・・・「古事記・故事記・虎児記・古寺記・こじき・コジキ・乞食(コツジキ⇔骨時期)」・・・「誇示・固辞・居士・固持・小路・庫司」の記・・・
ーーーーー
故爾(コジ・ユエにヨッテ)
爾=なんじ・おまえ・二人称の代名詞
↓↑ 爾汝(ジジョ)・汝(ジョ)
その・それ・この・これ
爾後・爾来
しかり・そのとおり・そのように
修飾語に添える助字
確爾(カクジ)
莞爾(カンジ)
のみ(耳・已)・だけ(丈)
限定・断定の助字
莞爾(カンジ)
卒爾(ソツジ)
卓爾(タクジ)
聊爾(リョウジ)
爾後(ジゴ)
爾今(ジコン)
爾汝(ジジョ)
爾汝の交わり(ジジョのまじわり)
爾余(ジヨ)
爾来(ジライ)・・・自来也=蝦蟇
綱手(つなで)=蛞蝓(螂蛆)
大蛇丸=大蛇
三竦み=trade-offs(トレードオフズ)
「螂蛆食蛇、蛇食蛙、蛙食螂蛆、互相食也」
蚦=ニシキヘビ・大蛇=蚺
爾(なんじ)
爾に出ずるものは爾に反る
(なんじにいずるものはなんじにかえる)
↓↑ ↓↑
伊邪那岐命=イ尹牙阝尹(刀二)山支𠆢一口卩
↓↑ 那=𨙻=冄+阝=𨙻(説文解字の本字)
冄=毛の垂れるさま・柔らかな・弱い
毛状のやわらかなものや
花の咲いたしなやかな枝などが
たくさん垂れたさま・枝垂れる華
冄=あやうい・ゼン・ネン
何かが垂れるさまの象形
飾り紐・頬髭などが垂れるさま
冄=冉=冂+土(十一)⇔一+冉=再
那=刀+二+邑=刃+一+邑
「にほんざしの国・大小二本差しの国
やいば(刃)が一番切れる国」?
なに・なんぞ・いかん・やす・とも
多い・美しい・安らか
維那(いな・いの)・維那(ゆいな)
恵那(えな)・旦那(だんな)
檀那(だんな)・那謨(なも)
遮那(しゃな)・刹那(せつな)
毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)
毘盧遮那・・・遮⇔遮断
遮=さえぎる・遮光・遮断・遮蔽
遮那=危うい邑を遮(さえぎ)る
遮莫(さもあらばあれ)
Vairocana=ヴァイローチャナ
光明遍照=毘盧舎那仏
伊那(いな)・那珂(なか)
那覇(なは)
那由他・那由多(ナユタ)
那落(ナラク) ·
那辺(奈辺・なへん)
那須
支那
那岐颪(なぎおろし)
那岐山(なぎさん)
那程子・・・あのころ
↓↑ 刹那主義(せつなしゅぎ)
詔之
「愛我那邇妹命乎(なぎ・那邇二字以音、下效此)」
謂 邇=爾+辶=ちかい・近づく・ニ・ジ
↓↑ 邇=身ぢか・邇言(ジゲン)
卑近=身近で、誰にでも理解し易い
卑弥呼=卑彌呼
彌=弓+爾=事柄や状態が段々、徐々に
甚だしくなる様
いよいよ・益々
後から後から・次々に留めなく
泉水の湧水のように
火山の噴煙、噴火のように
岸壁に迫る波(那美)のように
彌生=三月=ハナハダシク生い茂る
彌=弓+爾=弓の「なんじ・その」
爾=丅+ハ+冂+爻+爻
T・丅=下・丁
和邇=わに・かに・かじ=鰐(わに)・・・
和邇=和氏之璧(カシのヘキ、ワシのたま)
邇々藝=瓊瓊杵
和邇=わに・かに=和瓊・倭事
我が
「那」=「冉(冄・危うい)+邑(くに)」
に
邇(近づいている
邇々藝⇔瓊々杵)
瓊=玉+夐(遥か・遠い・長い・ケイ・キョウ)
=赤玉・璚=玉+矞・・・橘(蜜柑・みかん)
矞=矛+冏=孔を開ける
イツ・イチ・シュツ・ジュチ
瓊=赤玉(たま)に
「夐=矞(孔を開ける)」杵(きね)⇔錐
妹(妻)の
命(いのち・みこと・メイ)
である
乎(?)
乎=諾否疑問文に用いる
「乎己止点=遠古登点」
「易子之一木乎」・・・「易子而食(子をかえて食う)」
「易子而教(子をかえて教える)」
子を一木に易(かへ)しまったのか
子を一木に替えてしまった
「一木一草」・・・全てor僅(毫)か・・・
一摸句一総
一木=一木、大廈の崩るるを支うる能わず
(文中子・事君)・・・「文註詞・字訓」?
乃
匍匐御枕方、・・・匍匐(ホフク)前進?
勹+甫・勹+畐(フク・ヒョウ)
下部に
膨(ふく)らみのある器の象形
匍匐御足方
而哭時、
於
御淚所成神、
坐
香山之畝尾木本、・・・香山の畝尾の木の本(クビキボン)
大和三山=香具山・畝傍山・耳成山
畝傍山
「畝火山=雲根火山=宇禰縻夜摩
慈明寺山・御峯山」
などと呼ばれる
名
泣澤女神。・・・・・・泣澤(なきさわめ・キュウタクジョ)
故、
其所神避之・・・・・・神避(かみさった)=死亡?
伊邪那美神者、
葬
出雲國
與
伯伎國
堺・・・堺(十一の界隈)=さかい
=境(十一の立日儿)
皃=人の白骨
貌⇔容貌・美貌
比婆之山也。・・・「波の女の比較、之、纂埜(キキ十一)」
↓↑
於是
伊邪那岐命、
拔所
御佩之十拳劒、・・・「十拳劒・拾い挙げる僉の刃」
↓↑ 僉=𠆢+一+口+人+口+人
みんな・一緒・共に・ケン
僉=多くのものや人をまとめること
倹(儉)・生活をまとめ引き締める
剣(劍)・両刃がともにそろう
(嶮)・集めて小高くなっているさま
険(險)・集めて地形が小高くなっているさま
検(檢)・木簡をそろえ、比較し調べる
(瞼)・まぶたをつむる動きから
(臉)・肉の千切りをそろえる
(簽)・竹簡をそろえ、比較し調べる
験(驗)・馬の乗り比べる・実験・試験
↓↑ 鹸(鹼)・うわずみを集める・石鹸
斬
其子
迦具土神之頸。
爾著
其御刀前之血、
走就
湯津石村、
↓↑
所成神名、
石拆神、・・・拆=ひらく・さく・打ち割って二つにさく
やぶる・打ちやぶる・相手の説を論破する
タク・セキ
↓↑
次
根拆神、
↓↑
次
石筒之男神。
三神
↓↑
次
著
御刀本血亦、
走就
湯津石村、
↓↑
所成神名、
甕速日神、
↓↑
次
樋速日神、
↓↑
次
建御雷之男神、
亦名
建布都神(ふつ・布都二字以音、下效此)、
亦名
豐布都神。
三神
↓↑
次集
御刀之手上血、
自手俣漏出、
所成神名(訓漏云久伎・くき)、
闇淤加美神(おかみ・淤以下三字以音、下效此)、
↓↑
次
闇御津羽神。
上件
自石拆神
以下、
闇御津羽神以前、
幷八神者、
因
御刀所生之神者也。
↓↑
所殺
迦具土神
之於
頭所成神名、
正鹿
山上津見神。
↓↑
次於
胸所成神名、
淤縢山津見神。(淤縢二字以音)。
トウ・ドウ・かがる・からむ・むかばき
布の裁ち目などがほつれないように
縫い糸やしつけ糸でからげる
↓↑
次於腹所
成神名、
奧山上津見神。
↓↑
次於
陰所成神名、
闇山津見神。
↓↑
次於
左手所成神名、
志藝山津見神。(しぎ・志藝二字以音)。
↓↑
次於
右手所成神名、
羽山津見神。
↓↑
次於
左足所成神名、
原山津見神。
↓↑
次於
右足所成神名、
戸山津見神。
自
正鹿山津見神
至
戸山津見神、
幷八神。
故、
所斬之刀名、
謂
天之尾羽張、
亦名謂
伊都之尾羽張。(いと・伊都二字以音)。
