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木曜日の朝です。
いつものように5時頃に起きたのですが、なんだか風邪？いやいやちょっと寒いだけ。
今の季節の部屋の空調は、つけてしまうとどんな空気が出るのかわかりませんので触りませんでした。
どうなんだろう、この体と思いつつ30分ほど、だらっとしていたら、よし、風呂に行くぞという気になりました。
別館からホテルの本館に移動して屋上の露店風呂に入ります。この季節は外がいいです。
太陽が出るのも早いですね。早い時間に暑くなりそうな天気でした。
ホテルの温泉もいいもので、知らない人同士が朝の挨拶をします。
湯船につかって、あ～～っと 脱力しています。
そして、7時には泊まっている別館に戻り食事です。
毎回、意外と多めに食べますが、朝が早いので食べすぎ感はありません。
実は、牛乳がありますが、一か月のうちで牛乳を飲むのは、このホテルのみです。
あまり飲まないでもいいというか、乳製品はないほうがいい場合も多いと考えています。
まあ、昨日の夜も酒をのんだし、そのついでという感覚です。
そして、食事をしながら考えていました。
風呂にいる時も湯につかって考えていました。やっぱり散歩に行ってこよう。
ホテルの赤い自転車を借りて、町に向かって走りました。
ロープウエイ街までいくと、まだ通勤、通学の人は多くないです。
ここまでくれば、あとは、山に登ってみるかどうかだけです。
せっかくですからね。整体的な歩き方でいかに軽く山に登れるか実証しないといけません。
まずは、階段を上がるだけで東雲神社にいけます。
長い間断ではありますが、ここは軽くひょいひょいと登っていけました。
ここも何度か来ていますが、久しぶりにくるととても懐かしいです。
僕の原点でもありますね。このあたりに最初に来たのでした。
階段の途中に門があって、その横に句碑があります。高浜虚子。
みんなよく知っている句です。
遠山に日の当たりたる枯野かな
ずっと俳句というものは松山に来てもさほど興味を持たなかったのですが、
最近、ちょっと気になるようになりました。
大和ことばを使って豊かになるような本を読んでからですかね。
日本語をもっとうまく使いたいものです。
それが、横文字を日本の会話の中にはさんでいることが多い時代です。
日本語はそこまで、言葉が足りないのかというぐら。本当は、もっともっと深い言葉がいっぱありそうなのが日本語です。
種田山頭火の句を詠んだときにそう思ったのでした。
東雲神社。
隣は、松山に登るリフトです。まだ動いていません。
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