稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

基本、そして応用(木曜会、2019年1月31日)

2019年02月01日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
四條畷市立四條畷西中学校の体育館。
20時から21時30分まで。今年4回目。
参加者は約20名。寒い。床が冷たい。

稽古は面を着けずに素振りから始まる。

面を着けたら3人組になり切り返しから。
大きく伸びやかにと、呼吸法での切り返し。
出来るだけ上下に跳ねないように。

近間での正面打ち、相面各種、出小手、返し胴、防ぐ相手への対処方法など。
各種の相面の方法と防ぐ相手への打突の方法はとても参考になった。
知っただけでは技にはならない。試して自分のものにしたい。

---師匠の話より---

矢野博志「剣道は中心と間合いの取り合いである」から、
間合いには距離的な間合いと心理的な間合いがある。
守ろうという気持ちがあると心理的な間合いはとても遠くなる。
自分から行くぞという気持ちがあれば間合いは近くなる。
距離的な間合いと心理的な間合いは日頃の稽古の中で常に意識する必要がある。

事理一致と理事一致。
理がしっかりしていると、ブランクがあってもすぐ元の調子に戻れる。
「最近稽古していないので調子が悪い・・」というのは事理一致。

中心の取り合いは、交刃の間合いでは交わった竹刀の中間である。
(ここで自分だけが中心を取ろうとすると相手の守りが固くなって打てなくなる)

交刃から一歩入る時は真っすぐ入る。
ほんの少しでも右に逸れると攻めが効かない。そこから中心を取る場合


(稽古終了)


(終了後も質疑応答が続く)


【感想・反省点】

最後のほうで「防ぐ相手への対処方法」を教えていただいたが、
まさしく先日の剣道同好会で悩んでいたことである。

ベテラン七段は動かそうとしても動いてくれない。
二段攻めで前に出て、ここぞと打ち込んでも三所避けのように防がれる。
このようなタイプにはどう攻めて打ち込むかを伝授してもらった。

実を言うとかなり前にも教えてもらっていたがすっかり忘れていた。
これからは機会を見つけては使ってみて自分の技にしたいものだ。

木曜会で習う剣道は自分的にはかなり実戦的な基本である。
しかしこの基本は海千山千の剣士には通用しない。
そこでもうひと工夫が必要になってくる。
その工夫のイロハのイを学んだわけである。

あと、自分では真っすぐ攻め入っていると思っていても、
わずかに右に逸れて入ってしまうというクセを痛感した。
この修正はかなりの努力が必要と思う。頑張りたい。
コメント
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