↓↑
於是、
欲相見
其妹
伊邪那美命、
追往
黃泉國。
爾自
殿騰戸
出向之時、
伊邪那岐命
語詔之
「愛我那邇妹命、
吾與
汝所作之國、
未作竟。
故、可還。」
爾
伊邪那美命
答白
「悔哉、不速來、
吾者
爲
黃泉戸喫。
然、
愛我那勢命(なせ・那勢二字以音、下效此)
入來坐之事恐。
故、欲還、
且
與
黃泉神相論。莫視我。」
如此白
而
還入其殿內之間、
甚久難待、
故、
刺
左之御美豆良(みづら・三字以音、下效此)
湯津津間櫛
之
男柱一箇取闕而、
燭一火入見之時、
宇士多加禮許呂呂岐弖
(うしたかれころろぎて・此十字以音)、
於
頭者
大雷居、
於
胸者
火雷居、
於
腹者
鄢雷居、
於
陰者
拆雷居、
於
左手者
若雷居、
於
右手者
土雷居、
於
左足者
鳴雷居、
於
右足者
伏雷居、
幷
八雷神成居。
↓↑
於是
伊邪那岐命、
見畏而
逃還之時、
其妹
伊邪那美命
言
「令見辱吾。」
卽遣
豫母都志許賣(よもつ しこめ・此六字以音)
↓↑ 黄 泉 醜 女
コウセン 種得おんな(音名)
オウセン 醜=酉+鬼(甶+儿+ム)
卑=甶+ノ+十
甶=フツ、畢、畀
畏・禺⇔田=甶⇔由
母の都は(伊)に豫(あづける)
志(こころざし)は許す賣(バイ)
豫=予+象=あらかじめ・以前からかねて
大きい象・楽しむ・遊ぶ
おこたる・なまける
喜ぶ・ためらう・ぐずぐずする
一刻の猶予もない
預(あづ)かる
関わる
古代中国の九州の1
河南省全部と山東・湖北省の1部
the nether world・hades; realm of the dead
the next world
よみじどり(黄泉鳥)=トラツグミの別名
ぬえ=トラツグミ=得体の知れないもの
鵺(ぬえ)=虎鶫・鵼・恠鳥・夜鳥
奴延鳥(ぬえ)=奴+延+鳥
鵺(や)は「キジ(雉)」に似た鳥とされた・・・
愛媛県上浮穴郡久万高原町
近衛天皇の御所・清涼殿に
黒煙と共に不気味な鳴き声が響き渡り
二条天皇がこれに恐怖し
病の身になった
鵺の正体はヌエ退治した源頼政の母だという・・・
鵺払い祭り
静岡県伊豆
国市
↓↑ 伊豆長岡温泉で毎年1月28日に行われる祭り
令追、
爾
伊邪那岐命、
取
鄢御𦆅投棄、
乃
生蒲子。
是
摭食之間、逃行、猶追、
亦
刺其右
御美豆良之湯津津間櫛
引闕而
投棄、
乃生笋。
是
拔食之間、逃行。
↓↑
且後者、
於
其八雷神、
副千五百之黃泉軍、
令追。
爾
拔所
御佩之十拳劒而、
於
後手
布伎都都(ふきつつ・此四字以音)
逃來、猶追、
到
黃泉比良(ひら・此二字以音)坂
之
坂本時、
取在
其
坂本
桃子・・・桃(もも ・トウ) 子(こ・シ)
百・腿・股 問う・当・唐 拠・史
三箇待擊者、
悉逃迯也。・・・迯=にげる・にがす・のがす・のがれ
ダウ・トウ(タウ)
爾
伊邪那岐命、
告其
桃子
「汝、如助吾、
於
葦原中國
所有
宇都志伎(うつしき・此四字以音)
青人草
之
落苦瀬而
患惚時、可助。」
告、
賜
名號、
意富加牟豆美命。
(おほまむづみ
いふかむつみ・自意至美以音)。
あふかむづみ
↓↑
最後、
其妹
伊邪那美命、
身
自追來焉。
爾
千引
石引
塞
其
黃泉比良坂、
其石
置中、
各對立而、
度事戸之時、
伊邪那美命
言
「愛我那勢命、
