・・・12月22日、「冬至(winter solstice)」ですか・・・「二十四節気の第二十二・北半球では一年のうちで最も昼(日の出から日没まで)の時間が短い・十一月中(旧暦11月21~23日内)・定気法では太陽黄経が270度、12月22日ごろ・恒気法は節気を冬至からの経過日数で定義するが、基点となる冬至は定気と同じ定義・定気と恒気で一致する唯一の節気・暦ではその日を冬至とする・天文学では太陽黄経が270度・期間としては、この日から、次の節気の小寒前日まで・西洋占星術、冬至は磨羯宮(やぎ座)の始まり」・・・「山羊(やぎ)」は「磨羯(マカツ)」・・・「ギャぁテイ(羯啼)、ギャぁテイ(羯啼)、ハラギャアテイ」・・・「般若波羅蜜多心経」・・・「即説呪曰、羯諦羯諦、波羅羯諦、波羅僧羯諦、菩提薩婆訶。般若心経」は「音写」だけではない。それに「啼(なく)」と「諦(あきらめる)」は意味が異なる漢字である・・・
・・・「笹子トンネル事故」、「中国広東省深セン市光明新区の土砂崩れ」、「旅客船セウォル号の沈没」、「中国湖北省を流れる長江の客船沈没」などの・・・結果としての「共通項」は・・・ナニ・・・「JR北海道の鉄道レール検査放置」、「杭打ち不正の旭化成建材266件確認、関与50人以上」、「橋の不良部品設置、溶接手抜き工事、690ヶ所、125社が関係、45都道府県の橋に不良設置」・・・この事件は未だ「死亡者」が絡んではいないが・・・
ーーーーー
昨夜(12月21日)から未明の時間帯のTV・・・
21:00
ニュースウオッチ9
中国広東省の土砂崩落
カフェイン大量摂取20代男性が中毒死・・・
地球温暖化が進んだ世界を
スパコンが分析、最新予測・・・・
22:00
NEXTスペシャル
密着シリア難民 4000キロの逃避行
ヨーロッパへの渡航を目指すシリア難民
12月22日
0:25
北海道・戦後70年アンコール第二回
「自然災害」
洞爺丸沈没・・・台風25号
青森凾館トンネル掘削開始
有珠岳噴火
札幌大洪水
奥尻島津波
復興ワイン
復興3年・・・国策・・・
NHK北海道「シリーズ・戦後70年」
映像と証言でつづる
北海道の戦後史
ーーーーー
・・・膨大なムクロ(骸・躯)・・・その残骸の上で、ボクも含めて「人間」はシブトク生きてきているケレど・・・「弥勒菩薩」が未だに愚図ってこの人間界には降臨してこない・・・
人間の生きざまは「神仏」への「自力本願」でもなく、「他力本願」でもない・・・人間同士の「相互本願」である・・・「協働生活」・・・「妥協の仕方」の基礎は「いのち」の維持、保持である・・・?・・・「クマムシ」になってドウする?
ーーーーー
↓↑
・・・以下は「ウイッキペデア」を参照、参考にして添付・・・
↓↑
ミトラ教
ミトラス教
ミスラス教
Mithraism
古代ローマの
太陽神ミトラス(ミスラス)を主神とする
密儀宗教
ミトラス教は
古代のインド・イランに共通する
ミスラ神(ミトラ)の信仰が、
ヘレニズムの文化交流によって
地中海世界に入った・・・
↓↑
ローマ帝国治下で
紀元前1世紀~5世紀に発展
その起源や実体については不明・・・
信者は下級層・・・
一部の例外を除けば
主に男性で構成
信者組織は
7つの位階を持ち
(大烏、花嫁、兵士、獅子、
ペルシア人、太陽の使者、父)、
試練をともなう入信式があった・・・
↓↑
プルタルコスの「ポンペイウス伝」には
紀元前60年ごろ
キリキアの
海賊の宗教として存在した・・・
ローマ帝国で確認される
ミトラス教遺跡はイランでは未確認・・・
2世紀頃までの発展史は不明
キリスト教の伸長で衰退するまでの
約300年間、宗教形態を変化させなかった
↓↑
ミトラス教はインド・イランに起源する
ミトラス神や、
7位階の1つ
ペルシア人をはじめとする
イラン的特徴や、
初期に
下級兵士を中心に信仰されたという
軍事的性格から、
ミトラス教は古代イランの
ミスラ信仰に起源を持つ・・・
宗教形態の相違点があり、
古代イランにおける
ミスラは
イランを守護する
民族の神で、公的、国家的な神
↓↑
ローマ帝国における
ミトラス教は
下級層を中心とした
神秘的、秘儀的な密儀宗教の神
信者以外には
信仰の全容が全く秘密・・・?
民族的性格を脱した・・・・?
世界的な救済宗教・・・?
ミトラス教は
キリスト教のライバル・・・?
ローマ帝国の
国教の地位を争った・・・
↓↑
キリスト教との類似から
キリスト教の諸特徴が
ミトラス教に由来・・・
日本では以前から
大乗仏教の
「弥勒」信仰が
インド・イランの
ミスラ信仰に由来・・・
ミトラス教と比較される・・・
↓↑
古代インド・イランのミスラ信仰
ミトラス神は、
古代インド・イランの
アーリア人が共通の地域の
神ミスラ(ミトラ)
↓↑
『リグ・ヴェーダ』
アーディティヤ神群の一柱
魔術的なヴァルナ神と対をなす、
契約・約束の神
ヒッタイトとミタンニとの間で
交わされた条約文で、
そこには
ヴァルナ、
インドラ、
アシュヴィン双神
ミスラ
の名前が挙げられている・・・
↓↑
インドにおいてはミスラの重要性は低下
イランでは重要な役割を持ち、特殊な位置
ゾロアスターは宗教観の違いから
アフラ・マズダーのみを崇拝
ミスラや、多くの神々を排斥
後に
ゾロアスター教の
中級神
ヤザタ
として取り入れられた
↓↑
『アヴェスター』に・・・・「阿部重素多」?
讃歌(ヤシュト en)を有し
ゾロアスター教が
サーサーン朝ペルシア
(226年~651年)の
国教となり
英雄神、太陽神として信仰・・・
↓↑
キリキアからローマへ
ミトラス教に関する最古の記録は
プルタルコスの
「ポンペイウス伝」
(紀元前106年~前48年)、
ミトラス教は
キリキアの海賊たちが
信仰した密儀宗教
海賊たちは
ミトリダテス6世を支援し、
海賊行為を働き
前67年、
ポンペイウス
によって掃討・・・
プルタルコスと同時代の詩人
スタティウス(en)の
91年頃の作品である
『テーバイス』
(1・719~720)
にミトラス教について言及・・・
その内容は後世の
ミトラス神の
聖牛供儀と同一・・・
ミトラス神の
聖牛供儀の神話
79年
ヴェスヴィオス火山の噴火で滅びた
ポンペイからは
ミトラス教の遺跡が発見されていない・・・
↓↑
コンモドゥス帝
(在位180~192年)
ローマ皇帝で初めて
ミトラス教に儀式に参加した
コンモドゥス帝は
オスティアの皇帝領の一部を寄進
ルキウス・セプティミウス・セウェルス帝
(在位193~211年)
宮廷にミトラス教信者も・・・
↓↑
250年ごろ
ディオクレティアヌス帝の
統治が始まる
284年ごろまでの間に
ミトラス教遺跡は激減
これは
ダキアに
ゲルマン民族が侵入し
帝国の北方地域が荒廃したため・・・
ルキウス・ドミティウス・アウレリアヌス
(在位270~275年)
ローマ帝国内の諸宗教を
太陽神ソル・インヴィクトス
のもとに統一しようとしたが、
ミトラス神ではない
太陽神殿跡からは
ミトラス教の碑文が発見されているが
コンモドゥス帝時代のものである
後、
ディオクレティアヌス帝
(在位284~305年)
は他の共同統治者とともに
ローマ帝国の庇護者である
不敗太陽神
ミトラス
(Dio Soli invicto Mithrae Fautor)
の祭壇を築いた・・・
後、ミトラス教は衰退
ディオクレティアヌス
や
ガレリウス
は
キリスト教を迫害
続く
大帝コンスタンティヌス1世
(在位306~337年)
キリスト教を公認(313年)・・・・参百壱拾参
325年
ニカイア公会議を主導、
死に際しては
キリスト教の洗礼を受けた
↓↑
キリスト教の特権を廃して
古代の神々の復権を図った
背教者
ユリアヌス
(在位331~363)
治下で増加するが、
5世紀頃消滅
↓↑
ミトラス教の信者層
下層の人間を中心
初期の信者は下級兵士
そこから
軍人たちや、商人、職人たちに拡大
後期には
宮廷人の入信者が現れ、
さらに
皇帝たちからも関心を得た
女性の入信者はほとんど見られない
原則として女人禁制
信者組織は
神官職(アンティステス、サケルドス)
と
7つの位階
(父、太陽の使者、ペルシア人、獅子、
兵士、花嫁、大烏)
に属する入信者たちで構成
入信希望者には
目隠しのうえで
厳しい試練的性格の入信儀式
昇級の条件は不明
信者たちは窓のない神殿で
非公開の儀式や礼拝に参加
他の宗教に対しては
排他的ではなく、
他の宗教の祭礼や皇帝崇拝にも参加・・・
積極的な布教活動をしなかった・・・
弾圧は
ミトラス教史を通じて
受けることはなかった・・・
↓↑
神官職
アンティステス
ケサルテス
位階
ミトラス教徒の
7位階
それぞれ
太陽系の星を守護神とした
シンボリックな象徴物
オスティアの
「フェリキッシムスのミトラス神殿」
の床面のモザイクには
7位階の象徴物が描かれている
↓↑
父(パテル, pater)
守護神は土星(サートゥルヌス)
シンボルは錫杖、指輪
7位階のうち最上位に位置
父は神官職になることもできた
碑文では
「父」位であり
神官職アンティステスである者がいた
「父」の中で最も上位にあたる
「父の父」と呼ばれる者もいた
↓↑
太陽の使者
(ヘリオドロモス, heliodromus)守護神は
太陽(ソール)
シンボルは「光背、ムチ」
原義は
「太陽の(helio)・走路(dromus)」
ペルシア人(ペルセス, perses)
守護神は水星(メルクリウス)
シンボルは月、鋏、鎌
↓↑
獅子(レオ, leo)
守護神は木星(ユーピテル)
シンボルは
燃料用受け皿、
シストルム(ガラガラ)、雷
獅子の仮面をつける
「獅子」位の入信のさいには
「兵士」位の者によってハチミツが捧げられた
ポルピュリウスの
『妖精たちの洞窟』)によると
「兵士」の持つ
クラテールの中で
少量のハチミツが水に溶かれ、
それを
「獅子」位の者の手に注ぐことで浄めとした
「獅子」位の者は
メリクリスス(ハチミツを注がれた者)
という戒名を持つ者がいた・・・
↓↑
兵士(ミリス, miles)
守護神は火星(マールス)
シンボルは背嚢、槍、兜
「兵士」位は
7位階中、
下位の召使い役を演じる
3位階の最上位
上位の4位階に奉仕
「獅子」位の入信の際には
浄めの儀式を行った
豊饒女神の戦神的側面を象徴・・・
↓↑
花嫁(ニュンフス, nymphus)
守護神は金星(ウェヌス)
シンボルは松明、輝く冠、ランプ
シリアのドゥラ・エウロポスの
ミトラス教では
12人の「花嫁」位の隠者が知られている
ローマのサンタ・プリスカ教会
(de:Santa Prisca)
地下のミトラス神殿の壁画には、
花嫁用のヴェールをまとった
「花嫁」位の信者が
ランプを持つ姿で描かれて、
「金星の守護を受ける花嫁たちに栄えあれ」
という碑文・・・
4世紀前半の
ユリウス・フィルミクス・マテルヌス
『異端誤謬論』(19・1)では
「花嫁」位の者が行う儀式の
典礼歌について述べられている・・・
↓↑
大烏(コラクス, corax)・・・「こらくす」
守護神は月(ルーナ)
シンボルは酒杯
↓↑
ミトラスは
