よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

エルピーダメモリ、米国企業へ/どうなる日本経済(125)

2012-05-08 08:08:58 | どうなる日本経済

米国マイクロンが優先交渉権

買収提示額は2000億円以上

記憶用半導体「DRAM」の国内唯一のメーカーだったエルピーダが、歴史的な円高などで経営難に陥り、2月に経営破綻していたが、優先交渉権を米国マイクロンになったと、報道された。

政府が300億円もの公的資金を投じた「国策企業」でもあったが、今後は米国企業の支援のもとで再出発を図ることになる。 

マイクロンは、エルピーダを2000億円超で買収した後、広島など主力工場の設備を増強する。設備投資を含めた支援総額は約3000億円に上る見通しだ。

マイクロンは、エルピーダ買収によって、DRAMの世界シェアの拡大を図るとともに、エルピーダが得意とするスマートフォン(高機能携帯電話)など携帯端末向けの半導体事業に期待していると言われる。

日の丸半導体として、世界最先端を走っていた日本企業。これからは、選択と集中への取り組みが、世界的な垣根を越えて、確実にグローバルな規模で進められることは間違いのではないだろうか。

かごしまシニア応援ネット http://www.kagoshima-senior-ouen.net /    

かごしま暮らしネット  hpp//www.kagoshima-kurashinet/  

かごしま企業家交流協会 hpp//www.kagoshima-kigyouka.com/

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする