ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




犬が飼い主を襲って、警察官に拳銃で撃たれた事件がありましたね。

住宅地で、3人の警官が13発も、しかも犬に向かって発砲するというのも、あまり聞いたことがない話なのですが、

ちょっと辛い話が出てきています。

 

-------------------------

射殺された犬について近所の人の話

「飼い主は犬を散歩に連れて行かずに放置していた。散歩は年に1回あるかどうか。
犬は相当ストレスが溜まっていたのではないか」

「以前、この犬が通りがかった小型犬に噛み付く騒ぎがあった」

「飼い主は糞や尿を放置していた。悪臭が周辺にまで及んでいた」

「犬は、これまで度々、脱走する事があったが、その時は嬉しそうに近所を徘徊していた。」

「警官から13発目の銃弾を受けた犬は『くぅーん』と寂しげな鳴き声を出した後、死んだ」

「飼い主は何かあると飼い犬に八つ当たりし虐待していた」

「飼い主は子犬の頃から殴り続けていた」

ソースは、テレ朝、フジ、日テレ等の番組より。

-------------------------

最新のニュース映像

飼い主ら襲った犬に発砲 防犯カメラが襲いかかる瞬間とらえる

最後の2:27秒あたりから、この「ミリオン」くんという犬が飼われていたベランダのケージが映されていますが、上の話を裏付けるかのように、本当に、目を疑うものでした。

 

下のリンクは、20年ほど前に東京都の衛生局が作ったパンフレットだそうです。

本当に素晴らしい内容ですので、是非、ご一読頂けたらと思います。

子どもにもわかるよう、イラストと簡単な言葉だけで書かれておりますので、数分でお読みいただけると思います。

犬を飼うってステキです---か?

http://greengarnet.jp/living/dog.pdf

 

僕もかつて、中学生の時代ですが、犬を飼ったことがあります。

飼っていた、というには、あまりにも短い時間でした。

子犬で譲り受けて、2年にも満たなかったと思います。

パピヨンと柴犬の雑種で、耳が大きくて、とってもかわいい犬でした。

 

でも、家庭の事情で、最後まで面倒を見てあげられませんでした。

僕が、夜行列車で岩手の田舎に預けに行き、

最後は、そのまま、田舎の家で、息を引き取りました。

 

最初の飼い主であった僕が、

最後まで面倒を見てあげられなかったことを、それ以前に、ほとんど会いにもいってあげられなかったことを、

今でもずっとずっと後悔しています。

 

ですので、上の冊子は、涙なくしては読めませんでした。

そう、本当に、簡単なことじゃないんですよね。

 

ミリオンくんのことを思うと切ないです。

 

年に一度も散歩にも連れて行ってもらえず、

本来なら、愛され、愛すべき飼い主に噛みつき、

大勢の人間に囲まれて、拳銃で何度も撃たれて死ぬなんて、

生まれた時は、想像もしていなかったことでしょう。

 

今回、辛い思いをした分、

今度は、きっと、最高に優しい飼い主さんの家に生まれてきますように。

 

ではー。



コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )