城郭探訪

yamaziro

枝折城 近江国(米原・枝折)

2017年12月03日 | 山城

下丹生から見学会開始 谷筋を尾根まで直登です。

やっと尾根まで!

此処から【枝折城】の城域

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滋賀県中世城郭分布調査【枝折城】

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お城のデータ

所在地:米原市(旧坂田郡米原町)枝折町 map:http://yahoo.jp/dpAd_x

別 名:土肥城

現 状:山林

区 分:山城

築城期:室町期

築城者:土肥氏

城 主:土肥六郎左衛門実勝土肥次郎

遺 構:土塁・櫓台・長土橋・堀切・竪土塁・竪堀、

標 高:263.8m   比高差:130m

城 域:150m×50m

訪城日:2017.12.2・2017.12.10

https://www.facebook.com/osamu.tanaka.5074/posts/962522943910281

https://www.facebook.com/osamu.tanaka.5074/posts/951981181631124

お城の概要

 南東尾根から見学会の資料を手に尾根上部から、尾根を削り取り、幅1m弱、長さ25m程の長土橋が残る(尾根筋に厳重な防御)。

城外に大きな堀切2つ・小さな堀切1つ。標高263.8m・比高130mの尾根先端に位置する。

主郭の規模は45m×15mで南と東側に土塁を、南端は一段高く櫓台。主郭の西側及び南東側は尾根続きで、堀切で切断。

主郭の北側は削平地を巨大な堀切で切断。この堀切より北側は自然地形が30m程続いて、2段の削平地。下段の削平地は土塁で囲む。
城跡の立地が集落の背後の山に立地し、構造が極めて小規模山城で、典型的な在地領主の詰城か?。小規模な城郭であるが、防御機能の強い城。

お城の歴史

 土肥六郎左衛門実勝の居城。

源頼朝の家臣土肥次郎実遠の末葉で、足利尊氏の世に近江・美濃の野武士を平定して功があり、

箕浦庄の地頭として下向した御家人とされ、番場・多和田・醒井に分住し、箕浦庄の三土肥と称した。

このうち醒井殿と称する系統が枝折に住しており、枝折城の城主であったとか。

『淡海国木間攫』には、「坂田郡 枝折村 往古土肥次郎居城セシ事有ト云、其譜代ノ臣池田氏・江龍氏・能勢氏ノ姓名ノコレリト聞、」と記す。

滋賀県中世城郭分布調査・【枝折城】鳥瞰図:作図:長谷川博美氏

写真の説明はありません。長谷川博美氏作図

画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、木、屋外、自然最初の堀切(50cmの堆積)紅白の鉄筋で測っかて!

画像に含まれている可能性があるもの:木、植物、屋外、自然櫓台東下の堀切(30㎝の堆積)画像に含まれている可能性があるもの:木、植物、屋外、自然南下を西側に回り

画像に含まれている可能性があるもの:木、植物、屋外、自然主郭部へ登り

画像に含まれている可能性があるもの:木、植物、屋外、自然土塁

画像に含まれている可能性があるもの:木、植物、屋外、自然櫓台です

画像に含まれている可能性があるもの:木、植物、屋外、自然5段曲輪が

画像に含まれている可能性があるもの:木、植物、屋外、自然東側に土塁

画像に含まれている可能性があるもの:植物、屋外、自然虎口(炭釜に使用され壊されていますが)

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2月10日再訪

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虎口

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参考資料:『滋賀県中世城郭分布調査6 旧坂田郡の城』、『見学会資料(城歩会:長谷川博美氏作成)』、遺跡ウォーカー(枝折城/土肥城)、『淡海国木間攫』

本日の訪問ありがとうございす!!


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