
SNSにて
既存の白黒写真を
デジタルでカラー加工される方が
いらして
なんだか新鮮なココロモチで
先人たちのー最先端ーフォトを
日々眺めさせてもらっている
昨日1月14日は
南極越冬隊が
やむを得ず
置き去りにしてしまった
あのタロとジロが
南極大陸において
1年ぶりに発見された記念日だったそうで
その2匹の勇姿をカラーで拝見するコトも叶った
その2匹をモチーフとした
ー南極物語ー
この響きには
懐かしい
甘酸っぱい記憶が甦える
あれは
中学生の頃
想いを寄せていた男の子と
同じ学校なのに文通をしていた
(学校で遭っても照れ臭くて話せなかった)
ある日
届いた手紙に
ー今度、南極物語。を観に行きませんか?(制服で)ー
と
書いてあった
きっときっと
嬉しい筈だったのに
なんでだろう
(制服で)
に
意識が注がれて
なんだか
失望してしまい
それきり
返事を書かなくなってしまった
ワタシは
当時
兄の影響で
映画雑誌スクリーン
とかを
見まくっていたから
初デートをするならば・・
男の子は
ツイードのジャケット
で
女の子は
白襟のワンピース
そして
観るのは
外国の
恋愛映画
か
角川映画
そう
密かにイメージしていたんだよね・・
自身のツラを棚に上げて
憧れのキミを
ダメンズ扱いしたワタシこそ
現実逃避女子だったのだ
いま想えば・・
カレには
その後
ー時間にルーズ過ぎるー
と云う
優しくも
手厳しい
理由でフラれたけれど
カレは
その後
南極物語を誰かと観たのかな
そう考えると
これまた
すっかり
おばあちゃん。呼ばわりされている
自身のコトは
棚に上げて
鼻の奥が微かにツゥンとする
♪
想い出はモノクローム
色をつけてくれ〜
と
大瀧詠一氏も唄っていたけど
カラーになると
痛みや刹那さも
生々しくなりそうなので
やはり
想い出は
せめてセピア色。辺りで
手を打っておいた方がいいのかも
しれない