させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

土曜日の恋人

2009-11-14 21:39:15 | 日々のこと

あっという間の週末 11月も折り返し地点

早いものですね いよいよ 来週は

島瀬公園の キラキラフェスタの点灯式です

街のあちらこちらにも クリスマスのイルミネーションが

チラホラ お目見えして ワクワクしてきます

もう サンタさんは 来ないのにな 大人だもの

ワクワクといえば 今日 私は とびきりの

ひとときを 過ごしました 

念願の よしだ屋デートです

えっ 店員の癖に生意気な~(ジャイアン風に)

と 思われそうですが よしだ屋の味を

こよなく愛する 一ファンでもあるので

一度じっくり この店の 味と雰囲気を

別の角度から 堪能してみたかったのです

そして ようやく 訪れた機会

そう 今日は サタデーナイト!

週に一度の 夜間営業日です!

山下達郎の 「土曜日の恋人」を

ハミングしながら 辿り着いた 赤い扉

その 向こうには いつもの風景 

でも どこか違う情景

私が好きな 北一ガラスの ランプを

キラキラ 見上げられる特等席

へえ~ 意外と 椅子の高さが 低いんだあ~

そんな 新鮮な 発見に ジ~ンとしつつ

オーダーしたのは 最近ずっと気になっている

「カキのみそ汁定食」 メインは トンカツと

ちょっとリッチに サバの煮付け(私は断然腹身派です)の

二大好物にしました 口いっぱいに広がる カキの旨み

脂がのって しっかりした味わいの 煮付け

サクッと カラッと 揚がった トンカツと

シャキシャキ ヘルシーキャベツの千切り

炊きたてご飯に 小鉢の 冷や奴

噛めば噛むほど深い味わい きんぴらごぼう 

ジューシーな マカロニサラダに至るまで

栄養 味わいともに バランス抜群フルコース

一口ごとに これまた ジーンとしながら 頬張りました

食後のお茶を しみじみ味わいながら

静かに流れる ’50年代のジャズピアノと

昼間とはガラリと雰囲気が変わる

外の 街灯りを ぼんやり見ていると

タイムスリップした 気分になりました

懐かしいような 温かな場所に

そして それと同時に お客様が

何を欲し 何を求め 何にホッとして

いただけるのか 少しだけわかった気がしました

帰り道 今日一日を 振り返り

「環境」って 本当に 大切だな~と 思いました

ずっと そこに 留まりたくても 歩きださなければいけない時

逆に 自分の居場所じゃないような 淋しさや 

居心地の悪さが つきまとう時

どんな理由でも そこに 居る意味がある

楽しい時は 没頭(「妄想」並みに 好きな言葉です)し

しんどい時は 少しでも 痛みをやわらげる術を 考える

現状を 楽しむ 受け入れるコトが 

何より 「自分らしく生きる」という コトに繋がるのだから

・・・そうそう ちなみに デートの相手は

息子でした(14歳・釣り吉)

普段は 寡黙な少年ですが 彼もまた よしだ屋ファン

サッカーの師匠である 大将を ひそかに尊敬しています

ニコニコ食べる キョロキョロ見上げる私を

ジ~ッと 見ては 「楽しそうで 何より」と 笑っていました

そう 大人は楽しいぞっ!

そして 母は シアワセです

 

 

 

 

 

 

 

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ヒトスジノ

2009-11-13 19:55:05 | 日々のこと

今日 嬉しい知らせが ふいに届きました

私の二十数年来の心友から 元気になったよ!と

彼女は 出会ったころから 聖母マリア様並みの

慈愛に満ちたほほ笑みで 全てを受け入れ

包みこんでくれるオーラを 放ってるかのようでした

私も 進路や恋愛で 悩んでいるときに

何度も 励まされ 救われたなあ・・・

中学校の近くの 河原で 何時間も 話したり

明日もまた 学校で 逢えるのに

何枚も 手紙を したためたり

本当に 心地よい時間を 紡ぐ才能の持ち主でした

ここ最近は お互いに 忙しく 

目指すモノ 向き合うコトが

それぞれに 枝分かれして 

気配だけを 感じて 日々を送っていた中で

ふいに カノジョが 体調を 

崩してしまったことを知りました

今まで 私にとって カノジョが そうであったように

自分が 一番の理解者だと 自負していたのに

無力さを まざまざと 思い知って 落ち込みました

でも そんなコトは どうでもよくて

重い扉の向こうで 頑張っているカノジョが

その扉を 開く 気力体力が また宿ることを

ただ 祈るばかりでした

そして今日 ふいに 心に届いた ひとすじの光

カノジョが また一歩 また一歩

踏み出すであろう ひとすじの道

ひとすじの涙を もう流さないでいいように

ただ 祈る これからも 

それが 私のひとすじの希望 

今日のBGMは カノジョも好きな 

槇原 敬之の「足音」

消えそうになっていても 僕には何もできないけれど

君が君の火を守る間 ずっと待っているから

愛を一つ胸に 掲げていこう

僕らの行く先には 何もないけど

愛を一つ胸に 掲げていこう

後に続くみんなの 光になるから

 

