― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

今年最初の小さな失敗から思うこと  ― その時の空 ―

2014-01-25 | 想い・思い・体験 話

今年最初の失敗は、
百円ショップで買った 排水口用ネット でした。

以前買った物が残り少なくなり、気になっていたのに いつも買い忘れてしまって、
家に帰ってから気づいて 「あっ、しまった!」 の繰り返しが数度!
いよいよ残りが1枚になってしまった この日は、
<本日の一番重要なお買い物> になっていました。

けれども 急いでいたこともあり 目についた物をカゴに放り込み、
他の商品と共に レジへ …!
この時はまだ
  〔 こういった物は どれを選んでも大差はないだろう! 〕 との思いがありました。

ところが このネット。
伸縮性に乏しくて、排水口のカゴに被せても 沿ってピッタリと くっ付いてはくれず、
元の位置に戻すと 先端が出てきてしまったり 浮き上がってしまったりして しっくり収まらない!
それならば … と、深く被せてから嵌め込み 中の部分を押 してみたら、
うまく滑らずに 破れてしまいました。
         〔 えっ、 こんな 弱い ネット、 あるの!? 〕
さらには、
捨てる時にも 問題が発生し、
取り出そうと、いつものように 片手で持ち上げたら、
ダラーッ と力なく伸びて、中身が全部 シンクに出てしまいました。
         〔 信 じられな~い! 〕
 

たとえゴミの量が多くても 、今まで こんなことはなかったので
驚いてよくよく見たら、袋の表に 70枚入り と書いてありました。

         ずいぶん前に 不織布素材の物を買って 水切れの悪さに唖然としたことが
         ありましたが、ポリエチレン素材の このネットで気になったことはなかったので
         楽観 してよく見なかったのが 失敗のもと だったようです。
         今まで購入していた物は 40~50枚入り。
           〔 70枚入り があることに気づいていれば もう少し注意 したのにな~! 〕
         言ってみたところで あとの祭りですが …。


  〔 そうなると 少ない枚数だったから 伸縮性があり ピッタリとフィットしてた ってこと!? 〕
確かに、40枚や50枚に対して 70枚も入ってたら
何か違いがあっても おかしくはないのかも しれません。
その辺は 理解するとして …
  〔 だったら <特長> に あんな表記は しなければいいのに …! 〕
そんな思いが浮上 してきます。

         たとえ間違いで買ってしまったのだとしても 買ったのは私だから そのことで
         文句は言えません。  でも、この品質で この表記!?
         そこは 納得し難いものがありました。


生産者側にも コスト というものがあるから、
  〔 同じ値段で量が多いんだから こんなものでしょう! 〕
  〔 40枚、50枚があっての70枚に 多くを望むほうがおかしいよ! 〕 と
思われるかもしれませんが …

     安かろう悪かろう 当然 ではなく、
     たかが百円 といえども 販売している以上は 責任 というものがあり、
     信用 は その上に成り立っているものなのだから、
     お客様が納得できる商品を販売する のが 当然 だとは思うんです。

         つまりは、 安くても 品質で胸を張れる商品しか作らない
         「量が多い分 若干 弱いです」 とか 「伸縮性とフィット性は少々劣ります」
         などと 正しい記載 をすべき じゃないのかしら!?
         胸を張れるものが50枚までなら 70枚なんて作らなければいいんじゃないの?
         販売するなら ちゃんと 記載通りの商品 を お願いしたい。
         <70枚入り> が 要望で作られたものだとしても、フィット性を欠いてもいいからと
         思う人は少ないはず。 それならなおさら、ちゃんと納得 して購入 してもらうのが
         筋というもので、納得ずく なら、生産者側も胸を張れるでは …!?


それでも もう一度
  〔 もしかして、排水口の素材によって 使い勝手が違うのかな!? 〕 と考えてみました。
けれども 我が家のものは 一番一般的ではないかと思われる <ステンレス製>。
素材によってピシッと嵌まるとは思えない ゆるさが 首を傾げさせます。
<浅型>と<深型>という違いもあるようだけど、イラストを見れば <浅型>とは思えないし、
カゴの直径にも <規格> があるはずだから 大差が生じるとも思えません。
やはり、枚数を多くした分 薄くなってしまった ことが原因による 伸縮力欠乏 ということに
なりそうで、裏側の表記 は 他の枚数の物との 共通使用 なのではないか と思われます。
                                                  
   昨年、あちこちから 「これでもか!」 というほどの 偽装表記 が発覚 した 海老問題。

     「ブラックタイガー」 や 「バナメイエビ」 が悪いわけじゃないのに、<プロとしての誇り>
     より <カッコつけ?> が優先 してしまった方たちの 変なプライドや思い込みと コストとの
     間に問題が生じ、誰もが信用 していた老舗 などからも 次々 「クルマエビ」 などといった
     偽装表記が発覚 して、お客様に対する裏切 り だけでなく、海老たちのプライド までも
     傷つけてしまったんで したよね。  「ブルータス、おまえもか!」 じゃないですが、
       〔 みんな そんななの!? 〕、 〔 これじゃ~ 誰も信じられないじゃない! 〕
     そんな風に思わされた とても寂 しい出来事でした。

正しい表示責任 であり 義務 です。
百円ショップの 排水口用ネット で そこまで大きな問題になるとは思わないけれど、
そういったものでさえ 正直に記載されている という 信頼性誇り
 「誰かが言うから …!」 なんていうことではない 自分の中の正直さ
大事にしてほしい と思いました。

せっかく買ったので
少々面倒くさい時はありつつ、今も このネットは使っています。
取り出す時も 今までよりは慎重に、両手を使うように しています。
失敗は繰り返さないよう、
  〔 やっぱり ちゃんと選ばなくちゃダメね~! 〕 と思いながら …
見極めが難しい商品もあるけれど、
  〔 こういったネットの場合は、ちゃんと枚数確認を して、
      少なくとも <70枚入り> は 選ばないようにしよう! 〕 と思いながら …
ちなみに、
ネットを被せた後、水を流 しながら嵌め込むと やりやすくなることがわかりました。
次回 この商品 (70枚入りの物) を買うことはないけれど、
使っているうちに工夫することも覚えるので "失敗"勉強のうち ということになります。
それに、 こういうことがあると、今まで何も考えずに使っていた物の 有難さ にも気づきます。

こういう物がなかった時のことを考えれば …、 "感謝" ですね。

      ついでのお話ですが、 排水口のカゴ そのものに付く 嫌な<ぬめり>予防のため
      私は 排水口とネットの間に 10円玉を 一枚入れています。
      また、アルミホイルを捨てる際には 丸めてネットの中に入れるようにしています。
      ぬめりは付かないようにするのが一番です。




以前買った ピーラー(皮むき器)も 使い難くて 嫌になりながら 今も使っています。
外見からじゃわからない物もあるから、選ぶのも難 しいわね!


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今年、1月3日に亡くなられた たかじんさんを偲んで … ということで
2010(平成22)年11月24日発売、
                 やしきたかじん さん の  『その時の空』                  
(作詞 = 秋元 康 さん/作曲 = 小室哲哉 さん)

「その時の空は大きいんや 失敗 したって何(なん)も言わない
                      ただ黙って見守るだけや 好きなようにしたらいい」
  「人は愚かなもの いくつかの過ちと 弱さを持ち寄って 生きるんだ 頑張れ!
                        偉そうに言えないが 何とかなるだろう 頑張れ!」
    「この街の空が好きなんや 晴れも雨もどれも好きなんや
                         ここに住む人が好きなんや 気にするな 空模様」

   失敗 したって …  小さいことは気にするな。 もやもやなんか吹き飛ばせ。
     こんな歌詞も 今回にはピッタリかな!
     人生の水たまり 跨(また)いだらいいだろう。 前向いていないと しあわせを逃すよ。 etc
     たかじんさんの歌からは 温かさが伝わってきます。
                                  (※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)

関西を中心として カリスマともいえる人気を誇っていた たかじんさん。
歌も、社会に対する大胆なホンネトークを含めたおしゃべりも、人々の心を捉えて離さず、
 「浪速(関西)の視聴率男」 と云われていたというお話は有名ですが、
彼のお金の使いかたの大胆さもまた、社会に貢献するものだったと
私がお手伝いを しているお店にいらしたお客様が話されていました。

 「今日は追悼で歌いにきたの!」 とおっしゃる高齢女性は
彼の歌はすべて歌えると言われ、原曲キーで20曲近くも歌われて、
かなりの高音ながら、 〔 こんな歌いかたも 案外いいものだな~! 〕 と思わせてくださいました。

歌いながら、話しながら、みなさん
 「きっと こっち(関東)の人にはわからない感覚だろうな!」 って涙ぐんでいらっしゃるのが
心に残り、彼に対する思いの強さを感 じて、〔 愛されていたんだな~! 〕 と、
こちらまで感動 し、ジワジワきてしまいました。

この 『その時の空』 は ポップで、彼らしい と云われるスローバラートではないことや
サビ部分で 100人もの子ども達によるバックコーラスが入るという異色作で、
彼がキャプテンを務める 「OSAKAあかるクラブ」 のテーマ曲となっているそうです。
                 ※ 大阪の町を 明るく笑顔にしようと 有志が集まった部活。
… と同時に この曲は、『My memory』 以来 実に7年ぶりとなる
29枚目にして 生涯最後のシングル曲となってしまいました。
作曲を手掛けた小室氏は たかじんさんの <復帰作>を考えていらしたそうなので
今となっては聞けなくなってしまった <幻の30枚目>が残念に思えます。

1971(S.46)年に 自らの作詞作曲で レコードデビューするも、歌詞に問題があり発売禁止!
アルバム 『TAKAJIN』 と シングル 『ゆめいらんかね』 の同時発売で 1976(S.51)年に再デビュー。
コンサート活動、ラジオ・テレビのパーソナリティーとして 関西中心で活躍されていた たかじんさん。
1980(S.55)年と 1992(H. 4)年には 東京進出もされたようですが、2度目の暮れに発生 した番組内
トラブルが 彼の東京嫌いを決定づけたとされ、こちらに情報が入らず ほぼ<歌>でしか知り得ない
状況になってしまったのは そんなことがあったからだったようです。
1999(H.11)年10月、50歳の誕生日に大阪フェスティバルホールでメモリアルコンサートを行い、
コンサート活動の休止を発表しましたが、2001(H.13)年12月に歌手活動を再開。
しかし 2012(H.24)年1月末には、初期の食道癌治療のため芸能活動を休止することを発表。
翌年3月 仕事復帰 したものの 5月には再び休養。 以後 メディアに出演することはなかったそうです。
新年3日に亡くなられたことが発表されたあと、秋に3人目の奥様を迎えられていたことが明らかとなる
など、彼に関するエピソードは最後まで尽きなかったようです。


彼の コンサート トーク と 歌、一度は聞いてみたかったな~!

<関西の星>がひとつ消えてしまったのが残念です。
ご冥福をお祈り申し上げます。


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