まいど、日本機関紙出版です。

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あぐー料理、新社会人、怪しい3人50代男…そしてカラオケ、始発電車、嗚呼

2009年04月01日 | 丸ちゃんの私的時間

 わが機関紙出版のある福島区吉野界隈でもポツポツと新入社員らしき姿を見かける時期になりました。わが社の場合、悲しきかなそんなことはまあ無縁だなあと思うこのごろですが、それでも昨夜は若き2人の新卒社員さんと語り合う機会に恵まれました。

 JR三宮東口に6時50分に集合、東急ハンズ向かいのビル5階にある沖縄料理の卑弥呼へ。I川教授に誘われて、兵商連のK部さん、今日から社会人1年生のY口さん、そして1年先輩のK谷さんは中国留学から帰ってすでに働いており、つい先日初任給が出たばかりでした。一昨年I川教授の本を出した時に表紙イラストを描いてもらった縁もあります。

 オリオンビールを片手にあぐー料理をつつきながら、中国、アジア、ベトナム、トルコ…などまったく自由に世界との付き合いが出来る若き姿に感心、また出雲こそわが日本国の始まりである云々、留学生活やベトナム生活を本にしてはどうか云々…酒の席での話題に遠慮はなく、最終的にはキッチリと若き2人の人生に幸あれとの思いを込め送りだしたのでした。


出雲伝説を力説するK部さんと新社会人2人


K谷さんからI川教授に癒しグッズをプレゼント

 店を出るともはや11時近く。せっかくだからここは俺に任せろというお誘いにふらふらとのり、歩いてほんそこのスナックへ。水割りをいただきながらふと壁を見ると、おおっ、ギターがあるではないか! こうなるとカラオケより生ギターでしょうということで、ついつい伴奏してしまいました。


滅多に見れない絶唱姿の大学教授I氏と伴奏する私

 熱唱するI川教授、憧れのカウンター内ボーイに変身したK部さん。他のお客さんも一緒に歌ったあの歌はなんでしたっけ? 

 気がつくと終電はもちろん無く、午前1時半…。怪しい50代男3人組は、うーむ、まあとりあえず外に出ましょうと店を出て三宮駅方面に歩くが、歩いてねえ…、タクシーでねえ…、妻の実家が雲井町にあるなあ…でもこの時間ではあかんなあ…など3人3様に思いを揺らしながらふと前を見ると強大なカラオケボックスが! 

 うん、ここにおればええやんかということで、怪しい男3人で受付に突入、カウンター越しにしきりにセットコースを勧める店員さんに、「否、飲み物は単品でいいです」と最低価格コースを注文、案内された部屋は、裕に10人は座れる半円形の巨大ソファーがある101号室でした。

 入るなりさっそく深い眠りについたのはK部さん。残された2人はどうしたか。まあ歌うしかないでしょうということで、ここから延々4時間始発電車まで、I川教授とのカラオケバトルがもうこれ以上歌う歌が無くなったというくらいまで続いたのでありました。

 まあ、長い人生!、たまにはこういうことも必要でしょうと思うんですよ。ハイ! でもしんどかった~。


 

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鶴彬生誕100年記念祭 ①

2009年04月01日 | 行事のご案内&報告

 3月29日は、石川県かほく市高松町の石川県立看護大学で行われた「鶴彬生誕100年記念祭」に出席し、澤地久枝さんの記念講演を聴き、完成した映画『鶴彬 こころの軌跡』(神山征二郎監督)を観てきました。

 午前7時、JR茨木駅前で同僚のS手氏と待ち合わせ、機関紙協会理事長N岡さんの車の乗り込みました。すると開口一番、「ごめん、取材道具一式を家に忘れてきた」とN岡さん。手ぶらでは仕事にならないので、とにかく急いで東大阪まで近畿道を南下、素早く忘れものを積み込み引き返しました。

 日曜日でおまけに高速料金の大幅値下げの日でもあったので混雑するのではとの心配がありましたが、そんなに渋滞する様子もなく名神‐北陸道を快調に飛ばしてロスタイムも大幅にクリア、2回の休憩をはさんで金沢東ICを下りて午前11時ごろに目的地である鶴彬の生まれた高松町に到着しました。高速料金はなんと1500円でした!

 まずは鶴彬の句碑のある南町公園へ。1972年に鶴の友人や同級生たちが建てた句碑を見学、「枯れ芝よ団結をして春を待つ」とあります。

 続けて鶴彬に関する文献を展示している図書館へ行きました。小さな図書館ですが、蔵書はかなり充実した様子です。一番奥の閲覧室の壁に沿って機関紙出版の本をはじめ、全集復刻版や新聞記事などが他の展示物と一緒にガラスケースに収まっています。

 図書館の向かいには鶴彬が通った高松小学校が移転して建てられています。高松町の町並みは、日本海の荒波と暴風に耐えるように作られているのでしょうか、連なる木造の家々に昔の面影が色濃く残って、懐かしい気分になります。

 昼食後、会場の石川県立看護大学に向かいました。広々とした来客用駐車場がどんどん埋まっていき、石川県下各地から続々と人が集まってるという感じです。

 ロビーでは鶴彬のパネルをはじめ映画撮影中のスナップ写真や出演者のサイン色紙などが展示され、澤地さんの著書をはじめとする関係書籍の即売も行われています。

 メイン会場のホールに入るとほぼ満席状態で、さすがに地元だけあって関心の高さが伺えます。開会時間の午後1時、実行委員会代表の深井一郎さん(金沢大学名誉教授)の開会挨拶が終わると、さっそく和服姿の澤地久枝さんが登場され、記念講演が始まりました。


主催者あいさつをされる深井一郎さん

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