昭和的情景

石元泰博さんの

図録をいただいた

２５日まで

佐世保市博物館

島瀬美術センターで

巡回展が行われている

クールなのに

体温が高くなるような

人間臭さを

感じさせる写真家


街角は

集う場所であり

すれ違う場所でもある


路地裏に

時代を見たり

現実を見せつけられたり


追い込まれた

袋小路から

見上げた空は

微かな希望だろう


開放的な砂浜の

上に広がる空は

絶望的だったりも

するのだろう


いつかのキミに

出逢える気がする


あの頃のワタシが

少し怯えて

こちらを

見据えている

そんな気もする


氏の作品の

真の被写体は

アナタなのかもしれない

ＣＯＭＥ ＴＯＤＡＹ

昨夜は

アルカス佐世保で

行われた

渡辺貞夫クインテット

ジャズライブへ

行ってきました


枯葉舞うこの季節

本当に

ジャズはピタリと

似合うもので

久しぶりの

高揚感でした


好きなアーティストは？

と問われると

すぐさま浮かぶけれど

こうして

ライブを体感すると

奏でるというコト

魅了するというコトは

ヒトツのチカラでは

ないんだなって

思います


引き込むモノ

惹き込まれるモノ


発光発色するモノ

それを縁取りし

際立たせるモノ


相互作用

相乗効果


音楽にとどまらず

全ての関係性に

云えるコト

なのかも


ボクは今日も

紡ぎだす

奏でる

唄いあげる


キミとの糸を

キミとの日常を


キミへの

ラブソング

を

微力は美力

スタッフのMちゃんに

「マユミさんは

美魔女世代ですね～」

と云われ

目が点になった


先日までは

妙齢とか

アラフォーなどと

括られて

いた

この「頑張り時世代」への

称賛または

配慮なのだろうかね


昨日は

急遽

お祝いの席に

出席させて

いただくコトになり

こざっぱりテイストで

日々過ごしているので

大慌てで

入学式の時に購入した

ワンピースを

引っ張り出し

友人であり

美の師匠である

サキ先輩のもとへ

駆け込み

なんとか

華やいだ雰囲気を

醸し出して

もらった


一筆描きメイクの

自己流が

恥ずかしくなるくらい

丁寧に

水彩画でも

描くかのように

仕上げてもらった

自分の顔は

自信に満ち溢れ

小皺も

年輪のように

深みすら

感じさせてもらえた


やっぱり

女の子は

可愛いね可愛いねと

育み

女の子を過ぎたら

輝け輝けと

美の呪文を

唱えて

あげるのが

セオリーなのかも


微力が美力に


その時々の

うれしい！

たのしい！

大好き！

を

見逃さないように

諦めないように

感謝できるように

ピカピカ

ピカピカ

磨いていきたいですね


それにしても

このヘアースタイルに

この襟とは・・

蓮訪か～い(笑)

わたしがいちばんきれいだったとき

素敵なヒトは

どんな素敵な

日常を

送ってらっしゃるの

そう思う瞬間が

あります


背景も含めた

その方の

人となりを

知りたいと

思う

魅力的な方々


詩人茨木のり子さんも

そんな方のヒトリ


茨木のり子の家


それを読んで

彼女の無造作な

脱け殻を

垣間見て

ますます

想いは募るのでした


彼女の詩には

己れを

諭す場面

どうにもならない

世相や他者との

波や歪みにも

染まらないという

太い芯があるのです


吹いても消えない

情炎を

ワタシも

点し続けていたいな



わたしが一番きれいだったとき　
　　　　　　　　　　　　　　　茨木　のり子


わたしが一番きれいだったとき

街々はがらがら崩れていって

とんでもないところから

青空なんかが見えたりした

わたしが一番きれいだったとき

まわりの人達がたくさん死んだ

工場で　海で　名もない島で

わたしはおしゃれの

きっかけを落としてしまった

わたしが一番きれいだったとき

だれもやさしい贈り物を

捧げてはくれなかった

男たちは挙手の礼しか

知らなくて

きれいな眼差しだけを

残し皆発っていった

わたしが一番きれいだったとき

わたしの頭はからっぽで

わたしの心はかたくなで

手足ばかりが栗色に光った

わたしが一番きれいだったとき

わたしの国は戦争で負けた

そんな馬鹿なことって

あるものか

ブラウスの腕をまくり

卑屈な町をのし歩いた

わたしが一番きれいだったとき

ラジオからはジャズが溢れた

禁煙を破ったときのように

くらくらしながら

わたしは異国の甘い音楽を

むさぼった

わたしが一番きれいだったとき

わたしはとてもふしあわせ

わたしはとてもとんちんかん

わたしはめっぽうさびしかった

だから決めた　

できれば長生きすることに

年とってから

凄く美しい絵を描いた

フランスの

ルオー爺さんのように
　　　　　　　　　　　　　　
ね

キミの香りに包まれたいよ

冬の匂いが

そこいらから

放たれています

乾いた風

たちのぼる湯気

暖房の攪拌


肩をすくめ

腕を組み

哲学者のように歩く


カサカサ落ち葉

項垂れる草花


全てが

冬の膜を

貼る前に

鮮やかさを

喪う前に


キミに告げよう


今年の冬も

笑っていようよ

今年の冬も

一緒にいようよ


キミの香りに包まれて


体温を取り戻す


街も

そして

ボクも

Moonlight Serenade

ここ数年

とても気に入っていて

飾ったり

プレゼントしたり


西海町雪浦在住の画家

桑迫賢太郎さん

と

グラフィックデザイナー

山崎加代子さん

による

コラボカレンダー

２０１３「月と詩集」


バードモナミ店内にて

販売もしていますよ

１，５７５円(税込)


