とか16歳ですものね。
「どうも川村ケンです。43歳ですよ」
って、まあ、確率五割くらいで、「うちのおとーさんより、お〇さんだ!」ですよね(笑)。
まあ、仕方ないですな(なにをキラキラしとるか)。
引率の先生に「先生も何か楽器をやられてるんですか?」と伺いましたら、
「はあ、…じつは、キーボードを。」
「おお!誰がお好きなんですか?」
「はい、キース……」
「(お!)」
「エマーソンが、大好きで」
「なるほどー。(そっちでしたか(笑))」
キース・エマーソンは、世界三大ロックキーボーディストの一人です(後二人は、……もう覚えていただけましたかね。リック・ウェイクマン氏と、故ジョン・ロード氏ですね)。
エマーソンは、特にプログレ系ロック・キーボーディストとしては、世界一、有名な人なんですよ。
聴けば、先生、プログレが大好きなのだとか。
いいですねえ、学校の先生が、プログレ好きとかって。
……はっ、僕もそうか(笑)。
今日の子たち、全国的なバンドの大会で何度も優勝経験もある、軽音楽クラブでは有名な学校のバンドだそうでした。
二年後、卒業して、学校でまた逢えたらいいな。
ってか、もう、デビューしちゃってたりしてね。
テレビとかで観て、
「あれっ、この子、あの時の!」
なんてね。
いいですなあ、そういうの。
夢がありますよねえ。
明日からは、本格的に後期の授業が始まります。
若いみそらを、誘導、誘惑、しまくってきます。
わかいみそら(身空)……。
ミソラしどー。
ではー。