山麓の御屋形跡の土塁
本丸
「戦国の近江」地域の魅力発信事業・連続講座「近江の城郭 足利将軍と近江」第5回足利将軍と近江
応仁元年(1467年)に始まる応仁・文明の乱は、約11年間にわたり、全国を戦乱の渦に巻き込みました。その結果、室町幕府の権威は衰退し、各地に実力で領国支配を成し遂げる戦国大名が台頭します。戦国時代の幕開けです。
しかし、近江では強力な権力を持った戦国大名は誕生せず、鎌倉時代から近江守護であった六角氏の支配が織田信長の上洛まで続きます。一方で、室町幕府の権威が衰退した結果、畿内での政争に敗れた足利将軍が京都を離れ、有力守護の領国に在国する事態が頻発します。近江へは守護六角氏の支援を求めて12代将軍義晴や13代将軍義輝がやってきており、足利将軍と深いかかわりを持つところが、「戦国の近江」の特徴の一つとなっています。
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今回は、12代将軍足利義晴が約3年間滞在した桑実寺とそれに続く近江守護六角氏の居城観音寺城の現地探訪
桑実寺御所跡
参考資料:
本日の訪問ありがとうございす!!