一体ロンドンはいつ暖かくなるんだろう。勘弁してよね、まだダウン着てても全然おかしくない。日本を発つ前にウルトラ・ライト・ダウン買ってきて正解、重宝してる。
今日はスコットランド産サーモンがどれほど美味しいか、っていう話。アメリカではアラスカや大西洋産、日本では北海道やチリ産、イギリスやヨーロッパではノルウェーやスコットランド産が主流だが、スコットランド産は脂がほどよくのっていて、私は世界で一番美味しい鮭だと思う。ネットで検索してみたら、生食では世界一美味しい、という東京の一流シェフの談も出てた。ロンドンに来てからは、週に2、3回はこのサーモン食べてるな。夏前までがシーズンのようだから、今のうちに思い切り食べておこうと思って。
今晩の我家のメニューは、松の実のかわりにアーモンドを使ったペストで和えたタリアッテレにポーチしたサーモンと野菜。これにフォートナム&メイソンF&Mで買ったハニー・マスタード・ドレッシングをかけてみた。
マーケットで見つけたこのアーモンド・ペストは目下お気に入りの一つで、これをサーモンに塗って焼いても美味しい。
先週は、いろんな料理雑誌を買っては新しいレシピに挑戦している娘が、アスパラとそら豆、ペコリノ・チーズを使ったリゾット風ピラフにガーリック・バター風味のサーモンを作ってくれた。このピラフはヒットだったから、いつかキッチン・マーレでも作ろうと思ってる。
そこそこ良いスーパーの魚売り場では、魚と好みのバターを選ぶと、レモンと一緒にアルミパックに入れて封をしてくれる。そのままオーブンで焼くと、こんなに簡単に魚料理が出来上がる!魚を触りたくない西洋人には大変便利、触るの気にならない私にも簡単、安い、美味しい、の三拍子揃いでお助け料理だ。
海藻かと思った。サムファイアsamphire というこの食べ物、実は海岸の岩などに生えるセリ科の草だそう。元々フランスで食べられていたものだそうで、魚料理の付け合わせによく出てくる。
レストランで食べたスモーク・サーモンも、とろけるように美味しかった。奥の白い物体は、ガーゼに包まれリボンで巻かれたお洒落なレモン。
F&M のランチで出たサーモンとオレンジのサラダもジューシーで最高だった。
ロンドン・バスの二階の一番前に座ると、手軽に市内観光ができる。絵になるハロッズの可愛い配達トラックが通りすぎた。素敵な中庭もよく見渡せる。
藤の花が真っ盛り。日本では藤棚にするけれど、こちらでは家の外壁に這わせるんだね。こういうのも味があっていいなぁ。ノッティングヒルの家並み。
イギリスでは家の外観も庭も、全部通行人に見せるため?とっても参考になる。
今住んでいるアパート近辺の話をしようと思っているのだけど、天気が悪くてなかなか良い写真が撮れていない。すぐ近くに、クラッパム・コモンclapham common という大きな公園がある。こちらもバスの二階からのショット↓。