- サテイ(タイ風焼き鳥)&ピーナッツ・ソース
- きゅうりの付け合わせ
- ヤムウンセン(春雨サラダ)
- 海老と茄子のレッド・カレー
- 烏龍茶のゼリー
暑いとスパイスの利いた料理が食べたくなるよね~。というわけで、タイ料理が食べたくなったのでまた勝手にメニューを変更してしまいました。ま、いつものことですが、当日に何を作るか知らされないまま全く文句も言わないで通ってくださる生徒さん達、どうもありがとうございます!感謝、感謝!
以前のタイ料理レッスンのレシピを引っ張り出して、無駄なことしてたな~って気づきました。わざわざ買いに行く調味料、同じものをいくつかの料理に使ってこそ無駄がないのに、いろんな調味料が必要なメニュー構成になっていました。反省!グリーン・カレーにする必要もないので、今回はピーナッツ・ソースに使ったレッド・カレー・ペーストを使ってレッド・カレーを作ることにしました。
もともとは海老と茄子のレッド・カレー・ペースト煮だったレシピを、ココナッツ・ミルクとスープを増やしてカレーにしてしまいました。夏野菜の茄子を美味しく沢山食べれるでしょ?茄子は煮崩れしないよう堅いものを選んでください。そして皮は全部剥くか、ピーラーで所々剥いた方がスープの色が黒くなりません。タイの茄子は日本と違って緑だからここまではしないけどね。
レッド・カレー・ペーストは油で炒めて香りを出して下さい。レシピは日本人の口に合うようにオリジナルの半量以下のレッド・カレー・ペーストにしてあるので、もっと辛いのが好みの人は増やしてね。
カレー粉やガーリック・ソルトなどでマリネした肉、この日は鶏肉でしたが、どんな肉でもオーケーです。甘いのがあまり好きじゃない人でもこのピーナッツ・ソースは絶対に気に入ると思う。タイ料理ではサテイやさつま揚げのようなフライに、赤唐辛子の利いたこのきゅうりの甘酢漬けのようなものをつけて食べます。脂っこいものもそうするとさっぱり爽やかに変身するからね。
春雨サラダ、ヤムウンセンは豚ミンチ、春雨、きくらげ、海老の順で全て一緒に湯がいてしまえばめちゃくちゃ簡単に仕上がります。あとは冷めてから野菜と合わせておいたドレッシングをかけるだけ。こんなに手間いらずで本格的なヤムウンセンが家庭でできるんだよ。
デザートにはジャスミン・ティーのゼリーを予定していたのだけど、手元には「白龍珠」というジャスミン茶しかなくて、これで作ると全く色のないゼリーになると気づいて急遽烏龍茶ゼリーに変更しました。うんちくを述べると、中国には青、緑、黒、黄、紅、白の六種類のお茶ががあります。白茶とは新芽から3枚までの葉から成る弱発酵茶で、昔から皇帝が愛飲したことから皇帝茶とも呼ばれています。この白龍珠も烏龍茶も、高級茶は香りが逃げないように摘んでから手揉みで球状に丸くします。だからお湯を注ぐとものすごく葉が広がるので、茶葉は極少量で十分、入れ過ぎないように注意してくださいね。ジャスミン・ティーは代わりに飲むことにしました。↑↑
高級な烏龍茶は薄い黄色です。日本でおなじみの茶色の烏龍茶は安物ってこと。ゼリーにはコンデンスミルクをかけ、水で戻したクコの実とナツメを飾りました。すっきりとした、夏にぴったりのデザートになりましたね。
初めて参加してくださった N さんが、彼女の自宅近く、西区のぶどう園でピオーネを買ってきてくれました。テーブルに置いていたのが、そういえばいつの間に移動してたな。デザートにしようか、って用意しはじめたら、娘の部屋からギャーって声が聞こえてきました。何事かと思いきや、N さんがぶどうを娘の部屋、それも床の上に移動したとは知らず、私はうっとうしくなった愛犬マックスを娘の部屋に閉じ込めていたのでした。つまり、「犬とぶどうが同じ部屋」だったわけ。大きな粒のものを選んで二房買ってきてくれたのに、その一房がきれいさっぱり消えていました・・・ ごめん!