願いは、必ず叶うと、これは誇張ではなくて、結構真剣に、信じているところがあります。
もしも、あなたの願いがまだ叶わないのであれば、それは願い方がまだ足りないから。
もっともっと、一生懸命に願えば、必ず、その願いが叶う日が、やってくる。
そんな言葉を、大学を卒業するころに知りました。
ちょうど、こんな年の瀬だったかと思います。
当時、僕は「プロのキーボーディストになりたい」と思っていました。
でも、何の確証もない、ただ卒業を間近に控えた、いちアマチュア・バンドマンに過ぎませんでした。
初めてプロになりたい、と思ったのは、高校一年生の夏でした。
あんなに嫌いだったピアノを、キーボードにおきかえて、また弾き始めて半年ほど。
どんなにひいき目に見たって、到底、プロになんてなれるとは思えない、
本当に「ただ、言っているだけ」の”子ども”でした。
それから、毎日のように、ずっと努力をしまくった・・・わけでも全然ありません。
無為に、だらだらしたりして過ごした時間の、どんなに多かったこと。
あの時間を、寄せ集めて、かき集めて、その5分の1でも、10分の1でも、もっともっと、真剣に考えて、練習に充てていれば、
もっともっと、今よりも音楽的に後悔の少ない人生を歩めたかもしれません。
でも、反面、あれはあれで、全て必要な時間でもあったとも思うこともあります。
タラレバは無しですが、
でも、ああして無駄にした時間があったから、
だからこそ今、こんなにも毎日、音楽が楽しくて、愛おしいのだとも、思えます。
学びというのは、大人になってからの方が、欲求が強くなるものなのですね。
でも・・・弱くなるより、いいですね(笑)。
しかしながら、
・・・努力は伴わないまでも、気持ちだけは、高校一年生の夏から、ずっと変わってはいないんです=。
ずーっと、願っています。
今でも、願っています。
「プロのキーボーディスト」になりたい。
もっともっと、プロになりたい、
今でも、そう思っています。
今でも、ピアノやオルガンやシンセを前にした時の気持ちや感覚は、
高校生の時と、まったく同じなのです。
ドキドキして、ワクワクして、ちょっと怖くもあって、でも何くそ、とも思ってて。
思えば、あれから、もう30回もクリスマスを迎えているのですが、
相も変わらず、です。
きっと、来年も変わらないのだと思います。
でも、年々、少しずつではありますが、仲良くなれていっているようには、思います。
だから、もっともっと、仲良しになれますように、とも願うことにします。
皆様にとっても、よきクリスマスでありますよう!
って、あれ?クリスマスって・・・別に願い事をする日ではないんでしたね(笑)。
ではー。