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弟橘比売命(おとたちばなひめのみこと)・音立葉名秘め

2019-01-31 21:39:51 | 古事記字源

 仁=イ+二
   ひと・ジン・ニ・ニン
   儒教で説く
   最高の徳・仁徳・仁義・仁者
   社会共同体の
   身分的上下格差(隔差)
   年長序列関係を前提とした
   他者への情(いたわり、思いやりと行為)?
      ・・・いたわり=労わり・勞り=ねぎらう
      労=はたらく・つかれる・いたわる・ねぎらう・ロウ
        苦労をなぐさめる
   上下対応関係の
   礼儀、礼節を基準とした情(労わり、思いやりと行為)?
   御仁
   ↓↑
   果物のたね=杏仁(キョウニン)
         杏仁(あんにん)=アンズの種子の中にある
         仁(さね)を取り出したもの
   ↓↑      ↓↑
         「さねさし・・・枕詞、「相模(さがむ)」にかかる・・・
                        捜す務?・佐賀務?・・・江藤新平
                 源-実朝(さねとも) 建久三~承久(1192~1219)
         「相模の
          小野に
          燃ゆる火の
          火中に立ちて
          問ひし
          君はも」
          弟橘比売命
          穂積氏忍山宿禰の娘・日本武尊との間に稚武彦王を儲ける
   ↓↑       ↓↑
         仁=さね=核・・・さね=実・實
                     細胞の核内にある1個から数個の粒状構造
                     果実の核の中にある部分
                     種子から種皮を取り去った内部
                     胚と胚乳から成る
                     槅
                     札(ふだ・サツ)⇔礼=禮
                     紗寧
                     槅=木+鬲
                     通仮字「鬲」・・・核融合?
                         鬲=鼎や釜、煮る
                     槅=くびき・さね・あみど
                       カク・キャク
                     鬲・搹・蒚・䰛・翮・𩱘・𨢌・膈・鷊・䃒・隔
         仁=さね=核・・・さね=実・實
         長さは1.1~1.5mmで
         形状は扁平の先の尖った卵円形
         基部は左右対称ではない
         バラ科植物の「仁」は生薬や食用に利用され
         杏仁(アンズ)のほか
         桃仁(モモ)、梅仁(ウメ)
         アーモンド=扁桃=バラ科の落葉高木・中央アジア原産
               モモに似る・果実は熟すと裂開
               核(さね)は平たく、食用や薬用
               ハタンキョウ
               「扁桃腺(ヘントウセン)」
         などがある
         杏仁には
         苦みの強い苦杏仁(くきょうにん)=生薬の薬用
         甘みのある甜杏仁(てんきょうにん)
         は
         杏仁豆腐(あんにんどうふ)
         アマレット=amaretto=イタリアのアーモンドリキュール
         などの材料として使用         
         苦杏仁=杏仁
         漢方薬書である
         『傷寒論(三国時代・3世紀)』に
         麻黄湯、大青竜湯などの処方に
         配剤されている薬味
         分解されると青酸を発生する
         アミグダリンが含まれている
         鎮咳剤として使用
         バラ科植物の仁
         『本草辨疑』には
         桃仁は見分けやすいが
         杏仁と梅仁はよく似ている
         漢方薬の薬味として使うときは
         「きょうにん」
         菓子などに使うときは
         「あんにん(唐音)」と発音
   ↓↑       ↓↑
   仁=イ+二    
   仁=ひと=人=と
   ひとし・きみ・したしむ・いつくしむ・めぐむ
   ↓↑
   他者への思いやり・勞り・情け・・・勞=𤇾+力・・・苦労?
   勞=𤇾+力・・・榮・營・螢・瑩・熒・鶯
     𤇾=火+火+冖
       冖の上に火(炎)が載った象形・熒
       勞=𤇾+力=冖(ベキ・ミャク)の力で炎を起こす
         摩擦の力で火を起こし光を得る形象・・・勞働の結果の報酬は炎と光?
                   光の異体字「炗・灮・炛」
                ・・・炗=廿+火⇔鍋(器・瓶・壜)+火=器で煮・焼
                ・・・炛=火+化=光
   ↓↑       ↓↑   ↓↑       ↓↑
   仁愛・仁義・仁君・仁慈・仁術・仁道・仁徳・寛仁・不仁
   同仁
   朴念仁=無口で無愛想の人・頑固なわからずや
       十八のトは今の心が仁・・・素朴、朴訥で労いの思いやりのある人?
   仁=人・人を敬っていう語
   仁兄・御仁
   ↓↑
   睦仁天皇、皇族の
   諱(いみな)=本名=イム(齋む、忌む)名
   ↓↑
   「仁」=二つのものを一つとして視る・・・?・・・夫婦?
