案内隊員(人形)」の設置
東近江市玉緒地区まちづくり委員会は、町おこし事業として、布引山麓にある大森城址 (東近江市大森町)に城内の案内版&人形を設置することになりました。
それに伴い「お披露目式」と「案内板&人形」設置を行います。 皆様のご協力と参加をお待ちしています。
日時】 平成26年3月15日(土) 午前9:00〜
【集合場所】玉緒コミュニティセンター
(東近江市大森町1030番地)
*無料駐車場有り。
【対象者】 子どもから大人までどなたでも参加歓迎します。
【持ち物】 飲み物、手袋・靴など
山歩きしやすい服装でお越しください。
当日の予定表
9:00〜 「大森城址の案内版&人形」のお披露目式 :玉緒コミュニティーセンター
10:00〜12:00 「大森城址の案内版&人形」を8箇所設置 :大森城址
� 大森城址登り口から参加者に「案内版&人形」を運んでいただく。(約30分)
� 大森城址内で分担して「案内版&人形」を設置する。
12:00 大森城址で昼食(参加者におにぎりを配布します。)
13:00 大森城址下山後、里山広場で解散
【申し込み先】 締切日:3月14日まで
玉緒コミュニティーセンター Tel:0748−22−6479
E-mail: tamaomachi@gmail.com
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■ 委員会 米澤代表様 大意コメント
当日設置位地指導に城郭研究家の長谷川博美先生が城址を無償で解説されます。 大森城は、低い里山に築かれ20分で城址に到着可能です。私は長谷川先生の浅井町伊部の雲雀山城址見学会や、丸山先生の虎御前山古墳見学などの学習会に参加し地域の里山の自然景観を残しながらも郷土の城址を大切に保全していく姿勢を学ばさせて頂きました。
今回、大森城址の間伐材を使用して子供達が城址や歴史に馴染める、可愛らしい案内板&人形を設置するイベントを約20名弱で、細々と開催するになりました虎姫もまた三月から活動を再会されると聞いています、地域限定に固執せず、様々な町興し団体様や素朴な郷土史おこしの皆様が相互に仲良く交流親睦し、明るく健全で朗らかな精神で子供たちの未来を見守って行きたいと思ってております。どうぞ自然と歴史を素朴に愛好する県内有志の御協力をお願致します。
軽トラックに準備された「大森城案内隊員」
大森城址の案内版&人形」のお披露目式&記念撮影
人形設置場所図
お城のデータ
所在地:東近江市(旧八日市市)上大森町 map:http://yahoo.jp/y3BPvy
別 称:上大森城
現 状:山林
区 分:山城
築城期:室町期
築城者:布施淡路守
遺 構:土塁・堀切・堅堀・枡形虎口・物見櫓・井戸
標高:206m 比高差:35m
目標地:大森神社
駐車場:大森城の登り口に駐車
訪城日:2014.3.16
お城の概要
大森城へ登り口は大森神社の駐車場横の林道を数百m走ると、右手に山道があり、山道横に大森城址(本丸跡まで200m)の石碑が建っている。
山道を10分ほども登ると尾根に出るが、道は自然と堀切へ導かれる。いわゆる堀底道である。
この堀切から西へ数10mほどのところにも堀切があり、西の防御ラインとなっている。
尾根道を東へと歩くと幾つもの曲輪が確認できる。段高い主曲輪(本丸)へは土橋を経て登るルートと尾根筋から廻るルートがある。
主曲輪は北方に開いた形で周囲に土塁を巡らし、東と西の3ヶ所に虎口を設けている。北側虎口は切り出しの土橋を介し、3折れで主曲輪に至る構造となっている。また虎口を見下ろす位置には櫓台が配置さられており、実に巧みな縄張りである。
大森城の虎口がいつの時代に改修されたのか、また、大森城の南斜面には8条の竪堀が配されている
城域一帯は雑木の間から北に大森町と八風街道、南に蒲生町を眺望することができる。
お城の歴史
日本城郭大系によると、布施淡路守の子藤九郎公保が在城したと伝えられ、
「大洞弁天当国古城主名札」に上大森城主布施淡路守の子藤九郎公保としてその名がみえる。
南櫓台に設置中!
食い違い虎口に「案内隊員」設置中
本丸に設置中
本丸で「EXCELのノルディックポール」と参加記念に
完成した「食い違い虎口」の案内隊員
郭Ⅴの井戸
長谷川講師のレクチャーが始まりました!
郭Ⅲの土塁下の平削地
長谷川講師のレクチャー
長谷川講師のレクチャー
横堀と土塁
横堀(下から)と土塁
北物見台・・・鯰江城や井井元城~遠くに百済寺城が!
横堀
旧の登城口と説明板
参考資料:滋賀県中世城郭分布調査、現地説明板
本日も訪問、ありがとうございました!!