稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

剣道の持病「かかとのひび割れ」の応急処置(2019年2月4日)

2019年02月05日 | 剣道・剣術
2月3日の稽古で踵(かかと)が割れ、自宅にあった瞬間接着剤で補修したが、
稽古中にまた割れて痛んで意気消沈したという内容を書いた。

自宅にあったのは100円ショップのジェルタイプ。
これは接着力が弱かったみたいだ。

私の踵は母親譲りで皮が厚く、冬場になると必ずひび割れるのだが、
皮膚が厚い分、ひび割れも大きく深くなって血が出てすさまじく痛む。

若い頃はひび割れが起きぬように定期的にカミソリで踵を削ぎ落としていたが、
メンテナンスをサボると、たちまちひび割れて稽古に支障をきたすのだ。

カミソリで削ぎ落とすのは母親もよくやっていた。
たまに肉まで削いでしまうこともある。微妙な刃加減が必要である。
風呂場の軽石ゴシゴシなんて気休め程度で何の効果も無い。
一度皮膚科で見てもらったが軟膏をもらって塗ってみたが効果は無し。

そんなこんなで毎年のように冬になると痛い稽古を続けているというわけだ。

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今は基本的には、かかと用のヤスリでこする。
これはどこかの温泉旅館の売店で購入したもの。
粗めと細めが裏表あって使いやすい。

細かい部分は乾電池で動く電動器具を使う。
これはとても良いものだが私の踵では刃が立たない。
主に親指の先のほうの角質落としに使っている。


(上が電動の「パナソニック角質クリア、ES2502PP」、下が人力の「旅美人、かかとキレイ」)


(パナソニック角質クリアの先端)

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しかしこういったケアも追いつかない。
元々の皮膚が分厚いので角質部分ごと皮膚が割れる。
そこで瞬間接着剤、アロンアルファの登場となる。
「沁みないんですか?」って聞かれるがまったく大丈夫。
元々、アロンアルファは医療用に開発されたのだとか。
身体に有害な成分は含まれていないそうだ。(類似商品は不明)

割れ目に流し込んで数分固定する。
固定すると言ってもボンド用のヘラで押さえるだけ。
上から押さえると割れ目が塞がってくっつくというわけだ。
ボンド用のヘラでも多少はくっついてしまう。
これを爪楊枝や割り箸、指で押さえたりすると後で取れなくて大変になる。


(割れた踵)


(取り出したるはアロンアルファ)


(割れ目に流し込んで)


(ボンド用のヘラで数分間押さえる)


(くっついたところ)


(あとは「かかとキレイ」で余分な角質を取る)

この割れた下側にやや白く見えるのが分厚い皮膚である。
本当はこの部分をカミソリで数ミリほど削ぎ落とすほうが良い。
出血が治まって痛みが無くなれば削ぎ落としてみようか・・・

あとはメンターム(メンソレータムではなく近江兄弟社のメンタームの隠れファンです)
を塗れば応急処置は終了。応急処置以上のことはしないので応急とは言えないが。。





コメント
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