よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

カローラが輸出分を海外生産/どうなる日本経済(82)

2010-10-18 08:25:22 | どうなる日本経済
トヨタが、円高で「カローラ」を海外生産へ移行

年内に再編計画、カローラ生産は国内販売のみ

トヨタ自動車の看板車両「カローラ」。私も乗りましたが、このカローラをトヨタは、海外販売分はすべて海外での生産に移す計画を検討している。との報道が14日に明らかになりました。

とうとう、円高が世界のトヨタをそこまで決断させたと言うことになると、ますます国内の製造業の工藤かが加速するのではないかと懸念される。
トヨタは円ドルで相場が1円、円高になると営業損益で年間300億円の悪影響が受けると言われる。11年3月期の想定為替レートは1ドル、90円で、最近の水準では利益が大きく圧迫されることを考えると、やむを得ない感じもするが、トヨタが代表車種の輸出を海外生産に振り向けることは、他の製造業にも影響を与えることは確実だと思われる。

要は、トヨタが国内の生産体制の再編を加速させ、現地生産の切り替えが、カローラ以外でも輸出台数の多い車種を対象に検討が進むことが、今後の重大ごとだろう。

今後のトヨタの再編から目が離せない。
再編次第では、国内の、当協会の企業会員にも影響が出てくる可能性がある。これがとても心配である。

かごしま企業家交流協会
 

http:// www.kagoshima-kigyouka.com/

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