鹿児島でのセミナーで事例発表
経営革新道場の協力機関「トヨタ車体研究所」の取り組み
鹿児島県が昨年開講した経営革新道場。この協力機関であるトヨタ車体研究所(霧島市:宮村憲一社長)の取り組み姿勢は素晴らしい。
一昨日のモノづくりセミナーで、トヨタ研究所の取り組み事例が発表された。同社では、この経営革新道場の取り組みのために、4~5人でチームを組んで、協力しているとのこと。若干の経費は貰われているそうだが、全くの強力だということ。
同社は、1990年に誘致された企業である。親会社は愛知県に本社がある「トヨタ車体」。トヨタの自動車部品メーカーの子会社で、社員が約300名、自動車のボデー・部品の設計・試験、試作・製造をメインにする企業である。
現在の社長は、鹿児島高専出身の鹿児島をこよなく愛する方で、この想いが「経営革新道場」への全面的な協力につながっているのだろう。
この姿勢は、同社の「地域社会との調和を考えた事業活動を通じて、地域貢献できる企業を目指す。」という基本理念を見ても伺える。
そして、「地域支援活動を通して、地域企業の利益につなげ、会社・社会へ貢献する。」ことを企業の役割としており、これらの地域活性化活動を総称して、”RAP”と呼んでいる。
やはり、大企業の基本理念、役割はなかなか中小企業では真似のできない素晴らしいものだ。是非、今後とも会社の発展を続けていただき、同社の基本理念に基づき、役割を果たしていただくことを期待したい。
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