文を通わす
なかなか 其の機会も少なくなってきた
年賀状も ひとしく
数年前から 頂いた方へ
差し出すようにした
子どもたちが幼い頃は
成長記録でもあったけれど
近年は SNSもしているせいか
改めて報告するコトも淡くて
数少ない文友は
淋しいというより 有り難い存在だ
ヒトは
ーそっとしていて欲しい寂しがり屋ー
天の邪鬼という妖怪の
仮の姿なのかもしれぬ
指示も支配もされたくないが
支持や賜杯はされたいモノ
たしかに
文友の面々は
ワタシに何も望まぬし
ワタシも何も望まぬ方ばかり
でもきっと逢えば
日々通わせているかの様に
自身のコトバを交わし合うだろう
なかなか逢えぬご時世でも
小さき作品を眺めていると
とても近くに想うモノ
文友という
標。を想い また 吾
吾の道を
進むのみ