岩からの誕生
洞窟の岩から
自然に目覚めている
Mithraic Studies では、
ミトラスは
堅固な
岩の中から大人の姿で生まれた
「プリュギアの帽子を被り、
岩の塊から生じた。
今までのところでは
まだ彼の剥き出しの胴は見えない。
めいめいの手で彼は
灯された松明を高く掲げる。
風変わりな細部として、
ペトラ・ゲネトリクス(母なる岩)から
彼の周りに赤い炎が吹き出る」
デイヴィッド・ウランジーは
これが鍾乳洞で生まれたとする
ペルセウス神話から着想された信仰・・・
↓↑
ミトラス
と
12月25日
ローマ帝国時代、
12月25日(冬至)
ナタリス・インウィクティ
の祭典
この祭典は、
ソル・インウィクトゥス(不敗の太陽神)
の誕生を祭るもの・・・
ソル・インウィクトゥス
と
ミトラスの関係
碑文には
「ソル・インウィクトゥス・ミトラス」
と記され
ミトラスが
ソル・インウィクトゥスであった
↓↑
ミトラス教徒は
太陽神ミトラスが
冬至に
「再び生まれる」という信仰をもち、
冬至を祝った・・・
『新約聖書』に
イエス・キリストが生まれた
日付や時季を示す記述はない
↓↑
救済
ローマの
サンタ・プリスカ教会にある
ミトラス神殿遺跡の壁に
「et nos servasti . . .sanguine fuso
(そしてあなたは我らを救う…
・・・流された血によって)
出典はミトラスの救済について
言及はしておらず、「流された血」とは
「ミトラスによって殺された雄牛の血」・・・
↓↑
「十字」のしるし
テルトゥリアヌスの記録には
ミトラスの信奉者が
彼らの額に様々な方法で印をつけていた・・・
これが
十字か、烙印か、刺青か、
他の不変な印であるのか
という
ほのめかしは一切無い・・・
↓↑
中世キリスト教美術
芸術家たちが
元来ミトラスから得られた
イメージを『聖書』の物語にあてはめた・・・
「仕事場の締め付け」
は初期キリスト教徒の美術が
異教美術に甚だしく負っていた
「服装と姿勢での少数の変更が
異教の背景を
キリスト教美術に変化させた」
↓↑
弥勒信仰
マイトレーヤ信仰
↓↑
仏教の
「弥勒信仰」
サンスクリット語で
マイトレーヤ
マイトレーヤとは、
ミスラの別名
ミスラから転用された神名
「マイトレーヤ」は、
ミスラ神の名と語源を同じくする・・・
↓↑
「mitra/miθra」は
本来「契約」の意味
「盟友」をも意味するようになった
マイトレーヤ
「友好的な、友情に厚い、慈悲深い(者)」
の意味・・・
弥勒の字である
「阿逸多(Ajita)」
はミトラの母である
アーディティヤが変化・・・
ミスラはクシャーナ朝では
バクトリア語形の
ミイロ(Miiro)と呼ばれ、
弥勒の語源になった・・・
↓↑
クシャーナ朝での
太陽神
ミイロは、・・・・・・・・・「ミイラ」じゃないョナ?
未来仏弥勒の形成に影響・・・
「ミイロ」の神格は
太陽神である・・・
仏教では菩薩
マイトレーヤの
終末論的な
「弥勒信仰」が形成・・・
インドではヴェーダに
ミトラ神(मित्र, mitra)が記されている
↓↑
中央アジア経由で
ソロアスター教から
仏教に融合されて
日本に至った神・・・
ミトラ神は
ゾロアスター教では
主神
アフラ・マズダ
の下位の神
↓↑
ミトラ神が漢訳され
毘沙門天
多聞天
となった
ミトラ神は、
ソロアスター教文献では
千の耳を持つ
多聞天と意訳・・・
ーーーーー
・・・