ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




黄色だと思っておりましたが、なんだか、金色のようでもありました、

……とちお揚げ(ほんとよく食べてます)。

 

今日は焼くのではなく、煮てみようかとおもい、このように先に切ってみました。

ケーキみたいですね(笑)。

これまた、美味しく頂きました

 

 

突然ですが、背中に、ご自分の手が届きますでしょうか

幸い、僕はまだ大丈夫でして、たとえば背中のどこかにご飯粒がついていたとしても(理由はともかく)、

両方の手のいずれかでは、自分で、取ることができます。

 

しかし、いずれ、これが叶わなくなったら。

昔、祖父や祖母が、よく孫の手をつかって背中を掻いておりました。

もちろん、それを僕が見ているという図式ですので、

そこには「リアル孫の手」を持つ僕がいる、ということになるのですが、

いかんせん、必ずしも上手に「かゆいところに手が届く」というわけではなかったようで、

しかたなく、平素は自分で、掻いていたのだと思います

 

見た目が面白いですし、僕も面白半分に使ったりしておりましたが、

もっぱら、少し離れたところにあるミニカーをたぐり寄せたりするのに使う方が多かったように思います。

あのように細長いものは、まだ子どもに上手に使うのが難しいので、

孫が孫の手でまごまごと孫の手を使っていた、というわです。

 

・・・だめ

 

 

がしかーし

孫の手というのは、実は孫の手ではない、というお話をご存じでしょうか。

 

なんとあれは、「孫(まご)」ではなくて「麻姑(まこ)」さんという女性の手のことを指すものだったのです。

下記、説明をお読みください。

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中国の西晋時代の書『神仙伝』に登場する仙女・麻姑(まこ)に由来する。

麻姑は爪を長く伸ばしており、あるとき後漢の蔡経が、その長い爪で自分のかゆいところを掻いてもらうと気持ちがいいだろうと言い、叱責されたことに因む。

のちに「麻姑の手」が訛って「孫の手」と言われるようになった。(Wikipedia「孫の手」より)

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「その長い爪で掻いてもらうと気持ちがいいだろうと言い、

 

……叱責された」

 

って

 

こんなことが、歴史的に残って、そのまま、こんなにも長くものの名前になるなんて。

すごいですなあ。

 

「日本のものは木や竹製がほとんどだが、とくに17~18世紀ヨーロッパの上流階級においては、

象牙などによって作られたものや、銀などの貴金属による装飾がほどこされたものが使われたこともある。

これは当時の貴婦人たちが用いるものであり、外出のときなどにもアクセサリー代わりにドレスの腰からぶら下げるなどして持ち歩くことがあった。(同上)」

 

なるほど、腰から孫の手をぶら下げて持ち歩く、のがオシャレだったのか

 

しかして、「アクセサリー代わりに」という記述がなかなか興味深いですな。

 

よし、いつか(笑)。

 

皆さんもいかがですか?

 

ほら、僕たちピアノを弾く人間は、爪を伸ばすことはできませんので、

そういった理由からも、

「仕事の特性上、どうしても必要だったため、腰からぶら下げるなどして持ち歩いた」

という歴史的記述が残っても不思議ではないとかなんとかかんとか

 

 

ではー。



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