ワタシは
相当視力が
悪い
裸眼で
0.1くらい
その時
世界は
温泉郷のよに
煙りたち
ゆらめく
視力がいい頃は
目を細める表情や
眼鏡をクイッと
上げる仕草に
憧れたモノだ
でも実際に
いざ
そうなると
不便で不憫で
仕方ない
これに
老眼も加味されるなら
オーマイガーッだ
でも
現状を知るコト
受け容れるコトが
最善の策
曖昧や朧ろ気も
時には
必要なのかもしれない
そんなふうに
捉えられるように
なった気がする
衰えゆく体力
廃れゆく若さ
喪っていく自信
弱さも強さに
変える
底力や
感情の振り幅を
一定に持っていこうと
する経験値は
逆に
年月の積み重ね
からしか
得るコトは
出来ないのだから