
俺はおとつい死んだから
もう今日に何の意味もない
おかげで意味じゃないものがよく分かる
もっとしつこく触っておけばよかったなあ
あのひとのふくらはぎに
〜谷川俊太郎「ふくらはぎ」〜
いつも
完璧
な
ワケ
じゃない
空
も
ヒト
も
ココロ
も
足りぬ
モノ
充ちぬ
モノ
にも
意味
は
在って
それすら
いとしい
と
想えたなら
それ
は
きっと
もっと
輝き
を
増す
うらめしそう
に
雨空
を
にらみつける
より
お気に入り
の
レインウェア
に
身
を
包み
軽やか
に
歩もう
いつも
いま。
を
愉しみ
いま。
を
愛する
それが
幸福
の
条件
雨
が
上がった
頃
に
は
きっと
キミ
に
逢える
かな
ボク
の
ココロ
も
きっと
晴れる
かな
