させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

いつでも愛はどちらかの方が深く、切ない。

2012-11-01 08:16:31 | 日々のこと
【太郎さんが

『男女』っていう

素敵な字を書いたの。

男と女がくっついて

ひとつになってるんだけど

男が上。

だから

「やっぱり男が上なのね」

と言ったら、

「そうだよ、

いつだって女が

支えてるんだ」

って言うのよ。

ちゃんとわかって

らっしゃる。】


こんな

信愛のコトバが

頁を捲るたびに

ココロに

届きます


破天荒な印象の

岡本太郎という

一本の樹の

芯の太さ

根っこの深さは

計り知れないほど

公私のパートナー

敏子の存在は

水となり糧となり

葉々を繁らせ

果実を彩る

風が吹いても

陽射しが

照りつけても

動じず

自分で

在り続ける

いや

在り続けさせて

もらった

のだろう


作家にはファンがいて

活動家には支持者がいて

師匠には弟子がいて

愛を放つヒトには

それを

受け止めるヒトがいる


対等ではなく

相乗的な

与えるばかりでも

吸収するばかりでも

ない


そんな存在を

きっと誰もが

待ちわびている


そして

出逢っている


手繰りよせられるように


でもそれは

そうそうないから

いつも

欲しのアンテナは

張り巡らせて

おかねば

ならないのです


バランスばかり

気に留めては

ならないのです
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