クリスマスに
逢う予定がかなわなかった
トモダチから
渡しそびれていたと
カードとギフトをいただいた
急に辺り一面が銀色に輝き
キャロルが何処からか聴こえた気がした
律儀で懐深いカノジョ
ずっとあたためていてくれたであろう
そのキモチに
とても救われた
今日も顔を見るコトは
叶わなかったけれど
昨今どことなく付き纏う淋しさが
吹き飛んでいった
ー毎日がスペシャルー
そんな唄があったっけ
騒ぐため
盛り上がるため
だけの
ツールも
トモダチも
要らない
じんわり
ココロに沁み渡る
纏の糸さえ在れば
どんな状況でも
何はともあれ
ー毎日がスペシャルー
なのだ
自身が健やかで
自身の大切なヒトも
健やかで居てくれたなら
ただ
ただ
ー毎日がスペシャルー
なのだ