9月も2週目に入るというのに、この暑さはないだろう。駅のホームから空を見上げると、見事な夏の雲だったよ。
- 中華風冷奴
- 海老の大葉揚げ
- ツナのミニ春巻き
- 空新菜の炒め物
- 金針菜と牛肉の炒め煮
- 海老とトマトのサンラータン(酸辣湯)
- 烏龍茶ゼリー
暑いので、すぐにできる中華料理ばかりを集めてみました。まず中華風冷奴。ザーサイやピータンが豆腐の上にのっかってるのが定番ですが、少々それをアレンジし、干し海老とザーサイのみじん切りをゴマ油で香りよくいため、たっぷりの青ネギ、それにラー油、オイスターソース、醤油ベースの特製たれをかけました。激ウマ!干し海老とザーサイは作り置きができるので、便利だよ~。
揚げものを二品。でもどちらも超簡単なので、暑い夏でもへいっちゃら!みんなの家でこれはヘビロテになるだろうな~と思ってしまった。海老は大葉と餃子の皮で巻くだけ。缶詰のツナには玉ねぎのみじん切りと豚ミンチと調味料を加え、四分の一サイズに切った春巻きの皮で巻くだけ。意外な美味しさ新発見だったでしょ。どちらもチリソースや辛子醤油、塩こしょうなど好みのものをつけて食べてみてね。そうそう、海老の揚げものは筒状になってるから中に油がたまってしまいます。だから、油切りはこのように立ててしてみてね。
空心菜、またの名エンサイは、茎が空洞になっているのでこう呼ばれています。夏野菜として日本でも定着してきたようで、今年はどこのスーパーでもよく見かけます。エンサイと聞いて私がまず第一に思い浮かべるのは、母がよく作っていたちりめんじゃこを使ったあっさり系のスープ。でも今回は簡単なようで難しい炒め物に挑戦しました。火の通りが早いので、強火でサッと仕上げてください。ニンニクのみじん切りと調味料を先に油で炒めておくのがポイント。そうすると、短時間で野菜を炒め上げることができます。
干し金針菜(チンチェンツァイ)を台湾からのお土産でもらっていたので、これを使いたくて一品考えました。金針菜は、高原に生えるユリ科の花カンゾウのつぼみ。春には緑色のフレッシュなものを中国野菜を扱っている八百屋などで目にします。中華レストランでも季節ものとして炒め物に出てきたりします。乾燥したものは薄茶色だけれど、水に漬けて何度も水をかえてアク取りすると、こんなに鮮やかなオレンジ色になります。根元の堅い部分はつまんで取り除いてね。精進料理の具材として珍重されており、スープ、炒め物、煮ものなどどんな料理にも使えます。ひなびた形容しにくい味、でも花の味しますよね。今回は牛肉、薄揚げとともに炒め煮にし、さやいんげんを飾りました。色どりがきれいな一品だよね。みんなにはお裾わけで持って帰ってもらったけど、金針菜のかわりに厚揚げやタケノコ、きのこを代用しても豆豉で味付けするこの炒め料理は美味しいと思います。
酸っぱくて辛いスープ、サンラータンも夏風にアレンジ。海老とトマトをたくさん使い、黒酢で仕上げました。ニラは火を止めてから加える方が、色が黒っぽくならなくていいかな。
そしてデザートは神戸教室と同じ烏龍茶ゼリー。今回は小さなナツメだけを飾りました。ナツメは水で戻す時に砂糖少々を加えてレンジでチンし、1日以上置いておくとどんどん柔らかく甘くなっていきます。これも多めに作り置きして冷蔵庫に入れておけば、ヨーグルトや熱いお茶に入れたりと、色々と使えます。そう、烏龍茶の葉はこんなに広がっちゃうんですよ↑。
あんまり絵にならないけど、今回 F さんが庭から持ってきてくれたのは、ゴミ袋一杯のローズマリー。暑くて花も咲かないんです~って言ってた。いる人は持って帰ってね~ってお願いしたのに、大量に余ってしまい、自宅に持って帰って処分いたしました。我家も暑すぎて、室内の~ローズマリー枯れるばかりなり~ってなもんよ。でも暑くて雨が少なかったおかげで、今年の梨もぶどうも例年よりもずっと甘い。糖分が凝縮されてるのね。だからうちの犬がぶどうをたいらげたわけだ。
電車の窓から、須磨海岸の海の家が解体中なのが見えた。この暑さならまだまだ営業できただろうにね。動く車窓からまだ使いこなせていない iphone で撮ったわりにはこの写真悪くないじゃん↑。須磨海岸はちと通り過ぎちゃったんだけどね。