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イメトレ

2009-11-13 01:30:53 | 日々のこと

眠れぬ夜は 羊を 数える代わりに

今日あった 楽しいコトを 思い浮かべる

玉子焼きが 思いがけず 美味しくできたこと

朝の渋滞に 巻き込まれず 

鼻歌まじりに スイスイ 運転できたこと

床のワックスがけが 出来て 心までピカピカ磨かれたコト

大切なヒトと 腹を抱えて 大笑いしたコト

見上げた星空が とんでもなく 澄んでいたコト

一日の終わりは 穏やかに

爽やかな朝を 迎えるためにも

出来れば 笑顔で 出来るだけ 笑顔で

夢の中まで きっと 楽しいコトが あるかもしれない

BGMは 土岐 麻子の 「夢で逢えたら」

夢でもし逢えたら 素敵なコトね

あなたに逢えるまで 眠り続けたい

うすむらさき色した 深い眠りに 落ち込み

わたしは 駈け出して あなたを探してる

夢でもし逢えたら 素敵なコトね

あなたに逢えるまで 眠り続けたい

いい夢を 

上質のブランケットのような

心地いい夢を

おやすみなさい

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メイド イン サセボ

2009-11-10 20:48:03 | メニュー

午後から 本格的に降り出した雨は

玄関先の 紅葉したハナミズキを

すっかり 落葉させてしまいました

でも きっと それすらも 冬支度のひとつ

まだまだ先だけれど 必ず巡ってくる

春のため 新たな芽吹きのためなのだから

もの哀しいなんて 思わないでいいのですよね

春の夢を 抱きつつ まずは そこまで来ている

冬の 美味しいお知らせです

今週から 本格的に 牡蠣メニューがお目見えです

まずは プリプリ ジュワ~のカキフライ定食(780円)

揚げたてサクサクの衣につつまれた 大粒の海のミルクは

タルタルソースと レモンを ギュウっと絞って

ずっと 食べ続けたい味ですよね ボリュームも満点です!

そして 大将が朝市で 仕入れてくる 

九十九島産の 殻付き牡蠣を

食べやすいように さっと身だけ取り出し

地元産の 白菜とともに仕上げた

海の恵み汁定食(720円)

脂がのった 旬の焼き魚か 煮魚もついてくる

こちらも ボリュームも 栄養もある 定食となっています

厨房にも オーダーが入るたびに

プ~ンと 美しい海を 思い起こさせる香りが

立ち込め なんだか 人魚になったような

幸せな気持ちになります(うわっ夢子語録ですね(照))

佐世保の冬の風物詩とも なりつつある

パールシーリゾートの カキ食うカキ祭りも

先週末から 始まったようですね

こんな身近に こんなに美しい自然と

美味しい自然の産物 恵みが 豊富にあるとは

なんとも 幸せなコトですし いい環境ですよね

佐世保万歳! がんばれ佐世保!

この土地ならでわの 楽しみ 醍醐味を

じわりじわりと これからも 発信していきますね

乞うご期待くださいませ

 

 

 

