犬が飼い主を襲って、警察官に拳銃で撃たれた事件がありましたね。
住宅地で、3人の警官が13発も、しかも犬に向かって発砲するというのも、あまり聞いたことがない話なのですが、
ちょっと辛い話が出てきています。
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射殺された犬について近所の人の話
「飼い主は犬を散歩に連れて行かずに放置していた。散歩は年に1回あるかどうか。
犬は相当ストレスが溜まっていたのではないか」
「以前、この犬が通りがかった小型犬に噛み付く騒ぎがあった」
「飼い主は糞や尿を放置していた。悪臭が周辺にまで及んでいた」
「犬は、これまで度々、脱走する事があったが、その時は嬉しそうに近所を徘徊していた。」
「警官から13発目の銃弾を受けた犬は『くぅーん』と寂しげな鳴き声を出した後、死んだ」
「飼い主は何かあると飼い犬に八つ当たりし虐待していた」
「飼い主は子犬の頃から殴り続けていた」
ソースは、テレ朝、フジ、日テレ等の番組より。
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最新のニュース映像
「飼い主ら襲った犬に発砲 防犯カメラが襲いかかる瞬間とらえる」
最後の2:27秒あたりから、この「ミリオン」くんという犬が飼われていたベランダのケージが映されていますが、上の話を裏付けるかのように、本当に、目を疑うものでした。
下のリンクは、20年ほど前に東京都の衛生局が作ったパンフレットだそうです。
本当に素晴らしい内容ですので、是非、ご一読頂けたらと思います。
子どもにもわかるよう、イラストと簡単な言葉だけで書かれておりますので、数分でお読みいただけると思います。
「犬を飼うってステキです---か?」
http://greengarnet.jp/living/dog.pdf
僕もかつて、中学生の時代ですが、犬を飼ったことがあります。
飼っていた、というには、あまりにも短い時間でした。
子犬で譲り受けて、2年にも満たなかったと思います。
パピヨンと柴犬の雑種で、耳が大きくて、とってもかわいい犬でした。
でも、家庭の事情で、最後まで面倒を見てあげられませんでした。
僕が、夜行列車で岩手の田舎に預けに行き、
最後は、そのまま、田舎の家で、息を引き取りました。
最初の飼い主であった僕が、
最後まで面倒を見てあげられなかったことを、それ以前に、ほとんど会いにもいってあげられなかったことを、
今でもずっとずっと後悔しています。
ですので、上の冊子は、涙なくしては読めませんでした。
そう、本当に、簡単なことじゃないんですよね。
ミリオンくんのことを思うと切ないです。
年に一度も散歩にも連れて行ってもらえず、
本来なら、愛され、愛すべき飼い主に噛みつき、
大勢の人間に囲まれて、拳銃で何度も撃たれて死ぬなんて、
生まれた時は、想像もしていなかったことでしょう。
今回、辛い思いをした分、
今度は、きっと、最高に優しい飼い主さんの家に生まれてきますように。
ではー。