春は
目に映る
やわらかな色彩が
溢れている
春は
頭に浮かぶ
美しいコトバが
溢れている
春は
ココロに浮かぶ
たったヒトリが
だれよりも
あたたかく笑う
キミに
手紙を
書こう
出せないけれど
返事はいらないけれど
「桜の花の咲く頃に」
~渡辺美里~
郵便受け 水色の手紙
右あがりの丸い文字
元気ですかと たずねるほど
時間がたってるわけじゃないけど
度の強いメガネ 片方のえくぼ
因数分解を いつも教えてくれたけど
恋の答はみつからないの
覚えていてね 想いだしてね
さくらの花の咲くころに
覚えていてね 想いだしてね
風の強い春の日には
砂ぼこり からっぽのフィールド
ぽつんと立ってみた
ころんでも 傷ついても
風に吹かれて 手あてもせずに
春の雨がこんなにまでも
冷たいなんて…
知らずにいた自分と
さよならをするときかもしれない
けんかした日も なげだした日も
輝きにかえてゆくよ woo…
うれしいときも つらいときにも
あの歌を口ずさむの
覚えていてね 想いだしてね
さくらの花の咲くころに
覚えていてね 想いだしてね
風の強い春の日には
けんかした日も なげだした日も
輝きにかえてゆくよ woo…
覚えていてね 想いだしてね
風の強い春の日には