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肩ごしの世界

2009-11-09 00:32:56 | 日々のこと

お気に入りのブーツも上着も

役目を果たせない程 ムワッとする 気候の休日でした

もうすぐ秋が サアーッと引き潮のように 終わってしまうと

なぜか 確信に 近いものを感じ

洋梨や柿 はたまた イチジクのジャム入り紅茶まで

秋の痕跡を ビッチリ 身体に 

浸み込ませるように 味わいつくしました

もう二度と逢えないであろう 今年の秋を 想って 

そんな秋のフィナーレに ふさわしいイベントに行ってきました

街の中心の美術館にて 二年に一度行われる

オランダの花やさんの 作品展

3フロアーを 埋め尽くす アーティスト達の

壮大なスケールの作品の数々

テーマが 「旅立ち」と云うこともあって

「見送る」という立場の

傍観者である 私には

どれもこれも 切ない情景でした 

たくさんの 色彩に 溢れているというのに

なぜか 静とか モノクロという 表現が似合う空間

油断したら 泣いてしまいそうな ココロモチ

まるで巡礼のようで 神聖な時間でした

今まで 自身が経験した 旅立ち

見届けてきた 旅立ち

そして これから 実感するであろう 旅立ち

それらを 思い巡らせ 辿り着いた 最終フロアーでは

ちょうど 以前から 気になっていたけれど

タイミングが 合わず 聴きそびれていた

重松 壮一郎さんの ピアノライブが 行われるところでした

初めて お目にかかる 重松さんは

私の愛読書 「ハチミツとクローバー」に出てきそうな 

繊細さと 強い意志を 不思議なバランスで

保ってらっしゃるような方でした

独特の空気感に 会場が包まれ

彼が ピアノに 寄り添うかのようにして

演奏が 始まると そこは深い森のようでした

ちょうど私が 座っていた 場所からは

作品の一部である蔓が 彼に絡みついているように

見えたので なおさら 樹海をさまよう光景と

シンクロしてしまいました

エリック・サティを 初めて聴いた時

この世の 哀しみに 音が あるならば

きっと こんなふうだろうなと 思いました

でも なぜか決して 辛くはない 救われる音

今日も あの頃と 似ている感覚でした

不安や 動揺 迷いや                                                                                                                                                      

絶望に 音があるなら・・

でも その先には 希望とか 向上が

きっと 待っていてくれると

ハッピーエンドを 期待させる 音の世界観

演奏後に 主宰の 吉村舞さんと

重松さんが ともに 口にされた言葉

「ものを 生み出すということは 向き合うことであり

対話の中で 自然と 見えてくるものを

カタチにして 送り出すこと

また 不安や 考えなければいけないことが

多すぎて グルグル溢れそうな時は

できるだけ 頭や 心の中を カラッポにしてみる

そうすることで 目の前だけではなく

その向こうの 背景にまで 目を向けることができるから」

私なりの解釈だけれど

目先の状況や変化に すぐ動揺してしまう自分自身に

送られたエールのようで 救われました

ずっと その空間で 感じていた 切なさは

自分の心に 入り込んでしまったかのような

心にある 暗闇を 作品達に そして 音楽に

見透かされてしまった 動揺があったのかもしれません

これからも 心を映すモノたちに 支えられ

もっと 広く もっと 向こうの

肩ごしの世界まで 眼差しを向けていこう

まだ見ぬ きっと素晴らしい 無限の世界へ

 

 

 

 

 

 

 

 

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アタタカナヨルノコト

2009-11-08 00:08:04 | 日々のこと

よしだ屋の夜間営業も 三度目となりました

すこ~しずつですが 浸透してきているようで

日中とは また一味違う 空間となっております

いつもより 少しゆったりとしたスピードで

時間も流れているようで

ランチタイムには なかなかお客様と

お話することができない分

夜は お食事のお邪魔にならぬ程度に

あれこれと お話させていただいたり・・

とても 嬉しく思います

メニューも 夜限定バージョンを プラスして

一日に 二度も来てくださる 常連さんや

お仕事帰りの お腹ペコペコさんにも

満足していただけたらなあと スタッフ一同

アレコレ思い巡らせています 乞うご期待!

閉店後 BGMのチェットベイカーを聴きながら

しみじみと よしだ屋でお仕事させていただいて

よかったなあ・・と 今日一日を振り返っていました

何でも なにげなく やり過ごすことができれば

いいのかなと 思う時もあるけれど

何をするにも そこに居る意味とか

プラス 自分らしさとか 考えられたら

湧き上がる想い 解き放たれる言葉にさえ

重みや 奥行きが生まれるのかも

帰り道 自分へのご褒美

一杯の コーヒーとアップルパイ

見上げた空の ほほ笑む月

今日もいい一日だったな

そう きっと明日も

 

 

 

 

 

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カタスカシ

2009-11-06 19:46:51 | 日々のこと

あっという間の週末ですね

年末に 向かうにつれ

一日のスピードが 増しているような気がしますね

気持ちばかりが 焦ったり

ポツンと 時間に

置き去りにされたような 気分になったり・・

自分の中の 時差ボケを うまく調整できないことがあります

そんな時は どうすればいいんだろう

台風が通り過ぎるのを じっと待つように

もがかず 慌てず 立ち止まるに限るのかな

私は よく「ドラマチック症候群」だと 云われます(笑)

自分でも そう思う 

日々 変化を求めたり 自分の中で

答えを 勝手に 生み出し 一喜一憂してみたり

平穏を 何よりも願うのに 平凡で終わるのが コワイ

昔からそうでした 現実と向き合うことが

とんでもなくコワイ時が あるから

過ぎてしまえば そんな大問題じゃなかったりするのにな

たいていは そうなんだって わかってるはずなのにな

ヒトに期待しすぎたり 自分を過信したり

もっと 目線とか プライドとか 姿勢を 低く 低く

今日一日が 無事に終わるということが

何よりも ありがたく ドラマチックなんだと

実感することさえ薄れている この世界と 

私自身に 喝!

 

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メメント・モリ

2009-11-05 05:11:17 | メニュー

おはようございます

夜は 一段と冷え込みましたね

みなさん 体調は万全でしょうか?

