城郭探訪

yamaziro

東迎山城(迎山城 東丸) 近江国(甲賀・水口)

2014年03月13日 | 平山城

東迎山城 ・ 西迎山城    甲賀郡水口町下山
   両城とも伴氏の城と伝える。どちらの城も四方土塁型で周囲に空堀や水堀がある。
  西迎山の方は丘陵が斜面であり、南背後土塁のは切り込み式で高い。

 

所在地:甲賀市水口町下山小字迎山 Map:http://yahoo.jp/PBTnwh
    旧:甲賀郡水口町下山

・別 名:迎山城東丸

・目標地:迎山集会所、水口(テクノパーク)さつきが丘工業団地

・区 分:丘城  

・比 高:30m 

・現 況:竹林・雑木林

・遺 構:堀・土塁

・築城期:室町期

・城 主:伴伝佐衛門 伴又左衛門

・主郭までの時間:路上駐車より5分

・訪城日:2014.2.20、2014.3.9

http://yahoo.jp/Rvsv2V山上虎口          

迎山城  大字下山字迎山 津田氏作業場東30mの所の南山道路より約100mの高所にあり土盛り高平均3m内面積600㎡東の丸は傍田氏宅の東にあり城跡または物見台。城主は、伴伝佐衛門 伴又左衛門

東側虎口への城道 北側土塁から 虎口外側には堀も確認できますが茂みになっていた。横堀の東の平削地は「しいたけ栽培場」になっていますが単郭を取り巻く土塁は残ります。東側横堀・・・虎口に進めず引き換えし!

「甲賀の城」によりますと、横堀は内側深さ5m・城外側は2m。東側の虎口には水堀の一部が残る。南北の4~5mの土塁を確認できる。が主郭内は竹林で確認は出来ないが、竹の隙間から土塁を望める。

主郭は東西60m×南北50m、南側は切岸があったが工場用地に改変されている、西側は道路で切岸の様である

  主郭内は竹林が単郭を取り巻く土塁は残ります。主郭内は竹林が単郭を取り巻く土塁は残ります。

主郭内は竹林が単郭を取り巻く土塁は残ります。平側土塁を西方面北側の土塁より城址に入りました。北側土塁から

東迎山城(遠景)・・・西から

歴史

この城は伴谷地域をその勢力化においた土豪伴氏の城跡です。

伴氏は延慶年間(1308~1310年)に櫟野(いちいの)<=旧甲賀町>から移り住んだと伝えられ、近隣である柏木の山中氏、水口の美濃部氏と拮抗したり協力したりして領地を支配しました。

伴氏は俗に言う甲賀武士であり、戦国末期の甲賀群中惣の一員。

参考資料:滋賀県中世城郭分布調査、甲賀市史(甲賀の城)

本日も訪問、ありがとうございました


最新の画像もっと見る