出掛けた先
で
硝子の欠片
を
つい
拾ってしまう
いつもならば
長い年月
晒された
其れ
は
適度に
くすみ
程よく
角が取れ
イイ感じ
なのだけれど
今日のは
ひと味
違う
割られたてホヤホヤ
と
でもいいましょうか
12月の青空
が
零れ落ちてきた
みたいな
クリア
で
シャープ
で
少しだけ
緊張感ある
欠片
不思議なコト
に
周りには
仲間が
見当たらず
たった
一片だけ
見つけてもらうのを
待っていたかのよう
で
不思議な縁を
感じてみたり
手に取って
空に
透かして見る
赤ちゃんの瞳
みたいに
其れ
は
まっすぐ
に
即座
に
答え
を
返してくれた
気が
した
〜貫きなさい〜
と
まるくなるコト
や
誰かを傷つけるコト
ばかり
を
気にしたり
怖れたりする
よりも
自身の中
の
純粋なる欠片
を
信じてあげなさい
と
守ってあげなさい
と
答え。
は
いつも
見上げた先
に
在る
何処までも続く空
とか
キミの笑顔
とか