やわらかな色彩

月の満ち欠け

思わず撫でたくなるような

生まれたての世界

是非ご覧になって

くださいね


ワタシは

この惑星に

生まれたコトを

嬉しく思います

見上げれば

高く広い

昊があるから


ワタシは

ココで

息づくコトを

誇りに思います


こうして

キミと出逢い

通わせ合う

奇蹟を

知るコトが

出来たから

３６６日

ワタシは

今は

この唄だなぁと

思ったら

車中などでは

エンドレスリピート

してしまう

習性があります

そして

一生分聴いた

かのように

魔法が溶けて

次なる名曲を

探し求めて

マルコポーロは

旅に出るのです


ま

凝り性飽き性

って話ですね


世界中の唄は

すべて

何らかへの

ラブソング

だって

誰かが云ってました


唄に限らず

日々の

かかわり合い

叱咤激励も

すべては

愛の為せる業

というコトなのかも


汝すべてを受け入れよ

は

汝すべてを見ようとするな

でも

あるのかも


話がそれましたが

タイトルは

ＨＹの名曲

ムスコのiPodから

ふいに聴こえてきて

胸が締め付けられました


泣き唄のツボが

似ているのかな

セカイノオワリの

眠り姫も

教えてもらったし


ちなみに

ムスコは

シャ乱Qの

シングルベッドが

今の泣き唄

だそうな


おいおい

どんな

想い出が

あるのよ～

やさしさに包まれたなら

小さい頃は

神様が居て

不思議に夢を

叶えてくれた


ユーミンも

そう

うたってたよね


守られていたんだ


ウソ寝のおんぶ


エプロン姿の

サンタクロースからの

冴えない文房具の

プレゼント


酔っ払い父さんの

巨大なレディーボーデン


家業の配達が

唯一のドライブ


何にもなかったけど

いつもあった

頭の中に

ココロの中に

ワクワクするキモチ

明日はもっと

笑ってるって

子供ながらの確信


遊び疲れた帰り道

雲間に

光が洩れていて

神様が降りてくる！

そう信じてた

流れ星は

滅多に見れないから

この時ばかりと

あれこれ

願いを唱えていたよ


神様はいるのかな


あの頃は夢の彼方なのかな


久しぶりに

綺麗な

日暮れの昊を

ぼんやり見上げて

考えていた


神様はいるよ


あの頃は

きっと

今ここに

繋がっているよ


あの唄の

最後はそう

こんな歌詞だった


目に映る

すべてのコトは

メッセージ

秋からもそばにいて

ちょいと

贅沢な

お蕎麦のランチ

トモダチが絶賛

していた

川棚にある

「天空房」さん

いけめんとめんこいセット

ちょいと口にするのが

照れ臭かったけれど

内容は絶品三昧でした！


入店すると

何故か

警察官に

間違えられ
(ピーコートだったから？)

食事中は

これまた何故か

小さな小さな

蟷螂の赤ちゃんが

こちらを凝視

している様が

愉しかったなぁ～


お蕎麦屋さんにも

ひとりで行っちゃう

自身が淋しい

気もしますが

食べたい時に

いただける至福

これに優るものなし！


そうそう

タイトルは

そばにちなんで(笑)

南野陽子の名曲です

「話しかけたかった」

とか

イイ唄うたってたよね


あー

カラオケ行きたい！

ずっとつながっていくんだね

写真は

お馴染みの

アジサカコウジさん

最近の

日課のヒトツ

アジサカさんの

ホームページチェック

クールなイラストは勿論

マンガもハイセンス！

文章も引き込まれるし

魅力満載

実は

これを教えて

くださったのは

バードモナミの

レジェンド オブ

スタッフさん！

福岡では

実際に

アジサカさんと

面白いコト

してらっしゃる

みたいだし

なんだか

いつの日か

バードモナミにも

ご来店して

くださるんじゃ

ないかしら・・

なんて

福音が

どこからともなく

近づいているような・・


昨日も

偶然

イベントで

高校時代の

新体操部の

同窓生に

再会し

一瞬

タイムスリップ

したようでした
(レオタードはもうムリだね)

体育文化館での

ハードな練習の後

ジャージのまま

寄って

照れながら

周りを気にしながら

パフェを

夢中で食べたのは

このバードモナミだったし！


色んなコトが

繋がって

花を咲かせ

実を結ぶ


天体ショーみたいに

それは

いくつもの

具象が重なり

まったくの

偶然ではなく

記憶に残る

ココロに居座る


ワタシを

カタチづくって

くれてるように

誰かの

ココロにも

居座るコトが

出来るのかしら

拭っても拭いきれない

染みではなくて

そうそれが

笑顔の記憶ならば


どんなハローも

どんなグッドバイも


そう

すべて

サンキュー！


なのだ