もうすぐ
父の命日が
やってくる
そして
その年齢に
どんどん
近づいている
焦りも
否めない
47年という
短くも濃い人生を
駆け抜けた父
我が人生に悔いなし
遺影のシャイな笑顔の
時が止まった写真を
見上げるたびに
そんな台詞が
駆け巡る
一生分の
はたまた
一日の
喋る量は
決まっているそうだ
それに限らず
出逢いや
進路すら
生まれもって
何処か
何かに
委ねて
導かれている
気もしてならない
ひどく
お喋りになったり
気忙しくなると
すこし怖くなる
生き急いでるんじゃ
ないかって
いろんな
ドラマティックな
エンディングを
描いたりも
するけれど
まだまだ
やりたいコト
しらないコト
だらけな気もするから
スピードを
緩めなきゃな
独り言も寝言も
笑っちゃうくらい
きっと
自分らしい
だろうけれど
ココロ通わす
大切なヒトとの
会話ヒトツヒトツが
どれだけ
豊かで
温かいかを
実感できる
この素晴らしき世界を
まだまだ
そう
まだまだ
ワタシは
手離したくない
いや
実はまだ
何も
手にすら入れて
いないのかも
しれないのだから