
憶えば
いちばん
カレ
の
晴れ姿
を
観る機会
が
少なかった
の
では
なかろうか
三人兄弟
の
末っ子
サッカー
を
ずっと
頑張っていた
長男
日々
華やかに
進化していった
長女
此方が
探して来る前
に
自身
の
道
も
自身
の
望むコト
も
自発的
に
叶えてきた
上二人
は
ワタシ
が
育てた
と
云うより
育ってくれた感
が
否めない
そんな
二人だから
齢の離れた
末ムスコ
の
コト
も
ダメダメかあさん
に
代わって
かなり
育んでくれた
気
がする
愛情
を
たっぷり
受けた
末ムスコ
は
それは
それは
愛らしく
優しく
育ってくれた
でも
あまり
主張
を
せず
穏やかな
物腰
なので
尚更
ワタシも
甘んじてきてしまった
学校
の
面談
に
行くたびに
結構
驚かされていた
ークラス1のひょうきん者でー
とか
家では
想像つかない
印象
だった
ムスコ
と
云うより
マゴ
みたい
そう
想いながら
見守ってきた
カレ
だけど
上二人
が
家を出る
と
俄然
目が行き
気が行き
言葉を交わす機会
も
増えた
相変わらず
家では
ひょうきん者
には
ならないけれど
口数少ない
ながらも
自身
の
然りとした
世界観
を
聴かせてくれる
逞しさ
を
いつのまにか
培っていたようだ
昨日
は
その
根源ともなった
高校
の
部活動
の
九州大会
を
観戦に行った

フィールドホッケー
の
キーパー
を
担っている
ーだれもなるヒトがいなかったからー
そんな
理由で
志望した
カレ
の
ココロ意気
には
ハッとさせられた
遊園地
の
着ぐるみ
みたいな
防御衣
に
身を包み
新幹線
と
同じくらい
の
速度を持つ
至近距離から
放たれる
シュート
を
全身
で
止める
炎天下の頃
親友
が
部活を辞めた時
カレ
も
自身
の
方向性
に
悩んでいたようだった
その頃
には
ずいぶんと
母親目線
に
成長していった
ワタシ(笑)
は
ただ
ー自分で決めたコトしか
きっと納得出来ない筈よー
そう
告げるに留まり
成り行き
を
見守るばかり
だった
カレ
が
カレなり
に
壁を越えてくれた
そう
汲み取れた時
は
心底
うれしかった
その度
に
目線
と
口角
が
上がってきているから
きっと
カレ自身
も
納得して
いま
此処
に
こうして
立っている
の
だろう
昨日
の
結果
は
残念ながら
負けてしまったけれど
ワタシには
カレ
の
そして
チーム全体
の
日々の成果
が
手に取るように
伝わってきて
まさに
晴れ舞台
の
晴れ姿
だった
と
想う
あと
一年
どんな
成長
を
果たすかな
どんな
進化
を
遂げるかな
毎回
応援には
行けないけれど
ココロ
で
ココロ
から
エール
を
送り続けていきたいな
きっと
一生モノ
の
輝き
と
一生モノ
の
仲間
と
過ごす
今
が
日々
が
カレ
の
原動力
と
なり
どんどん
遠く
どんどん
高く
羽ばたいて
いくんだろうな
眩しい
晴れ姿
見せてくれて
ありがとう
