エコカー分野の国際標準を巡る争い
米独8社、充電で独自規格
充電方式をめぐり、日本勢と米独が熾烈な争いの気配が出てきた。
電気自動車(EV)で先行している日本勢が充電方式でも先行し、国内外での普及を目指しているが、GMやVWなど米独8社が、独自規格の採用を推進する方針を決め、日本包囲網を形成したとの報道がされた。
日本勢が進めるCHAdeMO(チャデモ)包囲網とマスコミが報道している電気自動車の充電方式。欧米の方式は「コンバインド・チャージング・システム:コンボ)。急速・普通とも充電プラグを一体化した規格とか。
日本勢の例えば、日産のEV「リーフ」ではチャデモで30分で8割の充電にと止まるが、コンボでは車両にもよるが、最短15分でフル充電できるのが特徴という。下記の資料を参照
ただ、コンボは、13年度から実用化し、欧州では、17年からすべてのEVに採用する方針とのこと。チャデモは、日本を中心に、現在約1,400カ所設置され先行しているシステム。さて、先行者が逃げ切り、世界標準化に進めるのか、又、コンボが巻き返すのか。世界から見たら1,400カ所という数字は、わずかな数字ではないだろうか。
これから国を挙げた熾烈な世界標準化に向けた戦いが繰り広げられるだろう。日本政府のモタモタが気になるが、今後の動向が見逃せない。
チャデモ方式とコンボ方式のEV充電器規格の比較
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