爲如此者、
汝國之
人草、
一日
絞殺
千頭。」
爾
伊邪那岐命
詔
「愛我那邇妹命、
汝爲然者、
吾
一日
立
千五百產屋。」
是以、
一日
必
千人死・
一日
必
千五百人生也。
故、
號其
伊邪那美神命、
謂
黃泉津大神。
亦云、
以其
追
斯伎斯(シキシ・此三字以音而)、
號
道敷大神。
亦
所塞
其
黃泉坂之石者、
號
道反大神、
亦謂
塞坐
黃泉戸大神。
故、
其所
謂
黃泉比良坂者、
今謂
出雲國
之
伊賦夜坂也。
↓↑
是以、
伊邪那伎大神
詔
「吾者
到
於
伊那志許米(イナシコメ)
上志許米岐(カミシコメキ)
(此九字以音)
穢國而
在祁理。(きり・けり・此二字以音)。
故、
吾者
爲
御身之禊」而、
到
坐
竺紫日向・・・ 竺紫 (つくし)・・・ 竺=竹二
紫=此糸
之
橘(たちばな・キツ)小門(おと・ショウモン)
之
阿波岐(あわき・此三字以音)原而、
禊祓也。
↓↑
故、
於
投棄
御杖
所成神名、
衝立船戸神。
↓↑
次
於
投棄
御帶所成神名、
道之長乳齒神。
↓↑
次
於投棄
御囊所成神名、
時量師神。
次
於
投棄
御衣所成神名、
和豆良比能宇斯能神。
(わづらひのうしの・此神名以音)。
↓↑
次
於
投棄
御褌所成神名、
道俣神。
↓↑
次
於
投棄
御冠所成神名、
飽咋之宇斯能神。(うしの・自宇以下三字以音)。
↓↑
次
於
投棄
左御手之手纒所成神名、
奧疎神。
(訓奧云於伎
おき。下效此)。
(訓疎云奢加留
おごりかる。下效此)。
↓↑ ↓↑
華奢(カシャ・キャシャ)
驕奢(キョウシャ)
豪奢(ゴウシャ)
奢る(おごる)
奢侈(シャシ)
奢侈文弱(シャシブンジャク)
奢靡(シャビ).
↓↑
次
奧津那藝佐毘古神。
(なぎさびこ・自那以下五字以音。下效此)。
↓↑
次
奧津甲斐辨羅神。
(かいべら
クワヒベラ
こうひべら・自甲以下四字以音。下效此)。
↓↑
次
於
投棄
右御手之手纒所成神名、
邊疎神。
↓↑
次
邊津那藝佐毘古神。
↓↑
次
邊津甲斐辨羅神。
↓↑
右件
自船戸神以下、
邊津
甲斐辨羅神
以前、十二神者、
因
脱著身之物、
所生神也。
↓↑
於是
詔之
「上瀬者瀬速、
下瀬者瀬弱。」
而、
初
於
中瀬
墮
迦豆伎而
滌時、
所成
坐神名、
八十禍津日神(訓禍云摩賀・まが、下效此)。
↓↑
次
大禍津日神、
此二神者、
所到其
穢
繁國之時、
因
汚垢而
所成神之者也。
↓↑
次
爲直其禍而
所成神名、
神直毘神(び・毘字以音、下效此)、
↓↑ へそ・ビ
次
大直毘神、
↓↑
次
伊豆能賣神。・・・・伊藤の陪臣(陪審)
幷三神也。
(いづのばい・イトウノバイ・伊以下四字以音)。
↓↑
次
於
水底滌時、所成神名、
底津綿上津見神、
↓↑
次
底筒之男命。
↓↑
於
中滌時、所成神名、
中津綿上津見神、
↓↑
次
中筒之男命。
於
水上滌時、所成神名、
上津綿上津見神(訓上云宇閇・うへ)、
↓↑
次
上筒之男命。
此三柱
綿津見神者、
阿曇連
等之祖神
以
伊都久(いつく)神也。
(伊以下三字以音、下效此)。
故、
阿曇連等者、
其
綿津見神
之子、
宇都志日金拆命・・・宇都志-日-金-拆
之子孫也。
(うつし・宇都志三字、以音)。
其
底筒之男命、
中筒之男命、
上筒之男命
三柱神者、
