奈良大好き☆お勉強日記

奈良大学文学部文化財歴史学科(通信教育部)卒&奈良まほろばソムリエ検定のソムリエを取得したヒトの色々な勉強の日記です♪

文化財学演習Ⅰ☆一日目

2006年08月25日 | 奈良大学お勉強日記
さてさて、本日から文化財学演習Ⅰです。
五れんちゃんの、二週目です。
まだまだ先は長いですねえ(ハア…)
すっかり夏バテなので、本日より駅からバスにて移動して授業に備えます。

今回の受講者総数81名。
班分けの名簿を見ると、2006年度入学の方が約3/4。
そりゃそうでしょうよ。
去年度入学のヒトは既に去年、Ⅰをとっているわ~な、フツウ。
ワタシのように、受講申し込みするの忘れてて(!)、
Ⅱから受けたなんてヒトは少ないことでしょうし。

というわけで、ようやく初心者用講座「Ⅰ」の受講とあいなりました。
講義は、酒井龍一教授。
四年生の文化財学選択者にはおなじみのセンセですね。

センセのモットーは『楽しく学ぶ!』
とにかく、学って付いているからって堅苦しく考えないで、
自分の好きなことやりゃ~いいんですって感じで授業が進みます。

午前はスライド(といいながら、パワーポイントになっていたりする最新事情)で
「世界各地の発掘調査」などの見学(っていうのか?)
その後、
「歴史学」「文化財学」「文化財科学」「文化人類学」「形質人類学」「動物考古学」ほか
の特質を判りやすく説明…。

でもね、文化財歴史学科の場合は、「史学」か「文化財」かを選んで勉強してくワケじゃないですか。
あんまり深く考えずに、私は「文化財」を選んだわけですが
(うそ、レポートが書きやすそうだったのが文化財だったから選んだんだが^^;;)
そのチョイスの前に、こういう話は聞きたかったなと思います。
(まあ、聞いたからって、反対のほうへ行くとは限らないんだけど)

単純に分けるならば。
史学は文系、文化財は運動系。
史学は部屋の中で、一人で、本を読んでいる。
一方、文化財は大勢で、外へ出て、チームワークで、団体行動。
(って、センセが云ったんだもん)

だから、文化財は愛想が良くないと、よそ様の宝物とか、研究資料とか見せてもらえないから
ウソでも演技でもいいから、明るい、愛想の良い人間を演じてないといけない、とな。
文化財は教室になんかないんだ!
さしずめ、「文化財は教室にはない!現場で掘ってんだ!」って事でしょう(笑)

個人的には、一人でいるのも、部屋ん中に引きこもりも大好きだけど。
現場も好きですよ>現説とかも。
でも、この気候の中では…ちょっとムリ。
お仕事として、現場を選ぶと、私にはきついかな。

で。
酒井センセ、お得意のアレも出ましたよ>かまぼこ板で看板を作るってヤツ。
「かまぼこ板を買ってきてですね、そこに自分の研究したいものを書いて
玄関の目立たないところに掲げるんですよ。そして、研究が進むに従って
表の目立つところへと出していくんです」

うーん。
かまぼこ板は買ってこんやろ…買ってくるのは「かまぼこ」!
なかなか板だけは売ってないと思うぞ、と、密かに突っ込んでおきましたが(笑)

研究者になるために、「看板」「名刺」「雑誌」は作れとな。
とりあえず、自分のHP入れた名刺は作ったので、後はかまぼこ板と、ぺら雑誌かな。

午後からは、「歴史と時間」「歴史と地図」「歴史と文字」の三本です~(サザエさん風♪)

その後、各班に分かれて「自己紹介」ってことだったんだけど。
その時すでに3時半過ぎ。
授業は3時50分まで。
補助員の学生さんは「では時間がないので、明日自己紹介をしてもらうことに…」
といっているにも関わらず、酒井センセは「今日やりな、今日」とのこと。
しぶしぶ、補助員の学生さんに連れられて、各班ごとの小教室へ移動して、
出身地と名前だけの自己紹介を実施。
(ホントは、自分の研究したいこととかも述べるんですけどね…時間がないゆえ省略)
うちの班は21名だったんだけど、奈良県(地元)はワタシだけだった。
あら、皆様、遠くからお越しなのね…お疲れ様です。

さて、座学での授業は本日のみで、明日は実習日。
学内をあちこち移動しながらの、細切れ実習の数々です。
Ⅰはいいよね、Ⅰは。
ポスター製作だって、「これをやります!」の決意表明だけでいいし。

ちゅうことで、今回は気楽に構えてやっていきます。
さ、明日もがんばんべー。




コメント
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