今年の冬は寒いというけれど、私達が子供の頃の冬はこんなもんだったよね。どこまでが”私達”に入るのかは、個人個人にお任せしますが、ダウン・ジャケットなんかなくて、防寒着なんてもっと薄っぺらなものてきっともっともっと寒かったはず。。。
寒い中、電車と宿の送迎バスに乗ってたつの市室津まで牡蠣を食べに行ってきました。思ったほど遠くなくて神戸からJRで小一時間、バスに乗り換えて25分で瀬戸内海の家島を臨む丘の上の料理旅館に到着。途中には、私は行ったことないのですが有名な綾部山梅林がありました。小さな漁港、室津の海は穏やかで、牡蠣養殖いかだが沖合にいくつも見えます。海が広がる大きな和室でお料理をいただきました。コミュニケーションがうまくとれてなかったのか、牡蠣づくしではなくて懐石に牡蠣料理が数品混ざっていただけでしたが、播磨灘の牡蠣はあっさり系、大粒でぷりぷり旨味がありました。土手鍋は、珍しいよね、白みそ仕立てでした。
帰りに立ち寄った道の駅御津(みつ)では、牡蠣90分食べ放題や、そこで買った魚介類をすぐに網焼きしてくれるコーナーもありました。浜辺に下りていく階段にはバーベキュー・テラスもあり、一日遊べる施設を目指しているそうです。暖かい季節にまた来たいな。
寒風にさらす素麵、揖保の糸で有名な揖保川がそばを流れていますが、この辺りは素麵ではなく干し大根を作っているようなので、沢庵やら切り干し大根も買い込んで帰りました。とっても遠くまで行った気になった日帰り旅行、十分満喫できましたね。声をかけるとすぐにのってくれる食いしん坊の皆さん、とっても心強いわ~。また楽しい企画を考えますね。
その朝脱皮したはかりの茹で蟹を、福井からの出張帰りに甥が届けてくれました。松葉蟹の脱皮したてのものを「若松葉蟹」、または「水蟹」と呼ぶそうです。見た目は普通の松葉蟹となんら変わらないのだけど、手で裂けるほど殻が柔らかく、ひっぱるとスポッと身が取り出せ、身入りは少ないけれどとてもジューシーで美味しんだな。2月中旬からのものが身入りもよくてお勧めだそうです。昨年初めてこれを食べ、格闘せずにすぐに口にできて美味しい、てなわけですっかりファンになってしまいました。娘は塩味(海水)がきついからもういいわ、と早々にリタイアしたおかげで、ラッキー!これほぼ全部一人でたいらげちゃったよ。