墨江之三前大神也。
↓↑
於是、
洗
左御目時、
所成神名、
天照大御神。
↓↑
次
洗
右御目時、
所成神名、
月讀命。
↓↑
次
洗御鼻時、
所成神名、
建速須佐之男命。(すさ・須佐二字以音)。
↓↑
右件
八十禍津日神以下、
速須佐之男命以前、
十四柱神者、
因
滌御身所生者也。
↓↑
此時
伊邪那伎命、
大歡喜
詔
「吾者生生子而、於生終得三貴子。」
卽
其御頸珠
之
玉虬
母由良邇(もゆらに・此四字以音、下效此)
取
由良迦志(ゆらかし)而、
賜
天照大御神而
詔之
「汝命者、
所知
高天原矣。」
事依而賜也、
故其
御頸珠名、
謂
御倉板擧之神。
(訓板擧云多那・たな)。
次詔
月讀命
「汝命者、
所知
夜之
食國矣。」
事依也。(訓食云袁須・おす)。
↓↑
次詔
建速須佐之男命
「汝命者、
所知
海原矣。」
事依也。
↓↑
故、
各隨
依賜之命、
所知看之中、
速須佐之男命、
不知
所命之國而、
八拳須・・・・八拳須(やつかひげ)
至
于心前、・・・于心前(むなさきにたれ)
啼(なき)
伊佐知伎也。(いさちぎ・自伊下四字以音。下效此)。
其泣狀者、
青山
如・・・ごとく
枯山
泣枯、
河海者
悉泣乾。
是以
惡神之音、
如
狹蠅皆滿、
萬物之妖悉發。
故、
伊邪那岐大御神、
詔
速須佐之男命
「何由以、
汝
不治所事依之國而、
哭
伊佐知流。」
爾答白
「僕者
欲
罷
妣國
根之堅洲國、
故哭。」
爾
伊邪那岐大御神
大忿怒詔
「然者、
汝
不可住此國。」
乃
神
夜良比(やらひ)
爾(に・じ)
夜良比(やらひ)
賜也。
(自夜以下七字以音)。
故、
其
伊邪那岐大神者、
坐
淡海
之
多賀也。
ーーーーー
・・・「淡海の多賀」に「伊邪那岐大神」は居るらしい・・・
多賀大社=滋賀県
犬上郡
多賀町
多賀にある神社
伊邪那岐命(イザナギ)
伊邪那美命(イザナミ)
の二柱を祀る・・・伊邪那美命(イザナミ)も?
『日本書紀』
「構幽宮於淡路之洲」
すなわち
「幽宮(かくれみや)を淡路の洲(くに)に
構(つく)りて」
とあり
伊弉諾尊が、最初に生んだ
淡路島の地に幽宮(かくりみや)を構えた
『古事記』真福寺本の
「淡海(おほみ)」は
「淡路(あわじ)」の誤写・・・
↓↑
『古事記』以前の時代
一帯を支配した豪族
「犬上君の祖神」を祀った・・・
「犬上君(犬上氏)」は、
多賀がある「犬上郡」の名祖で
第五次
遣隋使
第1次
遣唐使
の
「犬上御田鍬」を根拠地・・・
↓↑
藤原忠平
らによって
延長五年(927年)に編まれた
『延喜式神名帳』で
「近江国
犬上郡
多何神社
二座」と記載・・・「二座」は誰なのかは、不明
境内社で
延喜式内社の日向神社は
瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)を
同じ摂社の
山田神社は
猿田彦大神を祀る
多賀胡宮とも呼ばれる
別宮の
胡宮(このみや)神社は
伊邪那岐命
伊邪那美命
事勝国勝長狭
(コトカツ クニカツ ナガサノミコト)
の3柱を祀り
多賀社の南方の神体山に鎮座
授子・授産、鎮火の神として崇敬
ーーーーー
・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます