初めてのキッチン・マーレ移動教室を豊中で行いました。往路、中央環状で大事故が起こったところだったため、トラック、乗用車10台が横転していて反対車線は閉鎖。それを見るわき見運転渋滞に巻き込まれ、すっかり焦りました。それにしてもあんなに凄い交通事故、初めて見たよ。
- グリーンサラダ ~シェリー・ドレッシング
- ベルギー風フィッシュスープ
- ローストポークとポテト ~クランベリー・アップルソース添え
- カラメル・ナッツ・タルト
K 邸に集まってくださったのは、大学時代の友人数名プラスK ちゃんのワンちゃん友達が大多数。以前私がヨーロッパ旅行に行っている間、愛犬マックスを1か月もここのおうちで預かってもらっていたので、初めてお会いする方達には、「マックスのママ」ですっかり通っていました。フィッシュスープはベルギーで食べてその美味しさに感激、再現したくてレシピ開発したのよ、なんて話したら、すかさず「マックスがここにいる間、こんなに美味しいものを毎日食べていたのね」なんて言われてしまいました。そう、その通りです。あの時はK ちゃんからのマックス苦情メールを開くのがおっかなかったな~。改めて、その節は皆さん、マックスが大変お世話になりました~ですね。
広々としたカントリーキッチンで、素敵なお皿に盛りつけると、お料理がまた随分と違った印象になりますね。辛子やチャツネのような薬味のことを、英語では condiment (コンディメント)といいます。今回、ローストポークの condiment としてリンゴとドライ・クランベリーを使ってソースを作りました。つきっきりでこの鍋を混ぜてくれていたN さんが、「なんか焦げ臭いんだけど~」って大声で言うからそっちを見たら、彼女がはめていた鍋つかみミトンに火がついてるじゃない!申し訳ないけど大笑いしてしまいました。
このソース、豚や鶏肉料理だけでなく、デザート・ソースとしても活躍しますよ。この日のデザートは K ちゃんの以前からのリクエストで、カラメル・ナッツ・タルトと決まっていました。先日一緒に買いに行ったジアンのお皿とカップに盛りつけて、おしゃれにいただきました。
勝手が分らないキッチンで私の方がもたついていたけれど、明石とはまた違うパワーで皆さん驚きの早さで下準備や洗い物をこなしてくださり、感激でした。ご協力どうもありがとうございました。「明石のみんなとどっちがよく動く?」って聞かれて、「もちろん豊中です」って答えちゃったよ。「優秀なパートは、口も手も同時に動くのよ」って自慢げに友人U ちゃんが言いました。見かけによらずあれでも私にしては結構緊張していたのもあって、写真をあんまり撮らなかったのが悔やまれます。
これを今書いている最中にも電話があって、さっそく皆さんスープやポーク、そしてコストコでドライ・クランベリーやピーカン・ナッツを共同購入してお料理の復習をして下さっていると聞き、講師冥利につきます。現在夜10時、豊中 K 邸界隈は甘い匂いが漂い、クランベリー・アップルソースをぐつぐつと煮込んでいるお家がたくさんある、ってことね。
キッチンを提供してくれたK ちゃんありがとう!そして豊中の皆さん、これからもどうぞよろしくお願いします。