寒さに負けない ホットメニュー

豚うどん定食(750円)が人気です

たっぷりの味噌汁に うどん半玉分と

長崎県産の 豚肉と分葱が入っており

お互いの栄養と旨みを 引き立てあっています

それに 常時7,8種類あるメニューの中から

お好みの焼き魚か煮魚をチョイス!

プラス 新米のガス釜炊きたてご飯に 

日替わり手作りお惣菜と やっこ 香の物が

ついてる 男性にも充分の ボリューム定食!

ぜひ お試しくださいね

この冬を ガッツリ乗り切りましょう!

心にもビタミンを・・ということで

最近 お風呂で読書を 復活させました

肩まで浸かって 身も心も

生まれたての赤ん坊みたいに 解きはなしてあげる

大切なヒトに ギュウっとしてもらっているような 至福の時

読み物は たいてい すうっと吸収しやすい物ばかりで

ベタな物ばかりですが 大好きな本たち 

「ノルウェイの森」・・ワタナベくんと緑の 会話や関わり方が理想的です

「サヨナライツカ」・・沓子の 深紅の情熱と激しさ 一途さにクラクラきます

「急行 北極号~ポーラーエクスプレス~」・・C・V オールズバーグの絵本

夢溢れるストーリーと 美しい絵画(というべきかな)に 瞳がキラキラします

そして 一昨日は ずっと気になっていた映画

「死ぬまでにしたい10のこと」の 原作ノベライズ本をチョイス

限られた時間しかないと知って 

ヒトは どう そのわずかな希望の光を 生きるのだろう

ワタシだったら 何をするかな 何を想って 終焉を迎えるかな

この作品の主人公には 2か月というあまりにも短い時間しか

残されていなかったのだけれど

みんな 「その時」が 予測できないだけで

ある意味 この世に 生を受けた時から

そこへ 向かって歩き始めているということなんですよね

ただ せっかく ヒトとして生まれたのだから

恋をしたり 美味しいもの食べたり 五感を揺さぶるアートに出会ったり

勉強したり ケンカしたり 嫉妬したりして 

「生」を 実感して 感謝する

「メメント・モリ」・・「生をして 死を想え」

すべての 始まりも 終わりも

偶然ではなく 必然なんだと

そう思って このレース 走り抜けたいですよね

たった一度の そうかけがえのない 人生だもの

 

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店休日のお知らせ

2009-11-03 07:30:11 | お知らせ

おはようございます

さすがに 霜月といわれるだけあって

グーンと冷え込んできましたね

寒いのは苦手ですが やっと大好きな ニット帽や

おろしたてのブーツで さくさく闊歩できます

玄関先のハナミズキも いつのまにかキレイに紅葉していて

落葉までのつかの間 日々の生活を彩ってくれそう

それぞれの季節の 楽しみ方 味わい方を

あれこれ 思い巡らせ ニンマリする 

人生を何色に 染め上げるかは 自分次第なんですね

さて 今日は 文化の日 

よしだ屋は 店休日となっております

みなさんは どうやって過ごしますか?

スポーツや音楽鑑賞  読書に 創作活動

いやいや 掃除に 洗濯・・ 私は 夢と現実を

行ったり来たりの休日になりそうです

どんな時間も 平等に 

贔屓せずに 大切にしよう 

空も 山も この部屋さえも

当たり前の 広がりなんかじゃない

すべてが 人生の学び舎なのだろうから

 

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ユビサキ

2009-11-01 20:31:08 | 日々のこと

今日 たくさんの 指先の魔法を見た

まずは tintにて

知人の babyのお誕生祝いに

とても ステキな色合い風合いの 膝掛けを選んだ

それに オーナーお手製の おすましスタイも添えて

tintを 訪れるようになってから

私は プレゼント選びが さらに楽しくなった

そこにあるのは ほぼ一点ものだし

どれも 丁寧な手仕事を している

きれいな指先を 想像させる 作品ばかりだし

また それらと わたしたちを 結ぶ

オーナーの 指先は とても温かい

そっと 小川の流れに 

願いを込めた 笹舟を 

迷うことなく辿り着くようにと 祈りにも似た 指先

その後 訪れた ルナ・ロッサのピアノライブ

ピアノという 楽器が 奏でているのではなく

指先そのものが 心の機微を 発信しているのではないかと

聞き手に イメージさせる 繊細かつ 力強い指先

そして 両の手に 抱きしめ 頬ずりしたくなるような

小さな赤ちゃんの 指先

女として 生まれたコト 女として 愛されるであろう

素晴らしい未来を しっかりつかんでみようと

意志を感じさせる 壊れそうなぐらい小さいのに

ドキリとするぐらい 愛らしく 真っ新な指先

たくさんの 美しい指先 優しい指先 温かな指先

それらが 指し示すのは 

それを求める 指先

二度とほどかれることのない 心と心

 

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