       一視同仁
       私的な我儘を抑制し
       礼(礼儀礼節)である社会的(序列)規範に従うこと
       隣人への同情の気持
   ↓↑
 仁=五常(仁儀礼智信)の最高徳目
   仁・義・礼・智・信
   仁=一視同仁の思いやり
   義=為すべきことを為す
   礼=礼儀礼節
   智=智慧のはたらき
   信=信頼すること、されること
   ↓↑
 「子曰、巧言令色、鮮矣仁」
 「巧言令色、鮮(すく)なし仁(ジン)」
 「鮮」=めったにない
  人格者は口が重く、愛想がない・・・
 「剛毅木訥(ごうきぼくとつ)仁(じん)に近(ちか)し」
  論語(子路)
   ↓↑
 仁品=にしな=仁科・二品・二科・西名・西奈

 さね=カク=鬲・搹・蒚・䰛・翮・𩱘・𨢌・膈・鷊・䃒・隔
   ↓↑
 「さねさし」=「弟 橘   比売 命
         オトタチバナヒメのミコト
         音 質 葉名比女の見事」
        の
       「物差し・物指し」・・・
        「さし」=付ける・塗る・示す・指す
             刺す・射す・挿す・注す
             示す・・・
             さす=砂州=「鳥取・陸奥」砂丘
             猿ヶ森砂丘
             下北半島の東海岸にある
             細長く砂色の領域
             猿ヶ森砂丘(さるがもりさきゅう)
             猿ヶ森砂丘
             青森県東通村の
             尻労(しつかり)~小田野沢まで
             太平洋沿岸に広がる海岸砂丘
             北緯41度18分46秒 東経141度25分17秒
   ↓↑
 さねさし
 分類枕詞
 国名「相模(さがむ)」にかかる
 語義・かかる理由未詳
 「さねさし相模(さがむ)」
   ↓↑
 さねさしの・・・さね(鬲・搹・蒚・䰛・翮・𩱘・𨢌・膈・鷊・䃒・隔)さし
   ↓↑          搹=扌+鬲=扼=米などを磨(と)ぐ釜状の器
              翮=鬲+羽=羽のもと・カク・ギャク・レキ・リャク
              蘭蒚=「和名、阿良々岐(あららぎ)」
              䰛=鼎(二つの取っ手と三本の足のある青銅器)の一種
              𩱘=鬲+求+衣=鬲+裘
                𩱘=裏地が付いた毛皮のコート
                  打つ・叩(たた)く
              膈=肉+鬲
                胸部と腹部の間・横膈膜・胸膈
              鷊=ゲキ・ギャク=七面鳥・吐綬鶏・切曹・綬鳥
                       錦心繍口鳥・錦帯切曹
                       孝鷊綬鶏
                       鳥の名・キジ科の鳥
                       捩花(ねじばな)・綟摺(もじずり)
                       草の名・ラン科の草
              䃒=石+鬲
              隔・隔壁
              融=とける
              核融合⇔融ける=固体が液体になる
              融解・融和・融点・溶・熔(ヨウ)
              やわらぐ・融合・融和
              とおる・通じる・流通する
              融資・融通・円融・金融・祝融・溶融
              融(とお)る・融(と)ける
                  間隔
                  名義尺度=電話番号・区別尺度・単なる名前、名義
                  順序尺度=震度・大小関係
                  間隔尺度=温度・大小関係+「差」
                  比例尺度=長さ・大小関係+「差」+「比率」
                  隙間(すきま)
            鬲(カク・レキ)=一+口+𦉪+丅
                  鼎や釜・煮る・かなえ
                  三本の足のある蒸し器
                  足の部分が空洞になっており
                  そこに水を入れて、上にこしきをのせて、火にかける
                  鼎(かなえ)の一種
                   へだてる・へだたる・さえぎる
                  異体字
                 「軛・㽁・䰜・鎘・𨬑・鑠・𨯱
                  䥶・䰛・𩰲・鬴・𩱇・𩱔・厄」
              搹=扌+鬲
              通仮字「鬲」
              異体字「扼・㧖」=強く握る・扼=抑え付ける
         核=さね(仁・実・種)=カク=郭・∠・∟
           さね=実・實
             =甲冑の材料となる鉄・革の小板
              鱗(うろこ)のように数多く並べ重ね、糸・革でつづる
              こざね
              板と板をつなぎ合わせるとき、一方の板の側面に作る細長い突起
              陰核・障子や壁の下地となる骨組み・壁下地
              根本のもの・実体
   ↓↑       サネサシ⇔かね差し・金差し・矩差し・加音差し?
 さねさしの
 欠け
 一音の深さゆゑ・・・?
 相模は
 あをき海原のくに(小池光=小池 比加兒)・・・?
   ↓↑
 相模(さがみ)の国が
 吾々にお与えている唯一の立派な手工藝でしょうか。
 ・・・
 これは紺の麻布を地にし、
    白の木綿糸で
    目を拾って刺して行くのであります。
  (手仕事の日本・序・柳宗悦)
   ↓↑
 柳 宗悦(やなぎ むねよし)
 1889年(明治22年)3月21日~1961年(昭和36年)5月3日
 民藝運動を起こした思想家、美学者、宗教哲学者
   ↓↑
 1916年(大正5年)
 朝鮮を訪問し
 朝鮮文化に魅了
 1919年(大正8年)3月1日
 「三・一独立運動」に対する
 朝鮮総督府の弾圧に対し
 「反抗する彼らよりも一層愚かなのは
  圧迫する我々である」と批判
   ↓↑
 大韓民国では3月1日を三一節として祝日に指定
 朝鮮民主主義人民共和国では失敗したブルジョア蜂起
   ↓↑
 「齎(もた)らした」
 齎=齎=齊+貝=齊+目+八
   通仮字「資」
   異体字「𧛁・䝴・賫・𧷔・賷・赍」
   ↓↑
 「戦争は終結し、厳しい統制は崩壊し
 「文協」もまた程なく解体しました
  私は再び原稿を校訂し
  多くの増補修正を施して
  面目を一新する機会を得ました」
 「日本出版文化協会の規定によって検閲」
 「昭和廿一年正月下浣(げかん)
  総州九十九里浜の寓居にて著者」
  青空文庫作成ファイル
   ↓↑
 建具(たてぐ)
 建長 けんちょう 宝治3年3月18日
 (1249年5月2日) 建長8年10月5日
 (1256年10月24日) 8年
   ↓↑
 建治 けんじ 文永12年4月25日
 (1275年5月22日) 建治4年2月29日
 (1278年3月23日) 4年
   ↓↑
 建武 けんむ 元弘4年1月29日
 (1334年3月5日) 南朝=建武3年2月29日
 (1336年4月11日)   北朝=建武5年8月28日
 (1338年10月11日) 南朝=3年
北朝=5年 後醍醐天皇
   ↓↑
 建徳 けんとく 正平25年7月24日
 (1370年8月16日) 建徳3年4月
 (1372年5月) 3年
   ↓↑
 さねさし…
 分類和歌
 「さねさし(枕詞)
  相模(さがむ)の
  小野に
  燃ゆる火の火中(ほなか)に
  立ちて
  問ひし
  君はも」
 古事記
 弟橘比売命(おとたちばなひめのみこと)
 倭建命(やまとたけるのみこと)
 が東征の途中
 走水(はしりみず)の海(浦賀水道)で
 弟橘比売命が海神の怒りを鎮(しず)めるため
 自ら進んで入水(じゆすい)したときに
 弟橘比売が詠んだ歌
 国造(くにつくり)に
 火攻めにあった折
 燃える火の中で
 倭建命が自分を大丈夫か、と・・・
 「はも」=詠嘆の連語・・・?
   ↓↑
 「相模女子大学の歌」
 金田一京助 作詞
 高木東六  作曲
 「さねさし相模の小野の…」の
 「さねさし」は「相模」にかかる枕詞
 枕詞は古代の歌謡・和歌で用いられた言葉
 その語自体にあまり意味はなく・・・意味はある
 歌の調子を整える役割の詞・・・?
 「さねさし」の意味は不明・・・?
 「さねさし相模の小野」
 「さねさし相模の小野に
  燃ゆる火の火中(ほなか)に立ちて
  問ひし
  君はも」
 倭建命が東国征服に向かった際
 同行の
 弟橘媛命が歌った・・・
 ヤマトタケルが
 相模の国の野原で敵に火攻めにあった時
 草薙の剣で草を切り払い、返し火で難を逃れ
 その後、船で相模湾を渡ろうとするとき
 海が荒れ
 弟橘媛命は自ら海神の怒りを鎮めようと
 海に投身するときに
 この歌を歌った
 「相模女子大学の歌」
 の2番の
 「いにしえのやまとおみな(古代の日本女性)」とは
 オトタチバナヒメのことを指している・・・
 「相模女子大学の歌」は
 「相模女子大学の歌」は1964年成立
 3番にある
 「操守(ソウシュ)」という言葉は「貞操を守る」・・・?
   ↓↑
 源実朝
 建久三年(1192)八月九日
 征夷大将軍
 源頼朝の次男
 北条政子が実母
 幼名は千幡(せんまん)
   ↓↑
 正治元年(1199)
 八歳
 源頼朝死亡
 家督は長兄
 源頼家が継ぐ
 頼家は
   ↓↑
 建仁三年(1203)九月・・・建の仁(さね)の簒(纂・撰)念?
