よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

関西・東海地区企業の景況(2)

2008-12-04 17:36:10 | その他

不況時でも頑張っている企業とは?

 

常に「創造」と「挑戦」だそうです。

 

今や世界不況と言われています。

いろいろな企業経営者の方から今までに経験したことがない速いスピードで不況が押し寄せた、とお聞きします。

 

ただ、そのような中でも、企業が一様に不振なのではないようです。常に時代の先を見つめ、革新的な技術力によって、新しい価値を創造できた企業はこういう情勢下でも、まだ事業を推進しているようです。

そのキーワードは、「創造」と「挑戦」なのだそうです。
確かに、「前向きにチャレンジしていく強い気持ち」がないと、この百年に一度とも言われる不況を乗り切ることはできないと思います。

まず、気持ちのうえで、前向きにチャレンジする強い気持ちを持つことが大事だと当協会の役員企業の社長も言われています。

 

鹿児島出身の京セラの稲盛名誉会長は、主宰される清和塾で、不況に対する対策についいて、次のように言われています。

 

1 全員で営業をする。

やったことのない現場の者まで全員で営業に出る。

 

2 新製品開発に全力を注ぐ。

不況の時にはお客様にも時間があり、何か新しいものを求めている。 今までのクレームなどを聞いて改良改善。新しい商品づくりは不況の時にやる。

 

 3 原価を徹底的に引き下げる。

注文単価の下落以上に下げる。無理と思った所からがスタートと考える。 材料代を下げる。ー人あたりの生産性を上げる。 原価を下げるチャンスは不況の時しかない。 不況に遭遇することが高収益企業になる元になる。

 

4 高い生産性を維持する。

造るものが減った分だけ人員を切り離し勉強などの時間にしてもらう。 自宅待機よりも、エ場メンテナンス、勉強会、清掃など。これは内部畜積が無ければできない。

 

5 良好な人間関係を築く。

絶好のチャンス。不況は労使関係のりトマス試験紙。苦楽を共にできる社風ができているか問われている。

 

不況のたびに、成長してきた京セラの経験に基づく対応策は確かにうなずけるものがあります。

ぜひ、企業経営者の皆様のこの不況の壁を乗り越えて戴きたいと、強く願っています。

 

かごしま企業家交流協会

◇http://www.kagoshima-kigyouka.com

 

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