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火曜日は、8時間だよ、全員集合!の日。
朝いちからレコーディング実習をやって、ゴスペルのバンド演奏の指導とサポートをして、
午後はコード理論とピアノ演奏の授業が2時間ずつ2クラス。
まあ、一日の中に、これだけ色々あるので、バリエーションがあって、意外にあっという間に過ぎてしまうんです。
今日のゴスペル実習は面白かったです。
僕もすっかりリセットされていて、最初の30分、スタジオで学生さんにまじって「あれ、ここ、どうなってるんだっけ」などと思い出しに必死。
なんといっても、キーが♭が6個もつく、真っ黒鍵盤だらけの、なかなかの難曲。
ネットには、僕たちの演奏しているバージョンの音源は無いのですが、曲はこんな感じのアップテンポのゴスペルなんです。
「Call Him Up (Can't Stop Praising His Name) 」
https://www.youtube.com/watch?v=MYXxveF5d3w
でもね、どうにか形にして、隣の大きなスタジオで待つ、クワイアチームに合流。
そこで、演奏を始めたのですが・・・
僕の前に、向き合うようにいるはずのクワイアのチーム。
でも、なぜか僕の横、2メートルくらいのところに、完全に僕の方を向いて立っている学生が一人。
ゴスペルの先生が「ほら、あなたもちゃんと、こっちで歌いなさい」と則すのですが
「いや、ちょっと、どうしても、あの」
と、どうやら、僕が鍵盤を弾く手元がみたいそうなのです。
ゴスペル先生も、「まあ、いいわ。じゃあそこで歌いなさい。見ててもいいけど、ちゃんと歌うのよ」と、許可がでたのです。
で、演奏が始まって、横の学生を見ると、
僕の方をみて、口を開けて、目をひらいたまま、固まってるんですね(笑)。
一回目の演奏が終わったところで、ゴスペル先生も、他の学生もみんな
「あんた、何口ぽかーんって開けて見とれてんのよ(笑)!川村先生の演奏、見てもいいから、ちゃんと歌いなさい!」
「いや、でも、これはもう」
「そうよ、歌いなさいよ」(ほかの学生さん)
「いや、みんな、・・・これ見たほうがいいって。やばいから」
「みんなで鍵盤見てたら、授業にならないでしょ(笑)」
結果、そののあと、アレンジをしながら、3回ほど音合わせをしたのですが、
その学生は、最後まで、僕の横で、口を開けて、
「まじで、やばい、やばい。おかしい」
とか、ぶつぶつ言ってるんですよ。
いや、喜んでくれるのは、うれしいんですけど(笑)、
恥ずかしいわいっ。
ちなみに、男の学生さんでございました。
僕は、まだ名前も知らない学生さんだったのですが、授業のあと、
「そんなにピアノ、好きなら、やってみなよ、教えてあげるよ」
と声をかけたのですが、
さて、一人、釣れたのでしょうか
(笑)。
でもね、そうやって喜んでくれるギャラリーがいると、・・・燃えちゃうんですねえ(笑)。
今日は、いつも以上に、がんばっちゃったラーメン先生でございました
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。
ではー。