 北条氏打倒を企てて失敗
 伊豆に幽閉
 建仁四年(1204)七月
 北条時政の刺客によって
 頼家は
 惨殺
 実朝が
 第三代将軍に就任
   ↓↑
 建仁五年(1205)九月
 坊門大納言信清の息女を妻
   ↓↑
 承元二年(1208)
 十七歳の時、疱瘡
   ↓↑
 承元三年(1209)
 藤原定家に自作の
 和歌三十首を贈って撰を請い
 定家より「詠歌口伝」を贈られた
    (『近代秀歌』と同一書)
   ↓↑
 建暦元年(1211)
 飛鳥井雅経と共に鎌倉に下向した
 鴨長明と会見
 雅経と親交し
 「仙洞秋十首歌合」を贈られた
   ↓↑
 建保元年(1213)
 定家より
 御子左家相伝の万葉集を贈呈
 同三年の
 「院四十五番歌合」を
 後鳥羽院より贈られた
   ↓↑
 建保四年六月
 権中納言に任ぜられる
 渡宋を企て大船を造らせ
 進水に失敗、計画挫折(頓挫)
   ↓↑
 建保六年(1218)正月
 権大納言に任ぜられ
 昇進を望んで京都に使者を派遣し
 十月には内大臣
 十二月には右大臣
   ↓↑
 建保七年(1218)正月二十七日
 右大臣拝賀のため
 鶴岡八幡宮に参詣し
 甥の
 公暁に暗殺
 薨年二十八歳
   ↓↑
 新勅撰集初出・勅撰入集計九十二首
 家集
 『金槐和歌集(鎌倉右大臣家集)』
 同集定家所伝本に
 建暦三年(1213)十二月八日の奥書があり
 実朝二十二歳以前に纏められた・・・(自撰説?)
 定家所伝本と
 貞享四年板本
 の二系統があり
 後者は
 「柳営亜槐本」とも呼ばれ
 足利義政による増補改編本とする説・・・
   ↓↑
 源実朝の家集
 『金槐和歌集』
ーーーーー
 郭公=ほととぎす=カッコウ・・・郭務悰
   ↓↑
 ほととぎす
 聞けどもあかず
 橘の花ちる里の
 五月雨のころ
 〔新後撰209〕
   ↓↑
 本歌は
 大伴旅人「万葉集」
   ↓↑
 橘の花散る里の
 ほととぎす
 片恋しつつ
 鳴く日しぞ多き
   ↓↑
 作者不詳「万葉集」
   ↓↑
 五月山
 卯の花月夜
 ほととぎす聞けども
 飽かず
 また鳴かぬかも
 (上の歌は新古今集に読人不知
  結句「またなかむかも」として入る)
   ↓↑
  後鳥羽院「千五百番歌合」
 ほととぎす
 心して鳴け
 たちばなの花散る里の
 五月雨の空
   ↓↑
 鹿をよめる(二首)
   ↓↑
 雲のゐる梢はるかに
 霧こめて
 たかしの山に
 鹿ぞ鳴くなる〔新勅撰303〕
   ↓↑
 本歌 紀友則「古今集」
   ↓↑
 音羽山
 けさこえくれば
 郭公
 梢はるかに
 今ぞ鳴くなる
   ↓↑
 又の年二所へまゐりたりし時
 箱根の
 み海を見てよみ侍る歌
   ↓↑
 玉くしげ
 箱根の
 み海
 けけれ
 あれや
 ふた国
 かけて
 中に
 たゆたふ
   ↓↑
 (箱根の湖は
  相模と駿河と二つの国にまたがって
  その間で揺蕩に水を湛えている
   ↓↑
 玉くしげ=箱根にかかる枕詞
      くしげ(櫛笥)は櫛などを納れておく箱
      箱根のみ海=芦ノ湖
      けけれ=「こころ・心」の東国方言
      ふた国=相模・駿河二国
      芦ノ湖=行政区画で神奈川・静岡の県境近くに位置
   ↓↑
 本歌 作者未詳「古今集」甲斐歌
   ↓↑
 甲斐が嶺を
 さやにも見しが
 けけれなく
 よこほりふせる
 さやの中山
ーーーーー
 得功徳歌
   ↓↑
 大日の種子(しゆじ)よりいでて
 三昧耶さま
 や
 形さま
 や
 ぎやう
 又
 尊形となる
   ↓↑
 大日如来の根源から生まれ出て
 三昧耶形となって現われ
 三昧耶形がまた
 仏の尊い姿となる
   ↓↑
 大日=一切万物の原因にして結果
 三昧耶形=大日の三昧耶(誓願)が形となったもの
      諸仏の持つ器などを言う
 尊形=尊い姿・菩薩如来を言う
ーーーーー
 ・・・???・・・

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