稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

長正館定例剣道稽古、初稽古(2019年1月9日)

2019年01月10日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の矢田中学校の体育館で19時半から。
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初心者、経験者を問わず練習生募集中。
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即行で3句作った。
俳句になるのか川柳になるのかは知らない。
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初稽古 身体よりも 気が重い
(素振りもせず酒ばかり飲んでいたので、やや後ろ向きな気分)

不安げに 素振りなどしてみる 初稽古
(大丈夫かなあ・・と稽古前に不安げに素振りをしてみたのだ)

念入りに アキレス伸ばす 初稽古
(久々の稽古で何より怖いのがアキレス腱の切断である)
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準備運動、素振りは礼の前。
井上館長の挨拶から始まる。
参加は最終13名。


(いつも通り、準備運動と素振りが19時30分から始まる)


(礼のあとは基本稽古)


(隅っこで隠れるように子供達が稽古している・・少し苦笑い)




(稽古終了)


【感想・反省点】

Tちゃん、右足を上げるクセが出て来たので矯正稽古をした。
右足を床を滑らすように出していく。最後に最小の動作で床を踏む。
最初に右足を上げることを覚えると手と足がバラバラになる。

初心者で一番気を使うのは「気剣体の一致」である。
優先順位を付けるとしたらこれが一番だと思う。
無理の無い間合い、近いところから何回も打たせてみた。

終了後にF六段から「ものいい」がつく。
「Tちゃん、遠間から打てるんですから遠間から打たせたらどうですか?」

無理に遠間から打とうとして右足を上げるクセが出て、
結果的に手と足がバラバラ(気剣体の不一致)になる例は多い。
右足を床を滑らすように前に出るのは初心者には難しい。
それを身体で覚えるには、あまり遠くを打たせるべきでは無い。
近間で、右足を床で滑らすように前に出し面を打つ。

最初は距離が出なくて良い。
気剣体の一致が出来れば良い。
気剣体の一致が出来てくれば、徐々に遠間にしていけば良いのだ。
試合剣道で今までやってきたF六段にはわからないのだろう。
高段者でも遠間から打とうとして継ぎ足になる例は非常に多い。
「遠間から打て」を奨励する悪弊は何とか断ち切りたい。

ただ、初心者指導の方法は統一しないといけない。
次回の稽古で、大人たちに説明して統一したいと思う。 
コメント
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