よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

関西・東海地区での活動(1-4)

2008-12-15 08:30:16 | 関西・東海地区での活動

儲かる企業の経営革新について(2)

 

これは11月20日大阪市での当協会主催の(株)OYM 大山 繁喜社長の講 演内容を提供しているものです。

 

2 経営革新のプログラム

 

次に生産革新にはプログラムが必要。

これはやはり家に例えれば屋根だ。これには経営理念が必要だ。 皆さんの所にも経営理念はあると思う。

 

経営理念は何かと言うと最低4つは必要だが、まず、社員のため、会社のため、顧客のため、社会のため、この4つ位は経営理念の中に入っていないとだめ。

 

また、経営者の熱き想いがないと絶対だめ、今ISOが流行っているからあれを入れるとか、皆が入れているからあれを入れる、そういうのでは絶対だめ。

 

経営者の熱き想い、熱意、情熱、やる気こういうものが絶対ないと、経営革新とか生産革新とか成功しない。

 

それから重要なのは徹底した差別化、これが土台にあり、約束を守る人、感性の高い人、前向きな人、こういう人を育てて、心を磨くことだ。

 

流れる生産システム、これが屋根であって、土台であって、後は、売れた分だけ造れる体質、造った分だけ仕入れる体質、これが壁・柱になる。まず土台がしっかりしてないと、いくらやっても、ベースがしっかりしてないと、3Sできなくして、何が生産革新だ、ISOだとなる。ここをしっかりやってもらいたい。

 

3 経営管理の4つの原則

 

経営管理には4つの原則がある。

①専門化の原則。

②責任・権限一致の法則。

 職務の責任は大き過ぎても小さ過ぎてもいけない。中小企業の場合は、社長が作業員に直接指示する場合がある。部長、課長、係長は何だったんだとなる。これは避けるべきだ。

③統制可能範囲の原則。

 これは1人の管理者が何人の部下を使えるかだ。設計など難しい仕事は6人から8人しか使えない。それ以上の沢山の部下がいるともう成り行き管理になってしまう。単純作業の場合は、大体15人から30人は使える。

④命令統一性の原則。

組織の要因は1人の上司からだけから命令統一を受けるべきである。1人だけから受ける体制をつくってもらいたい。

 

 次回は、経営理念と経営目標  (戦略と戦術)と、儲ける会社の条件とはということ

についての大山社長の講演内容を掲載します。

 

かごしま企業家交流協会

◇ http:// www.kagoshima-kigyouka.com/ 

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