稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

基本と応用と1分稽古(木曜会、2019年2月21日)

2019年02月22日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
四條畷市立四條畷西中学校の体育館。
20時から21時30分まで。今年7回目。

---基本の稽古---

面を着けずにまずは素振りから。
振り下ろした時に右手を左手まで付ける素振り方法。
大きく上下と正面打ち。そのあと早めの摺りかぶり。

面を着けたら3人組(私の組は2人組だった)となる。
大きくの切返し。小牛田農林高校、乳井義博伝の水平切返し。呼吸法の切返し。

近い間合いで「ゆっくり」の正面打ち。
近い間合いで右足出して準備完了して正面打ち。
右足出して準備が出来たら素早く正面打ち。

---実戦に通用する稽古---

○出頭の正面打ち。
打つべき機会は、こちらが準備完了して「相手が出よう」とした瞬間。
遠間→触刃→交刃の間で準備完了させて相手の目を見て判断する。
しっかり準備して、相手をよく見ることが大切。あわてて打たないこと。
自分が打つ準備が完了していて、
相手が打とうとしたところを打つことが出来れば、
怖いと思うようなことは無くなる。

○攻め返しの正面打ち。
相手が入ってきて体制を整える前に自分が先に入って準備完了する。
入るときに中心を取る。乗り返す、攻め返す、動じない心と態度。

○足を使って実戦的な攻め返しの正面打ち。
相面、出小手、相小手面、返し胴、面胴交互。
相小手面は打ったあとで纏めること。面で終ってはいけない。
返し胴は返そうとして入っては駄目。自分から入る。待っていては駄目。

○面に対する先々の技。小手に対する先々の技。

気後れした時は小手を打ってくる場合が多い。
そこを返して打つ。相手を使う剣道。遠間触刃から表現する。
傍から見て緊張感のある剣道。審査員がなるほどと思う剣道。

○1分稽古、5回。(六段以上と以下に分かれて)

○切り返し

対峙した時、相手に迂闊に打ってこさせないためには気迫と気勢しかない。


(稽古前の風景)


【感想・反省点】

最後の1分稽古。思わず日頃の剣風が出てしまう場面多し。
自分から入るよう意識するが、そこから打ち急いでいる感じがする。
相小手面のスピードに問題ありで、小手は同時でも面に乗られる。
打てた打てなかったよりも技前の作り方を意識すべきと注意を受ける。
空振りに終っても残心を取るよう注意を受ける。
すでに足パンパン。

「易(やす)きに流れる」自分がいる。
よほど意識して稽古に取り組まねばならない。
コメント
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